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ハンバーガーの味が分からない
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0001それでも動く名無し
垢版 |
2022/05/21(土) 16:29:09.86ID:Ii8vMgYm0
車の運転中に思い付いた小話

「お腹すいた」
少年がベンチに腰かける。今日は晴天でとても天気が良い。
空はハンバーガーの包み紙を開こうと、手をかけた。
「よこせ!」
「あっ!?」
横から背の高い少年がひったくりをする。彼は一目散に去って行く。
「待って!」
空は慌てて追いかけた。いつも逃げ足は速いと言われるけど、大好きなハンバーガーは特別らしい。
ひたすら彼をおいかける。すると、大通りの交差点が見えてきた。彼は逃げることに夢中で、赤信号に気付かない。
(あっ)
案の定、トラックに跳ねられる。ハンバーガーは、衝撃で足元に落ちる。
拾おうとした刹那、青い鳥が咥えて飛んで行った。
「...」
空は青い鳥が見えなくなるまで空を眺めていた。

翌日。
お墓に女性が佇んでいる。墓石を楽しげに見つめながら。
三十歳前半くらいの、細身で髪の長い女性だ。
「今日は、あなたの誕生日よ」
そう言って、彼女はハンバーガーをお墓に供えた。
0002それでも動く名無し
垢版 |
2022/05/21(土) 16:35:46.25ID:UqJSTQf/d
Jでやれキッズ
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