4番に座る右の大砲アロンソには2回の打席で死球を与えたが、右手に当たった95マイル(約153キロ)は「普通に避ければデットボールの球じゃないしスイングしていた。状態はいいって思いました」と切れ具合を確認できる1球となり、「自信を持っていきました」と振り返っている。

 今季11試合目の登板で対峙した強力メッツ打線を封じ、8度目のクオリティ・スタート(6回以上を投げ自責点3以下)を決めたダルビッシュは、プレーオフで激突する可能性もある相手に、はばかることなく言った。

「なめられては困る」

 ダルビッシュ有の凛とした表情が変ることはなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85ecf7a8690a32d8d3b0b9d47287a45082a5f423