https://hochi.news/articles/20220616-OHT1T51171.html?page=1

リーグ戦再開を前に、坂本は再加速への決意を口にした。交流戦を8勝10敗で終え、1差だった首位・ヤクルトには7差と離されたが「どんな状況であってもやるべきことは変わりません」と語気を強めた。目の前の1試合、ワンプレーに全力を尽くすことの積み重ねが、巻き返しに最も必要なことと説いた。

 得意のリスタートで逆襲に転じる。昨季の巨人は、交流戦終了時点で首位の阪神と7ゲーム差をつけられた。リーグ戦再開初戦の直接対決(甲子園)で黒星を喫して8差となったが、そこから怒とうの8連勝。一時は首位に立つ巻き返しを見せた。19年には交流戦後、リーグ戦再開から7連勝。この“リスタートダッシュ”が効き、5年ぶりのリーグ優勝を果たした。同年、リーグ戦再開後初黒星を喫するまで、坂本は打率4割、満塁弾を含む4発13打点と圧倒的な打棒でけん引。今季は打線のど真ん中の5番に座り、主役として当時の再現を狙う。