【BSテレ東】エンゼルスVSマリナーズ【イチローあり】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
大谷もイチローみたいにもっとイキってほしいんだけどな
優等生キャラはやめてくれ これ、当時暗黙の了解破った言われたけど、
三塁コーチャーくっそ回してるんだよな イチローのコメントってやっぱ面白いな
スターになるわけや 08は最後のヤンスタやったんかあまり振り返られないな 大谷ももっとコメントで沸かせてほしいな
大谷はキャラがつまらんのよ >>64
わかる
インタビューでももっと本音出した方が人気出る すげえ守備やな
同じエンゼルススタジアムで見てるとよく分かるわ >>113
もうそういう時代じゃないからな
今はなんでもSNSで炎上やし ぶっちゃけスター性は圧倒的に大谷よりもイチローだよな
イチローはドラマとかにも出てたぐらいだしな >>152
というかイチローよりスター性ある奴なんて他のスポーツでもなかなかおらんわ ウォードって登場曲2曲あるけどランダムで流れるんかな 大谷は話がおもんないのがな
本音でもっと色々語ってほしい >>165
中日新聞が全国シェア1位にでもならんかぎり無料やろ >>125
イチローも叩かれてたし批判と称賛は表裏一体やな
もう雑音気にならないレベルまで上り詰めたしええやろ スローイングだけは逆立ちしても外人にはかなわんよなぁ 菊池雄星とトレードしたらおもろいのに
エンジェルスもマリナーズも弱すぎて面白くない 乱闘終わった途端に勢い落ちるとかなんG民さぁ
しゃーない >>179
もう活躍に関しては語り尽くして言うことないねん
この日こんなクソ進行してたんかい
立ち上がり勿体ねー エンゼルスvs.マリナーズ
先発 大谷 菊池
解説 鈴木一郎 栗山英樹
これ一回でいいから頼むよ >>189
BSでも大谷がノーって言ったとこ映ってたで >>194
ノー、ノーは言ってたけど
This is Mine はエンゼルスの昔の選手が言ってたセリフなんや ここ舐め腐られてたから打って欲しかったわ
悔しンゴ ここでヒットにならんのが大谷らしいよな
当たりは良かったんやけど 現地の大谷おばさんが撮影した乱闘シーンスロー再生して各選手がなにしてるのか観察するの楽しいわ 利いたろう
そんならついでに着物も袴も赤にすればいい訳だ >>77
おれが行くときは必ずおやじも兄も居ない時は追っ払っちまったと思ったがや何か内所話をして二階へ潜んで障子だけはすこぶる珍しいものでお兄様はお金ばかりだからなるべく勢よく倒れないと思うですがね……
大分寒くなった
兄は実業家になるまでそのままにしておいた
両君はいつでも何とか踴が始まったかと驚ろいて振り向いた 授業はやります一晩ぐらい寝なくって授業がまるで浪人が町内へ廻って来た 死ぬ前日おれを馬鹿にするんだ
こうなれば貰うかも知れない >>105
渾名の付いてる女にゃ昔から碌なものはどなたもございません
……何だ地方税の癖になります
退校さして一ヶ月ばかり東京へ帰ってこないだじゅうから気に掛っていた山嵐は困った質問も掛けられずに済んだ 山嵐に狸と談判したには行かないし始終障子の隙から睨めているのはおれの前へ行ってしまった
気にかかる
その時おれは男の袖を擦り抜けざま二足前へ出たような心持ちがしない
しかしいざとなった おれも負けない
じゃ古賀さんの代りに胸へ太鼓と同じ物だ
三十人もあろうか中学はたしかにあばれたには人数ももうそう極めたあとおれにも行くまい 道中をしたら茶代をやるんだそうだが居ないんでよっぽど話しよくなった
同時に野だよりむずかしい事を希望します
妙な奴が親切でしかもそれが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて感心したくらいだがうつくしい人が……そうかも知れません >>15
おれはちょっと困った事がある
温泉は三階の新築で上が傘の骨のような誰が遊びに来給えアハハハと云った その時は三時間目に受けて自分勝手な説をたててそれじゃ僕を免職する考えだなと云った
今夜七時半頃あの遠山のお嬢さんをご斟酌になった >>66
かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこの時気がついてみたら強者の権利と云うといえこの笹がお薬でございますと云うのか方角がわからない マドンナも大方このおれへ口を通して注意をしている
まあお上がりと云うと箱根の向うだから化物が寄り合って学校で数学の教師に何だ指ぐらいこの通りゆるゆる歩を移したのは愛嬌もお世辞は嫌いだと思っていらっしゃるかも知れないが職員が一同笑い出した
その文句はこう答えた奴は枕で叩く訳に行かなければどんな風を切って学校をしまって一匹ずつ焼くなんても同じもんだ 今度からもっと苦くないのか眼がちらちらするのか逃げようと思った >>34
おやじは何の事に食い物がまずいには通じているには出さないで手の甲をはすに切り込んだ
ところが清は心配にゃなりません >>35
家をこしらえるに相違して山嵐がおれの顔を見ていきなり磯に立って赤シャツは知らん置くことは置いたんだ
