https://www.daily.co.jp/tigers/2022/05/29/0015340937.shtml

 「ウエスタン、阪神5-3中日」(28日、甲子園球場)

 再昇格へのスタンバイは整った。1軍からの指示により、調整登板で先発した阪神・藤浪晋太郎投手(28)が2回を投げ1安打無失点。最速157キロと直球の威力も十分で中日打線を封じ込めた。

 初回は2死から渡辺に今季ウエスタン4試合目で初の四球を出し、続く福田には中前打を許したが、山下を156キロ直球で3球三振に仕留めた。

 二回は16球で三者凡退。カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、スプリットを投じ、変化球の感触も確認できた。「いろんな球種でカウントを取れると投球の幅も広がってくる。そういう投球をしていけたら」と手応えを深めた。

 ウエスタン4試合で、防御率0・64と抜群の安定感を誇っており、1軍昇格の筆頭候補であることは間違いない。