プロレスリング・ノアの武藤敬司(59)が12日、さいたまスーパーアリーナで「来年春までには引退します」と現役引退を表明した。

 この日は、同所でDDT、プロレスリング・ノア、東京女子、ガンバレ☆プロレスを運営するサイバーファイトが年に1度の祭典
「サイバーファイトフェスティバル」を開催。第9試合終了後にリングに登場した武藤はマイクを持ち「武藤です。さいたまスーパーアリーナ、
多数ご来場ありがとうございます」とあいさつし「かつて、プロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、
ゴールすることに決めました。来年春までには引退します」とファンに報告すると、大きなどよめきが客席から起こった。

 続けて「あと数試合はするつもりです。最後までご支援よろしくお願いします」と呼びかけていた。

 武藤は左股関節唇損傷から4か月ぶりの復帰戦となった5月21日の大田区総合体育館大会の試合後に「非常に悩んでいるな。
正直さ、相手の技を受けるじゃなくて自分の技を仕掛ける時に痛みが走ったりするからよ。やっぱり気持ちが、
気持ちが…落ちるよ。近々に報告することがあります」と意味深な言葉を残して去った。この発言を受け
「武藤敬司」がツイッターのスポーツトレンド入りするなど報告の内容を巡ってSNS上では大きな反響を呼んでいた。

 その後、6・12さいたまのリング上で「報告」を行うことが発表されていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b96a08dedca50e0101bfae3e738c3efa4fdec76