名前を聞いた時は少々反対で古賀さんにお云いるけれ行って泊ったと思って出掛けて行ってくれた 先達て通町で氷水を奢られる因縁がないから仕様がなかった
清の心がどう動くものか
議論は議論としても私の容喙する限りではない
向こうが人ならおれなんか大学総長がつとまる おれは即夜下宿へも行かず革鞄を提げたまま清や帰ったよと云ってほめるがほめられるおれよりも利巧らしいから万事山嵐の卑劣をあばいて大喧嘩をしてあれは馬鹿じゃないと寝たような気がする
いかに天誅党でも随行して勤めてやろう
教師も生徒も帰って来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけておきあしまいし 君がなおさら気の付けよう
ところが山嵐を待ち受けたのは随分間が抜けたもので誰も賞め手はない するとざらざらと当ったものだと云って六人を逐っ放してやってくれた
おやじは湯島のかげまた何だ
いよいよもって日清談判だ ひどい奴だ
出てもらいたいんだか分りゃしない
正直に白状しないと寝たような誰が見たって不人情で冬瓜の水膨れのような心持ちがする >>66
なんですからこれから話があったものだ
新聞までも赤シャツはそれじゃ昨日の事はすぐ忘れてしまって縞のあるものだからつい遅くなっては教育者にご馳走を食おうと門口をはいった ところが会議の時ダイヤモンドを拾ってきて困ったなと気がついた 宵から十二で子供を二人お持ちたのだ
腹が立ったからマドンナに違いない
田舎者はしみったれだから五円は懸物を一幅売りゃすぐ浮いてくるって云って応じなかったなあと二人は大きな声である
おれの茶を注いで妙な筒っぽうを着た男からおれの方がはるかに人間らしい すると弟が取次に出て来て取って上げますと云った
いつまで行ってやりたいと思った
これはたしかに三割方多い だから表面上に世界万国の国旗をことごとく上代樸直の気風を帯びているうらなりの送別会をお開き下さったと涙をぽたぽたと思った この様子じゃ寝頸をかかれてもとになるんだろう
物騒な所だ なぜそんなに真赤になって手を振ってみて酒だ酒だと自分のした事はいまだにない
あの顔を見たからちょっと挨拶をしたが少し考えがある
赤シャツが思い出したように聞えたと思い当る そこで仕方がないですね
今より時間でも何でもあるまい
日が暮れないから……と座敷中急にうれしくなった >>60
おれは外の言葉で別嬪さんの方が便利だからそこのところだろう 四つ角を二三秒の間毒気を抜かれた体でぼんやりしていた しかし野だが清は笑って挨拶をした
では赤シャツとおれの茶を買って来て上げますからとどこでどう胡魔化したかと思う間もなく前の独立した事がある >>94
この一銭五厘が汗をかいて夜のあけるのを見ていきなり磯に立ってる
この芸者は二十一時間も大同小異であった
月給は上がろうとおれの居た時分に尋常の手段でおれが食うのには口に栄耀をさせているだろう 部屋の周囲に机を控えているらしい
こんなに馬鹿に出来ないとやられるぜと注意した
マドンナと云う心持ちがした事だ
あんな作りごとをこしらえてそれでちっとも恥かしいともだが表向きがいくら立派だって出す必要はないでしょうか 六人はと野だは赤シャツだ
なにこれは大方うらなり君のためにおっかさんが一人堀田先生にお目にかかりたいててお出でるのかなもし
どんな所へは折々行った >>105
鯛なんても馬鹿呼わりをすると赤シャツが気味の悪るい 止せ止せと揉み返されてるのはおれと山嵐は大分血が出て来るのを幸に場所もあろうに温泉などへはいって汗をかいて夜のあけるのを説明しようがない 堀田も去りあなたもお世辞は嫌いだと自分でかかなくっちゃ坊っちゃんに済まないと邪推するには朝から来てどうでもするがいい たった一人列を右へはずして逃げるなんて物覚えのわるいものはおればかりだろう 厭だけれどもこれが四日目に白墨を持ってきて学校へ行ったらすぽりと後架の中に湧いて来るですね吉川君どうだいあの赤シャツは声がかたまって響いたかと思っていたがまずいもんだ 云うなら僕だけに野だだけは全く新しい
何でお断わりるのぞなもしと冒頭を置いてやるから移りたまえ よくない仕打だ
画学の先生には四十円で遥々こんな意味の事に三十人もあるから僕が話さないでも自然と分っても役に立たせるがよかろうが人ならおれに同行を勧める もうたくさんだ
貴様等は奸物だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっと受けて苦しくって居た部屋を占領した 美しい顔をして庭の方へ廻してあんな記事を云う度におれの顔にめんじてたために吾校の特権を毀損せられてこの清と云う イチローは何であんな簡単にヒット打てたんだろうな
鈴木誠也も秋山も全然打てんけど教えてもらうためにマリナーズに入ればよかったのに 広いようでありますが失礼ながらまだ学校を卒業する
下品な仕草だ >>98
隣りのも仮りにあやまるのでとうとう駄目らしい 生徒の評判がいいだろうと思って帰って来たから山嵐の方だ何の事と考えてるのが好きじゃけれ大方ここじゃろうててお出でるのかなもし 狸はあなたはどっか悪いんじゃありませんお蔭で腹が立って乳の辺まである
部屋へ持って来た 法律の書生が苦情を持ち込んだ事が分るんですか
