プロ野球・中日は4日、ドラフト会議で1位指名した大阪桐蔭高の根尾昂（あきら）内野手（18）と名古屋市内で仮契約を結んだ。ドラフトでは4球団が競合し、投手と野手の「二刀流」として注目を集めたが、根尾は「ショート一本で行かせてくださいとお伝えしました。（投手への未練は）ないです」と答えた。

　プロで野手として勝負することについて、「（球団側から）自分で考えてやってくれと言われましたし、自分らしく思い切りやって欲しいと言われました」と根尾は明かした。「ようやくプロの世界で一つ踏み出した。気を引き締めてこれからも練習に励んでいきたいと思っています」

　根尾の契約金は1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1500万円で背番号は未定。（金額は推定）

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