0001それでも動く名無し
2022/06/13(月) 23:10:55.85ID:ZF2/g7dA0野沢「っていうのはね、私、あるときに、2月だったんですねそれが、お父さんから手紙がきて、『もう息子は病気で2月いっぱいもちません。ドラゴンボールが大好きだから、色紙にサインをいただけませんか』って」
野沢「それで私、ミキサーさんに頼んで『ごめん、テープ録ってくれる』つったら、『わかりました』つって。」
野沢「『オス、オラ悟空』つって、その子の名前呼んで、『ぜってぇに来いよ。オラが劇場で待ってっかんな。約束だぞ!』つって。映画が8月なんですよ」
野沢「そしたらお父さんから手紙が来て。『息子が奇跡を起こして見られました。本当にありがとうございました』。ベッドで行ったらしいんですよ。ベッドで行って、絶対座ることできないんですって」
野沢「そしたら、『どうしても椅子に座って見る』って言って、椅子を持ってきたら、椅子に座って見てたんですって。」
野沢「で、見られて、帰ってきて、明くる日亡くなったんですって。そのときに、お医者さんのお手紙が一緒に添えてあったんですよ」
野沢「そしたら、『ボクたちは勉強勉強して、人の命を少しでも永らえようとか、生きさせようってしてやってるんだけど、それもできなくて。アニメの力ってなんなんでしょう。ボクいま知らされました』」
野沢「びっくりしましたもう。いやもう、すごいなこのアニメの力っていって、そのときすごい感じたんですよね」