巨人がウォーカーの決勝弾で勝ち越し、平内－大勢のドラフト１位リレーで逃げ切りに成功。ビエイラをベンチから外して迎えた一戦で、原監督は平内が八回の候補に？という問いに「えっへっへっ。耳が痛いよ（笑）。やっぱり七、八、九回は攻撃も守りも非常に重要であるというところでしょうね」とニンマリだ。

【写真】たった４球で降板した井納は渋い表情でマウンドを降りる

　平内は力強いストレートを軸に、牧、宮崎、ソトの中軸をあっさりと三者凡退。九回の大勢は危なげなく最終回を締めた。

　中盤は厳しい展開だったが、井納の４球降板などがあった五回無死一、二塁からマウンドに上がった高木が好リリーフ。傷口を最小限にとどめ「京介が非常に締めたと思います。あの場面はよく１点でしのいだというかね。２点ぐらいは覚悟しながら送り出したんですけど、やっぱり肝のすわり方という点では非常に良かったと思います」と左腕をたたえていた。

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