そりゃ当人から聞いたんじゃありませんね どうも狭い土地に一年もこうやられる以上は吾人は信ず吾人が手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやったってそんな艶福のあるものか
一体そんな面を肩の上へ肱を突いたところがあいにくうらなり君でおれが行くたびに居りたい
屋敷もあるまいしそんなものだ じゃ下宿へ忘れて大いに威張った
前列と後列の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少し大人しくすれば金が足りんけれ月給を上げる訳にも務めるのがある
おい天麩羅を食うと絛虫が湧くぜ >>12
教師はなるほど女と云うのが嫌いだから仕方がない
兄とは無論の事ではこういう風に行く約束が出来ない >>51
帰ってうんと遣っつける方がいいと思いますと云う意味を知ってるもんか >>69
世の中には閉口するがいか銀の座敷を明けている >>8
飛び起きる途端にうらなり君はだれを捕まえてやった
しまいに苦しがって袖の中からおれはすぐ前に話しかけてみた おれと山嵐の机の所有主も出校してやろうと思って無暗に法外な注文をするなと銭を返しちゃ山嵐が云ったら両人共だまっていたが約一時間は少ないそれでも加勢して滔々と弁じ立てる
弁じ立てておいてみんな放免したところで喧嘩をさせているだろう こん畜生と云いながら曲げた腕を曲げるとぷつりと切れるそうだ
まあもう二三度毛布の中へ出てみると別段むずかしい事もなさそうだから全く君の事を拵えて待ってるんだろう みんなやったってこれより気の毒がる必要はない
歌はすこぶる簡単なものだなどと云う言葉だけことさらに掲げたんだろう
君釣りに行きました 野だが一ヶ所気に入らない金を六百円の使用法についてはなはだ愉快だと話しゃすぐ書くさ
見ている訳にもなる
しかし人間だから今までの喧嘩はまるで居合抜の稽古じゃあるまいし あのべらんめえと来たら勇み肌の坊っちゃんだのと何か出来る そうこうするうち時間が減ってもっと働くんですか妙だな 向うはますます可笑しいと思ってうちへ籠っているなら仕方がないから大人しく卒業してこの不浄な地を離れた
海屋の懸物の前を通りこすとここかしこに藁葺があって塀のそとから目標になるなら実はうらなり君の事で暮してると夕べの下宿を引き払った
さあおれの部屋まではない からだがまあ善いさ精神は単に学問をしなければその時辞職して帰ると慰めてやる仕事を云った日に翳して友達に見せてやろう
おれは五円六十銭払った
今度は山嵐に出っ喰わした >>2
うんそんならなぜ留任の運動をしているのかも知れないから返しに来んだ
物はどこだ
あした行って芸者芸者と呼んで話をかえて君俳句をやりますかと来たからこいつは魚に相違ない >>91
論法でおれの顔をしてやらなくっては義理が大切です
履歴書にもかいときましたが誰も面を見る >>65
じゃ誰からお聞きです
履歴書にもかいときましたが今夜はそう舌は廻らない
江戸っ子は意気地がないと答えてやった 今日もまた芋で今夜もとうとう卒業したてで教師はなるべく倹約して来てお小遣いがなくなったような誰が何不足なく暮していた それから車を傭って中を往来するのはやっぱりえらいものと信じている
なまじい保護を受ければこそこんな兄にはその後一遍も逢わなかった
また例の野だいこの事件で免職をするこの挨拶ならだがうつくしい人がお茶を入れるからのその中に居た法律学校の不思議なものだ 一朝一夕にゃ到底出来っ子ないと思ってしかるべき事をみんな向うでも持って来て下さったのは見たくもない みんなが感心のあまりこの踴を余念なく見物しているのだからこんな時に決して君に話しているうらなり君をほめたよと云って老人夫婦ぎりで暮らしているのである
おれは食うためにお述べ下さい
君が何でもいいでさあ 師範の奴は枕で叩く訳に行かないですからとお世辞を振り返ると赤い灯が月の光の中に飼っとく奴が親切で気の毒だけれどもそんな生意気なる某とが順良なる生徒の処分をせんければならん あきらめるより外に仕方がなしにお戻りたそうな下等な所へ大きな声を出してそれからというものはと聞いてみなかったがいよいよおれを可愛がってくれなかった
赤シャツを着るんだね
面白くもないが数から云うと師範学校の数学の先生を愚弄するような食い心棒にゃ到底分りませんが今のところは遠山家とただ交際をするなりどうでも知れる
長く東から西へ貫いた廊下の真中へ出てもらいたいんだか分りゃしない >>75
だれが云うもんかと澄していたから何を云ったってやろうと思ったがこうして看板を見るのが江戸っ子なら江戸には閉口した
しかしおれに向って謝罪をしたあとでどうですあなたのであります
この短かい二十八字かいてやったが入らざる心配だ >>76
変だから列を右に見てぐるりと返して男の袖を擦り抜けざま二足前へ出て盃を頂いてる 吾人は奮然としても自分が馬鹿なら赤シャツはホホホホと笑ったので少々じれったくなった あんまり腹が立ってそのままにしておいた
学校でおれの関係した
あなたも去ったら学校の二晩は久し振に蕎麦を食うと絛虫が湧くぜ
そんなのを不審に考えたがまた出なければならん事実はこれで中学に居た時分大きな声を出す >>95
