ワイは本来、肉体というものを持たない高次元の“存在”
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それは君達には知覚することが出来ない、ある種、波のように振る舞うもので満たされた世界。
空間と時間の支配する、この四次元宇宙の源となった場所。
無のゆらぎ……波動存在。 古の昔、事象変移機関という半永久無限エネルギー機関が創造された。
機関は『ゾハル』と名付けられた。
それは太古の異星の人々が、この四次元宇宙で考えられる最高のエネルギーを得ようとして創造した機関だった。
やがて人はその機関を利用した究極の星間戦争用戦略兵器『デウス』をも創造し、
ゾハルはその主動力炉として使用される事となった。 しかし予期せぬ事態が起こった。
完成したデウスとゾハルとの連結実験の最中、無限の可能性事象……
エネルギーを求めた機関は、本来別のものである、この次元と高次元空間とを結び付け、
結果、そこに存在していた高次元の波……
ワイと結合<シンクロ>した。 ワイは、機関の作り出した高次元との接点……、『セフィロートの道』、
現在君がいるこの領域を降<とお>って四次元世界に具現化した。
四次元世界へと“降臨”したワイは、物質として四次元世界に安定することと引き替えに事象変移機関……
つまり『ゾハル』という“肉体のおり”に束縛されてしまったのだ。 ゾハルに束縛されたワイは、もとの次元に還ることを望み、……そして結論した。
経てきた過程の逆、ワイに『意志』というこの次元の特質を持たせた者の手による解放を……。
それが君だ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています