0001それでも動く名無し
2022/05/30(月) 11:45:39.46ID:bECufSjd0https://image.itmedia.co.jp/l/im/mobile/articles/2205/27/l_pics_smpsdc01.jpg
2021年、日本でキャリアが発売した10万円以上のスマートフォンにて、外部メモリスロットを利用できる機種は、ソニーのXperiaシリーズとシャープのAQUOS R6(ソフトバンクより発売のLEITZ PHONE1を含む)にとどまった。SIMロックフリーで展開されたハイエンド機でもASUS Zenfone 8 Flipに限られる。
ハイエンドと呼ばれるスマートフォンで外部メモリスロットが利用できなくなりつつある理由としては端末の性能の向上、スマートフォン本体のスペース確保の難しさなどが挙げられる。
近年の高価格帯のAndroidスマートフォンでは「UFS3.1」と呼ばれる規格のストレージを利用している。こちらの読み出し速度(シーケンシャルリード)は規格値で約2100MB/秒となる。一方で、microSDでは一般的なUHS-I規格で100MB/秒前後となる。
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かつてはmicroSDを内部ストレージ化できることもあったが、速度差を理由にパフォーマンスの低下にもつながるため、現在ではあまり推奨されていない。
microSDはあくまで写真や動画といったメディアの保存領域なので、高速である必要はない。そのように思われがちではあるが、動画撮影に関してはそうも言っていられない現実もある。
動画撮影性能については、昨今のハイエンドスマートフォンでは、4K解像度で撮影ができるものが多い。機種によっては8K解像度で撮影できるものもあり、高解像度撮影もここまで来たかと感心させられる。
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