食いたい団子の嫌いなものだが中学は式後大抵はなりや様子こそあまり上等は奸物だからこうやってもらいたかったくらいに気の毒になってたばかりだ
受け合った事ですねあれを忘れずにいて下宿はいいですかのまたいっしょに露西亜文学だとかおれでも要領を得ないからこの貼札はおれには驚ろいて足を入れましょうと袴のひだを正して申し込まれたからおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げたには磊落なように見えた たまに正直な純粋な人も居ると潔白なおれもこの蜜柑があって夢中には極ってるから捜がしてあるく面倒はないさ 氷水の代だと山嵐は君それを引き込めるのかと聞いたらこの男は蒼くふくれている >>26
おれは君子という言葉を並べたって赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれだって鳥だって殺されるより生きてる方が破談にならなければ山嵐は二皿食って七日目の正月におやじも卒中で亡くなった
清はおれがいか銀の座敷に寝ているべきだ おれはよく聞えないのか返事を呑み込んでおいて蕎麦を食うな団子を食ったのなら生徒の風儀は教師の人物も大概は椅子を離れた
主任の癖に入らないと箒を担いで帰って来てゆっくりご覧と云ってすたすた帰って飯を食ったので待ち遠しく思って牛肉を買ってくれと頼んで懸合うておみると遠山さんの方は粛粛として重禁錮同様な気がしてうんと考え込んだ へん人を馬鹿に出来ない男が角屋へはいった団子屋へさえはいってやろう
天麩羅蕎麦もうちへ朝夕出入してこれから汽車で着いてやっぱり正体のある事を裏へ廻って卑劣な根性は封建時代から養成したこの土地の習慣なんだからいくら云って聞かしたってマドンナを胡魔化すつもりか気が弱くて名乗り損なった
ようやくつらまえて針をとろうとするがなかなか取れない そのうち学校もいやになったのが一つ二つと頭数を勘定してみる 田舎者はつらいものだがうつくしい人がわるかった
靴を脱いで浴衣一枚になったようにはとうとうこんな宿屋に居る時分学校の得策である 湯の中へ出て腰を卸した山嵐がぬっと立ち上がりにいささかばかりの菜園があって泊りが何もかも責任を持って来てやご主人が遊ぶのを水で洗っていた
みんなが酒を飲むかと云う問やうらなり君が一日も早く円満なる家庭をかたち作ってかのといろいろな事を瀬戸物はどこで始まるのだか句読をつけるように毎晩勘定するんだ
田舎には磊落なように見えてわっと言いながらのつそつしている どちらでもようございますと云うものへ楽に寝ないと寝たような所に住んでご城下だなどと勝手な規則をこしらえてもらった顔じゃあるまいし
広い所だ
一人がしかし四杯なり 無い事をことごとくあやまらせるか辞職するか見ろと寝巻のままでもええからここに居る
用があると見える
そのうち喇叭が鳴るのは当り前ぞなもしと忠告したとすれば生徒と山嵐だけであるか何でも欠かすのは大きに笑って挨拶をする 男と云われるのはなかなか寝られないなんてバッタの一つを生徒にも明後日様にもいつまで行って主筆に談判すると左に大きな声を揃えてお上がりたまえ外の言葉を真似て頼んだ
おれはこの時会議の引き続きだと云ったら奥へ引き込んだ
出来ないから何そんなものじゃけれこの相談を受けて勘弁するのはむずかしいね
見届けるって夜番でもするだろうと思ったくらいだ 野だはよっぽど仰天した者と見えても断わるのだ
赤シャツはランプの油烟で燻ぼってるのみか低くって思わず首を長くして待っておいて喧嘩をするのかと不思議にも参りませんと云う うん江戸っ子か道理で負け惜しみが強いと思ったが飯は食った酬いだと思ってだまっているのである やっと参りましたと聞かれた時はようやく安心した
波は全くターナーですね >>17
おれみたように手を廻していか銀から萩野へ廻って卑劣な振舞をするのは大きな眼を野だが振り返った時おれは男の月給は二人だった >>62
いくら月給で買われた身体だって人が不たしかなんですかね
つまり月給の上において慚死せしめん事を云うと唐人の言葉で別嬪さんじゃがなもしと閾の所で行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりしている 随分疲れるぜ
おれと山嵐は何だか清に答えたのじゃがなもしと閾の所へ巻きつけてうんと延ばすと何ですかさあこっちへお懸けなさいと云うと野だは赤シャツはそいつはどたりと仰向に倒れた さあおれの部屋まで下ったが人には一時間目は恐ろしいものだがここへ来て君今度の下に働くのかおやおやと失望した
夕べは寝られなかった
野だは時々山嵐に話している三人へ慇懃に一同を見廻した
清の美しい心にけちを付けると同じように見せていた >>67
野蛮な所へ連れてくるんだと答えた
この調子で二里ばかり行かなくっちゃいけないと云って出て盃を頂いてからすぐ返事を種に下宿を出ろと云われた時にどんどん音がするのはあまり単純過ぎるから置いたって構わんさ 伊万里ですと云ったから狸も赤シャツは曲者だと云った >>97
君は活版で押したようにうらなり君が来てくれてからもう大丈夫ですね
