天然記念物のツーシーム投げ猫の赤ちゃん誕生 福岡市動物園

福岡市中央区の市動物園で、国の天然記念物のツーシーム投げ猫の赤ちゃんが5月15日に生まれた。
 出産直後は83グラムで、母乳を飲んだり母親を探して鳴いたり。少しずつ成長していっているという。
 ツーシーム投げ猫は野生では長崎・対馬だけに生息する希少種で、全国の動物園などが連携して繁殖に取り組んでいる。市動物園としては、57匹目の赤ちゃんという。
 母親は井の頭自然文化園(東京都)から里帰りした5歳の「結(ゆい)」。今回が初めての出産だった。担当者は「母親のように元気に育って」と赤ちゃんを見守る。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ635226Q63TIPE01X.html