長いトンネルは暗闇が続き、その先に光は見えないままだ。

 ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智は、現地時間18日のシカゴ・カブス戦で5試合連続となる先発出場を果たしたものの、4打数無安打に終わった。これで打率は.167、まさに今季開幕からの不調が数字となって刻まれている。
 

 これで直近6試合では18打席でわずかに内野安打が1本、月間打率は4月が.185、今月に関してはさらに下回る.145と、復調の兆しが見えない状況が続いている。

 そして、この泥沼から抜け出せない日本人スラッガーに対しては、現地識者からも厳しい反応が寄せられている。

 ピッツバーグで活動するスポーツライター、ジェイソン・シスラー氏は自身のTwitter上で「ヨシ・ツツゴウは現在OPS.488。球団拡張が始まった1961年以降、30試合以上出場したパイレーツの一塁手によるワースト1位」とツイート。さらに「ヨシ・ツツゴウより、一塁手として(同僚の)マイケル・チャビスをプレーさせる必要がある。チャビスは典型的な1Bではないが、ヨシより彼の124 OPS+(リーグ平均からの傑出度を測る指標。100以上だと高いとされる)をラインナップで見たい」と、筒香をベンチに下げるべきと言及している。

 チームとしても勝率は5割を切り、打線全体が低迷しているパイレーツ。その中でも開幕から波に乗り切れずにいる背番号25はなおも我慢の日々が続く。再び、筒香のバットから快音が聞かれる日は訪れるだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/903a38bfcba6328a4e0c2e2df895e56a67b2c799