「カウボーイ家族」最後の1店舗が閉店 新規出店予定なく「完全消滅」

ステーキ・ハンバーグ専門チェーン「カウボーイ家族 青山店」(北九州市)が、2022年6月30日に閉店する。青山店は「カウボーイ家族」最後の1店舗だった。

J-CASTトレンドは、春日店(福岡県春日市)の閉店で残り3店舗になると2022年2月14日、報じた。その時点でロイヤルホールディングスは事業継続について、「今後の社会状況などを鑑みて検討してまいります」と答えていた。

「カウボーイ家族」は、ロイヤルホールディングスで外食事業を担うロイヤルフードサービスが運営してきた。同社はほかに、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」や、「天丼てんや」を展開する。

J-CASTトレンドの取材に答えた同社広報課は、「新型コロナウイルス拡大以前に始まった牛肉を中心とした原材料価格の値上げと、コロナ禍での営業短縮やアルコール提供制限、人数制限の影響で客足が遠のいたため」と、閉店理由を明らかにした。

青山店は「ロイヤルホスト」1号店を改装し、2012年11月26日に開店した。あと一息で10周年というところで、営業を終えることとなる。

カウボーイ家族の新規出店は、現在計画していないとのことで、ブランドは消滅となる。マスコットキャラクターのカウボーイ一家「ハリス一族」も、これで引退だ。

https://www.j-cast.com/trend/2022/06/24440019.html