プロ野球・広島東洋カープの本拠地として親しまれた広島市民球場跡地(広島市中区)で2日、ファンの要望で唯一残されていたライトスタンドを重機で解体する作業が始まった。今月中旬には球場の姿は完全になくなる。跡地にはスケートボードなどを楽しめる施設が整備され、来春オープンする。

 市民球場は、原爆投下から12年後の1957年に地元の経済界の寄付などで完成。広島復興の希望として愛されたが、2009年の本拠地移転に伴って、ほとんどが取り壊された。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20220602-OYT1T50104/