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ここ最近のゲーム業界を見てみると、たとえば『ソニー・インタラクティブエンタテインメント』は、ロシアに対して『プレイステーション』などの出荷を停止。また『任天堂』も『Nintendo Switch』といった製品の出荷停止を発表しており、世界的なロシアに対する経済制裁と歩調を合わせている形だ。

またアメリカの大手ゲーム会社『エレクトロニック・アーツ』は、サッカーゲーム『FIFA 22』からロシアの代表チームやクラブチームを、除外する方針であることを発表。ロシア軍のウクライナ侵攻が長引けば、こうした動きが強まっていくものと見られている。

そんな中で“ロシア人キャラクター”の扱いが注目されているのが、世界的に人気を博している格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズ。同シリーズには「ザンギエフ」というあまりにも有名な投げキャラが登場しているが、彼はロシア出身のプロレスラー…という設定だった。

最近『カプコン』はシリーズ最新作として、『ストリートファイター 6』の制作を発表していたが、果たしてザンギエフは登場するのか。SNSなどでは、《これスト6からザンギエフ消えるのでは?》《スト6にザンギエフは出せないやろな》《このまま行くとザンギエフのスト6参戦が難しくなりそう》《スト6でザンギエフが消される可能性…か》といった声が上がっている。

ちなみに「ストリートファイター」シリーズの投げキャラの象徴的な存在として扱われているザンギエフだが、『ストリートファイターIII』など参戦していない歴代作品もある。そのため今後の情勢によっては、「ストリートファイター 6」にザンギエフが参戦しない可能性は、十分あり得そうだ。

祖国のために戦う心優しきレスラー・ザンギエフは、今後どうなってしまうのか。ザンギエフを使い続けてきたプレイヤーにとって、悲しい結果にならなければよいのだが…。