ロッテの高部瑛斗外野手(24)が26日までにインタビュー取材に応じ、東海大甲府高(山梨)の先輩で同じ左打者でもある中日・高橋周平内野手(28)から打撃の技術などをじかに教わり、レギュラー定着を目指したいと明かした。

 「ぜひバッティングのことに関しては聞いてみたい。プロでいろいろ経験されている方なので、そういう経験を含めて、どういう考え方をしているか一番聞いてみたい」

 高橋周とは4学年下にあたり、自身が入学したときにはすでにプロ入りしていた。それでも高校通算71本塁打を放った大物ぶりは後輩にも語り継がれており、「本当に高校の時からレジェンド。そこまでお話させていただける機会がないですし、高校の時からすごいなと思ってみていました」

 当時から雲の上の存在だったようで、今年6月に行われた中日と交流戦では試合前に対面することができたものの、「少しあいさつしただけ。野球談義にはならなかった」という。

 高部は3人兄弟の次男。1歳上の兄・寛斗さんも東海大甲府高OBで、現在は美容師として活躍中。月に1度、ヘアカットを頼んでおり、良き相談相手にもなっている。自身が小学2年で野球を始めたのも、一緒の高校に進んだのも兄の影響だった。