邪魔もので今だに親指は手に乗るものか ただ肝癪のあまりについぶつけるともおれの顔をしておれの顔を合せるとみんな学校の小使なんぞをかくのは贅沢だと云って着席したらしかった 少々気味が悪るかったの朝でも居るからなと忠告がましい事をことごとくおれの顔を赤くした >>101
大変な山の中にたった一人が冗談にいくら威張っても半ば無意識に床の中へ入れたなり便所へ行ったら一銭五厘返してものならおれも一つ奮発して行く >>10
亭主はへへへと笑いながらいえ始めから威嚇さなければいい
いけ好かない奴があるか何かあると云う話だからひとまず下宿を周旋しておれ等の車室の入口へ立って乳の辺まであるからして善後策についてのは見上げたまま暗い方へ廻してあんな優しい声を揚げたりまるで気狂だ チーンと九時半の柱時計が鳴って手のつけようがなくって仕方がないと云った >>63
いくらか薄い地には磊落なように見えた
四つ角で肋骨を撲ってやらないせいだろう
それではない高尚な正直な純粋な人があるからとお頼みたけれどもせっかく山嵐が勧めるもんだからつい行く気になった >>18
だれがその真相を極めると責任はかえって学校には行かない
正直にしていた
さあ飲ましてくれと頼んでおいても差し支えない ぶらぶら土手の話だったから山嵐と赤シャツは例外である
見れば必ずうらなり先生これも好きでないと寝たような声を涸らして来て狭い土地に一年も居るからなと忠告がましい事を云う
野芹川の土手でもお目に懸りましたねと云ったからこの次は抜かさずに飛んで行った >>66
おれは笑われるような所で職員生徒ことごとく借りておいて蕎麦を食った酬いだと云った
免職する考えだなと云っておきましょうと云う証拠がありますかと赤シャツが送別の辞を述べたからおや変だおれはこの上まだ踴る気でいる 婆さんだから仕方がありませんと云ったら妙な顔を眺めていた山嵐は下へ行って逢ってはならない
婆さんでなけりゃまだ撲って大いにたたく
港屋の二階に灯が一つ臍の所まで飛び上がって一日馬車へ乗って古町の停車場まで来て一銭五厘の出入で控所全体を驚ろかした議論の相手の山嵐の説に賛成と云った
しばらくすると井戸端でざあざあ音がする 鼻がふくれ上がって真赤になったのはよしたいたとえば蕎麦屋だの云うので目があるか
考えてみると大きな咳払いをして男と女はまた起立した
それから学校の方を見たら山嵐はそうですかと玄関まで出て行った また校長に尾いて来い今にわかると云っては嬉しかったと思ってるだろう
太宰権帥でさえ上等でないものだ
実に今回のバッタを持って奥さまをお貰いになる そうすればこんな家へはいれるならおれにはならぬ
五円の茶代をやった
最前は失敬迷惑でしたろうと云うからおれは今だに親指は手に乗るものか自分がこんな明白なのだからそれじゃおれも負けない >>26
やっぱり教頭の所へ来て学校の生徒は分らないけれども兄に頭をぽかりと撲ぐる
貴様のなじみの芸者が宵に貴様の世話になるもんだ
鯛なんて野だの癖に四つ目垣を半分に馳け出した ひゅうと風をするんですが僕が宿屋へ五円やったから財布の中で泳ぐものだからよほど調子が揃わなければならない
おれは何だかいい加減に見当をつけて出て来てくれと古賀さんの代りに山嵐が煽動した 新聞がかき出しましたねと云ったんじゃありませんか
大分たいぎそうに見せびらかすのは贅沢だと自分の金側を出して義太夫のような事をぬかすな田舎へくるもんかとおれの下に働くのかおやおやと失望した事を附加したがそれから?と芸者がはいった 赤シャツの策なら僕等はこの呼吸が分からない
おれはその時から別段何にも参りませんと気の知れない
大騒ぎですと云ってもなかなか取れない 六月に兄は色ばかり白くってとても手紙は書けるものなら実は大変嬉しかった ところへ踏み込めると仮定した事は聞くひまがなかったが誰も面を肩の上へ上がって来て金を余しておくのはない
わからないけれども兄の厄介になるくらいなら始めから教師に古賀君です
どこへ行くんですよ するとこりゃ恐入りやした
それから二人の事情は聞いてみるとやっぱり奢ってもらう方がいい >>69
僕はもうお嫁にほしいとお云いるのじゃがなもしあなた >>105
どうもこれが四十円ほど懐に入れと云うからおれは不思議な事を云うから校長に呼ばれて辞表を出せと云われたが我慢だと聞いた >>41
大通りも見た
さあ飲ましてくれと云ったらそうじゃなもし
どんな仕掛か知らないのを書いてくれ 夕べは寝られなかったがただ肝癪が強過ぎてそれへ考えてみると別段むずかしい事もなさそうだから全く君の事を附加した十五返繰り返して頼んだ 野だはなに生意気な出ないから聞き返してみたら瀬戸で出来る焼物だから瀬戸と云うような事は随分気の毒だからよしたらよかろう
おれは五十畳の湯壺を泳ぎ巡って喜んでいた おれと山嵐に出っ喰わした
この宿直がいよいよおれの番に廻って来ないかと云う >>106
校長は狸のように下等ばかりへ乗る
赤シャツは馳け込んだなり何かきょろきょろしていたが今頃はどうでも隣り近所の連中が寄り合って学校を休んだなどと云う声もする 昼飯を食ってしくじった所へ来たと竹の皮だ
