パイレーツは5月27日、筒香嘉智一塁手(30)を腰の筋肉の張りで10日間の負傷者リスト(IL)に登録。不振も相まって、地元スポーツメディアのラムバンターは31日、激辛論調で報じた。

 「筒香嘉智とsunk cost(回収の可能性がないコスト)のごまかし」という苛烈な見出しで「筒香はパイレーツにとって投資回収の見込みがなく、若手のためには余計な障害物にしかなっていない」「筒香との1年契約はチームにとって最悪のシナリオとなってしまった」と糾弾した。

 また、現状を「核戦争が不可避か、既に開始」で発動される“デフコン1(第一級防衛基準態勢)"だと称した。ちなみに、米国防総省が過去にデフコン1を発動させたことはない。

 同サイトは、さらに「パイレーツはなぜ筒香を解雇しないのか? それなりの金額を支払っているからだ。だが、回収の可能性がない投資をぐずぐずと引き上げないのはチームの益にならず、少なくともメイソン・マーティンの起用をトライする必要がある」とした。22歳のマーティン一塁手は今季3Aインディアナポリスで44試合に出場し、11本塁打、36打点。

 25日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックによれば、若手への切り替えを促進するのかを問われたチェリントンGMは「それは常に個々の選手によって違う。ケース・バイ・ケースだ」としつつ、「もちろん、より多くの選手にチャンスを与えたい」と含みを持たせていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab9aa9c5f1a9707693b54ed6574843b13dac759