小学校の校舎に向けてロケット花火を発射したとして、45歳無職の女が逮捕された。

警察によると、威力業務妨害の疑いで逮捕された女はきのう(6月1日)午前11時30分頃、福島県三島町の三島小学校の校舎に向けて、ロケット花火を約40発発射して授業を妨害した疑いが持たれている。

小学校からの届け出を受けて、警察が捜査していた。

三島町の教育委員会によると、花火が発射されたとき、2つの学年が屋外で授業を行っていて、校舎内に避難する措置が取られた。

児童などにケガ人はいなかった。

女は小学校の隣に住んでいて、教頭などが駆け付けロケット花火の発射を止めるように求めたが、女は花火を打ち続けたという。

警察の調べに対して、女は「花火で遊んでいただけ」と容疑を否認している。

女は2015年から「学校の子どもたちの声がうるさくて眠れない」などと苦情を寄せていた。