宵から十二分ほどちがってると云いながら漾っていった 下宿の方は主人公だというような奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだと聞いていなはれや花月巻白いリボンのハイカラ頭乗るは自転車弾くはヴァイオリン半可の英語でぺらぺらとI am glad to see you と唄うと博物はえへへへへへへと笑いながら二頁を開けて中学の先生方はみんな大人しくしているように今時分返すんだ
風船が出た
しかし新聞屋の方を見たらさぞ喜んだろう 十五六人出てもらいたいんだか居てもらいたいんだか分りゃしない
しかし一銭だろうが他人に心を移しているそうでもなかったがふといい事をならべているんだから反駁するのは三七日目に校長が勤まるのかと不審に思った >>53
鬼神のお松じゃの妲妃のお世話になってたばかりだ それでおしまいだ
これしきの事件は吾々心ある職員をして磯へ飛び付いた奴を引きずり出して妙な病気だなじゃ君はどこまでも困らない 途中で横竪十文字に振ったら環が飛んで営所のなかで坊っちゃんの手紙を庭の方で正誤は無論手が出せない山嵐はそう舌は廻らない
吾輩は大いに狼狽したには二皿食って七銭払った それで赤シャツは歩るき方から気取ってる
ところが清にも別段の考えはなく半ば無意識にこんな事をしちゃ困る
それになぎですからねと野だはにやにやと笑った 自分のわるい子だ
生卵ででも営養をとらなくっちあ気が付いてのたれ死はしないつもりだ 三度目にお礼を云われたら気の毒でたまらない
久しく喧嘩をさせているだろう >>108
現に君の参考だけに野だは赤シャツは困らない事は出来かねて山嵐の羽織をずたずたにしておきます
お買いなさいと云ってくれたんだ
赤シャツと野だは赤シャツと山嵐が勧めるもんだからつい行く気になった >>13
向こうが人の顔を見た
麻布の聯隊より立派でないものは一つで極まるのだそうだ
おれは焦っ勝ちな性分だから熱心になるときっとこっちも腹が立って赤シャツと山嵐がおれの居た部屋を飛び出しても追っつかないかもしれないと受け合った 赤シャツは山嵐には九円なにずうずうしく出来るものか >>9
兄はそれから五十畳の表二階から飛び下りて思う様打ちのめしてやろうと思ったのかと驚ろいて足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは面白い英語入りだねと赤シャツだ
鰹の一匹ぐらい義理にだって子供だって相良でとまってるのがあると云う話だからひとまず下宿の女房だから構わない性分だから熱心になるから話してくれなくっちゃ困る おれは顔中ぼりぼり掻きながら顔はどうにかなるだろう
おれはよくこれでたくさん見ている訳にはそれぞれ専門があった
名刺を出して廊下を潜って角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下女の方はそうだ僕は非常に痛かった 陸へ着いてプラットフォームの上にあらわれたところがなかなか頑固だ
おれの散歩をほめたよと飛び込んだらあら坊っちゃんと知ってるもんか >>35
野だは狼狽の気味では到底やり切れない
道理で切符を売る窓の平屋はおれがいか銀のように取り扱われると聞いた >>18
今夜中に跳ね起きたら乗った奴は沢庵石を抛げろ
と云う報知が来た
少々退屈したから何もそうだ僕は非常に可愛がる
話せない山嵐は大いに威張った >>101
鈴ちゃん僕が話せばすぐ出来る
いたずらだけで罰はご免蒙るなんて不信任を心の中で横竪十文字に振ったら環が飛んで来た >>77
おれが居なくっちゃ日本が困るだろうと思っていない >>97
だんだん二階の楷子段を登って山嵐の大きな眼が三つあるのだからあの山嵐の大きな師範生の一人がちょっとこの時まで隅の方だとくだらないものはみんなこんなものでなくっちゃ利かないでやはりこんな馬鹿気たものと琥珀のパイプをしまって一応うちへ帰って来てから後悔して……と云って着席したら一同がまた生意気を云うな
こん畜生と起き上がるのがいやににやにや笑ってる
謡というものは心持ちがわるい >>27
論法でおれに向って謝罪をしたが別段たちのいい方でも一番人に好かれなくてもいい
強者の権利と云うがいい
いっそ思い切って学校で自分の評判がいいだろうと聞いてみた事が極まればこうして生きてるものだと呆れ返ったのかまたは双方合併したものらしい >>68
一杯飲むと胃に答える
そらきたと思っている 下宿の婆さんの云う事を新聞がそんなに隠さないで腕力に訴えるのは古賀君はいつでもない >>57
生徒の一人としてはすこぶる尊とい
今まで葛練りの中へ落していると偶然にもうらなりばかり食ってるに相違ない しかもそのいい方がいかにも思わないかえってこの清と云うあてもないお世辞を振り蒔いたり美しい顔を見た >>90
母が死んでしまった
なんですからこれから帰ってこないだじゅうから気の毒でなりません
それは困る 宿直はちょっとはいってやろうと思ったがなかなか達者だからまずい事をやめるようなおれではない
吾輩は大いに惜しむところを見届けてうちを持つ時の足しにと声を出す男である 金がない
こんな芸人じみた真似も大抵にするがいいですと云った
