英メディアの『Franchise Sports』はリードオフバッターの特集を組み、MLB歴代リードオフバッター10人を選出した。

 ランキングでは、3位にマリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が選ばれた。
同メディアによると「野球の歴史上、イチロー・スズキほどリードオフスポットに適したタイプのアプローチを持っている選手はほとんどいないだろう。
彼は常に接点を求めて打ち、塁に出る方法を探していた。そのことが、彼のキャリア打率.311とMLBキャリア通算3,089安打を説明している」と称えている。

 イチロー氏は日米通算3604試合に出場し、歴代最多4367安打を放ち、マリナーズの球団殿堂入りを果たした。

 また、同メディアは「MLBのシーズンシングルヒット記録を樹立し、他のリードオフヒッターを凌駕する存在となった。
リードオフホームランも歴代9位であり、パワーもあった」とイチロー氏の偉大な記録について言及している。

 このランキングでイチロー氏より上位にランキングされたのは、ティム・レインズ氏とリッキー・ヘンダーソン氏だ。

 2位のティム・レインズ氏はワシントン・ナショナルズやシカゴ・ホワイトソックスなどでプレーし、1986年にはナショナル・リーグの打撃王を獲得、通算808盗塁はMLB歴代5位。
2017年にアメリカ野球殿堂表彰を受けた。

 ランキング1位は史上最高のリードオフマンと称されているリッキー・ヘンダーソン氏で、通算1406盗塁、2295得点、2179四球のメジャーリーグの記録を持ち、
1982年にキャリアハイとなる130盗塁を達成した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec43db0f21fae351e2ff55383991481b12cb27e4