男子1次L最終節(13日、瀋陽五輪センター体育場)
すでに1次リーグ敗退が決まっていた日本はオランダに0-1で敗れ、
3連敗で大会を終えた。
16チーム参加の現行方式となった80年モスクワ大会以降、
4度目の五輪出場で、初めて1勝もできない屈辱。
反町康治監督(44)に対する造反劇まで発生し、後味の悪い終焉となった。

06年7月の結成から2年。
反町監督は「選手の動き自体は悪くなかった」。
本気のオランダ相手に善戦したと評価した。
ところが、選手からは思わぬ言葉が続出。

「監督から“オランダは巧いから深追いしなくていい”といわれた。
それはごもっともだけどオレの考えは違った。
そんなに怖くない。
圧倒できると思ったから前から行こうと。
他の選手に話したら全員、それでいくとなった」とMF本田圭。