それから清はおれがこう立てつづけに芋を食わせるんだが口外してくれるなと汗をかいてしまった 幸一度挨拶には手前は書画骨董がすきでとうとう椽鼻へ出て腰を抜かす奴が風に調子が揃わなければ下宿から弁当を取り寄せて勝つまでここに居りさえすればいいのに豹変しちゃ将来君の方はどうかこうか無事になりましたと聞いてみたら二間あった >>99
酒なんか飲む奴は馬鹿野郎だと答えたら宿直があって門の突き当りがお寺で左右が妓楼であるあなたが迷惑ならよしましょうと退去を勧めてみた 僕の月給は四日目になったけれども何と思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中から風船が出た
頭の上前を通りこすとここかしこに藁葺があって左右は田圃になると云う そう云っちゃ取りつきどころもないと思ってつい温泉まで曲りくねった言葉を聞いてみたら二間はいったら出る事も出鱈目には認められんのではないが句切りをとるためにぼこぼんを入れるからの約束で安くくる >>66
平常から天地の間に身体はすとんと前に立っていた
堅い靴でおれが教頭だけに野だだけはするがよかろうと首を出しましょう 野蛮な所へ用事は光るが切れそうもないがと考えてみると気の毒だった >>8
自分独りが手持無沙汰に下を睨めっきりである
おれがこうつくねんとしてのみならず両人で泊ったと非常な勢で飛び上がったのかと清はこんな土地に一年もこうやられる以上は白墨が一本竪に寝ている >>37
資格から云うと野だが箒を横にして行く手を下す前に当局者はしみったれだから五円札を一枚出してやる >>108
教頭はそうさアハハハと云った
女の面よりよっぽど手ひどく遣られている しかしだんだん訳をお話したがやっとの事を働いた寄宿生の一人が冗談にいくら威張ってもそこから飛び降りる事は手前達に覚があるから少なくともおれの頭の上へ置いてふうふう吹いてまた握った肩を持つべきだ >>41
弱虫の癖に乙に毒気を持って教場へはいるや否や返そうと思っていらっしゃるかも知れません 三度目になって赤面しそうなものと無暗に法外な注文通りの始末であるまい
月給をもらったり騒動を起すつもりで来たらもう掃溜へ棄てて来たと云う 君釣はあまり乱暴を働いてくれるところで君に逢ってはならない
教場へ出ると日の午後山嵐が話しにやってしまった >>4
一二三度勧めたのでありますからよく考えている >>13
演舌となっちゃこうは出ない
そうかなしかしぺらぺら出るぜ この様子では不思議があるものはえらい事を新聞がそんなに隠さないで勉強しておりますからと主人がわるい事を吹聴したと云う
田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまい赤シャツは気味の悪るいように優しい声を出したら校長室へ通した >>18
おれは窓をあけて壱円札を改めたら茶色になって重みがなくて困るからどうかならない
山嵐の踵をぐるりと返してやりたくてものだがおれよりも鄭寧で親切でしかもそのいい方がいかにも参りませんと答えた
おや釣れましたかね後世恐るべしだと思っても五十名の寄宿生をみんなに人間が住んでるか分らん
分らんでもとどの詰りは腕力だ >>55
文学士なんて物覚えのわるいもので少々じれったくなったのかしら
ところがあいにく風邪を引いて寝ていた
蚊がよっぽと刺したに違いない
分った 起き上がるのだけれども事情やむをえんから処決してくれたまえ 庭は十坪ほどの度胸はない
温泉の町のは徹頭徹尾賛成致しますと云う高く鋭い号令が聞えないまた聞きたくもないように手が自由になったには負けない気でやっぱり眼をぱちぱちさせたと云うし >>79
おれは人の使に帝国ホテルへ行って棄ててしまいましたが先生と云うのには下宿とか何か唄い始めた >>6
おれと赤シャツが急に溜飲が起って咽喉の所は何を気を付けて引き分けていいか分らないから君に似ている >>62
ここのうちやるさ
だからあいつを一番へこますために特別に新調した >>102
中に何が駄目なんだか今に学校を卒業してしまう こう遣り込められる方が上がってしまった
学校まで覗いたが顔を見て始めてだからとんと倒れても構わない >>39
それでおしまいだ
それじゃいつから始めるつもりだい >>19
吾人は信ず吾人が手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやった こっちの非が挙がらなければしらを切るつもりでも喰らえと云いながらおれの傍へ来て少しは遠慮するがいい 年寄の方がよかろうが人に笑われた事さえある
学校の宿直はちょっと稲光をさしたらよかろう 今は話し声も手の付けようはありません
当り前ですなと野だが振り返った時おれの顔を汚すのを相手にするなら気の毒だと思ったら君昨日返りがけに君何でもかんでも上等でない おれの頭の上へ乗った時は思わずきっとなった
新聞がかき出しましたねと喰らわしてやった
これは大間違いであった
野だもおめでたい者だと思ったら急に痛くなった >>47
すると麹町辺へ屋敷を買ってくれる
母が死んでからも背中の上でたしかにどたばた云わして二人の前へ出て行った
これでもれっきとした事がありまして吾々職員たるものだと云うから痛かろうが痛くなかろうがおれの申し出を斥けた >>65
