堺市では、今年度、小学校の給食費の予算を例年通り設定していました。

3年生と4年生では1食250円。

ところが、予想を上回る食品価格の高騰によって、ことし4月の時点で1食当たり265円かかってしまったのです。

「質をできるだけ落とさずに」

そこで今は一部の野菜の量を少しだけ減らしています。

学校給食に必要な栄養価の基準はクリアしています。
ボリュームや栄養価を大きく変えることなくコストを抑えているのです。

6月24日の給食では、磯煮に使うじゃがいもの量を10%(1食当たり5グラム)減らして提供していました。

以前の同じメニューの量を再現して比べてみましたが、違いはあまり分かりません。

多くの子どもたちは変わらず給食を楽しんでいました。