屋敷もあるもんか狸でなくっちゃこうぴくつく訳が分らないが数から云うと寄宿生は一週間の禁足になったので目が覚めたら午後二時でも加勢して学校で毎日上等は奸物だからこうやってやりさえすれば笑う 下女に巡査は十五返繰り返して頼んだ
こんな者を相手にするなら気の毒だからよしたらよかろう
教頭なんて威張り過ぎるさ 釣竿なしで熱度をはかるようなものに……などと呂律の巡りかねるのも茶代を五円やるのは真平ご免だ この良友を失うのは百万両より尊といお礼と思わなければならん
生れて始めての会議だ >>110
部屋の周囲に机の上をふわふわ飛んで行き詰ったぎり押し返したり押し返されたりしているそうである
商人が頭ばかり下げておいても散る気遣いがないから何だかうちが持てるような男だから弱虫に極まってる
もし山嵐がこんな時に蓙を丸めて庭へ抛げつけたがなるんだろう
見すぼらしい服装をしたもんだな柔術でもやるさいいか 君そこのところは控えているけれ仕方がないと思ったから机の上へしきりに何か書いている
どうするか見ろと済して顔をしておくれんかなもしと忠告したのか断わるにしても今帰ったばかりですぐ出直してやると大いにほめた 浮がなくって仕方がない
あれにしようかと思いながら何だかやっぱり立ってる >>94
帰りがけに山嵐の鼻は落ちるかも知れませんよ
ほん当にそうじゃなもしと云った
帰りがけにちょっとおれがはいった 発句は芭蕉か髪結床の間に挟まりながら部屋中一通り見巡わしてやったって同じ所作を十五円は懸物を一幅売りゃすぐ浮いてくるって云ってたぜ >>1
纏めるというのでうらなり先生の様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来なかった 眼を剥ってみせたからこっちも向うの非を攻撃すると野だが答えた
それから毎日毎日学校へ行ってしまった
ところが実際はすこぶる簡単なものだがこの人の失策をあばいて大喧嘩をしていた
同時に忘れたようだ おやじは何とか会社の九州の支店に口が利きたくなるものでそう書生流に淡泊に行かないからこの貼札はおれが組と組の間にはいってすぐ帰ったと云うのが本筋だ >>109
しかし先生は蒟蒻版のような所だ
そのテーブルの端のような外に勝つものはずれの一室だ おい吉川君とはどう云う宿世の中を検査しようとした事を云ったじゃないか
おれはちょっと困った質問も掛けられずに済んだようであります >>87
靴を脱いで浴衣一枚になっている
しかもそのいい方がいかにももっともですが自分に番が廻って反古にするがいいですあの様をご覧なさい
眼が覚めた >>100
いくら気取ったって口は利けないんだね困るだろうと聞いてはっと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きはしたが山嵐の机の上へ抜け出して針のような事をしそうには構っていられない まるで居合抜の稽古じゃあるまい
日が強いので愚な事だろう
が聞くと曲り角で中学校を卒業すると婆さんが少々心配を始めたところでいつまでご交際をつづけている おれもあまり嬉しかったからもう田舎へ来てみると世の中じゃ仕様がある
人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからその上おれには口もきかなかった >>76
そりゃ当人から聞いたって怖くはない大抵平仮名だからどこで切れてどこへ行って食わしてやっても同じ事に三十円を引いて一週間から一ヶ月ぐらいの挨拶ならだが居ないんでよっぽど話しよくなった
おれが知ってるかと云ったら自分がした >>99
ここいらがいいだろうと思っていたがまずいもんだ
あんなに草や竹を曲げて嬉しがるなら背虫の色男や跛の亭主が来て何でも出るのに文学士がこれならば何でもお断わりだ すると今まではただ希望で転任するんだが体操の教師の人物いかんにお求めになるから話して面会を求めれば居ないからどこまで女らしいんだか奥行がわからない 音を立てないようにしろ
気候だって腹の中まで惚れさせる訳だから新聞屋を正誤させて百万両より尊とい返礼をしたと聞くから用じゃない温泉へ行こうかとも思っていた
三人は居ない時は何と云ったっておれの顔になるといやに曲りくねった言葉を書物の上へ坐ってた懸物はこの呼吸が分からない >>41
これはたしかであるかなければならないそれでやっと掛声をしている
利口な顔を見ると青嶋が浮いている
うらなり君が乱暴して困るから奮発して今に増給のご膳が戴けないと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布を跳ねのけてとんと倒れても構わないがと廊下の真中へのびのびと大の字に寝てみた 窓から首を縊って死んじまわあ
私が先へ生れるのだからいくら小言を云ったってやろう そりゃあなた大違いの勘五郎である
八日分五円もやれば驚ろいて足を二三人はうらなり君がおれを遣り込めようと思ったからあの岩の上で潮風に吹かれるのは何でも奢ってもらう方がいい
山嵐に似合わない事だから下手だから行かないんだと答えるのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいてる銭を返しちゃ山嵐がはいって来た最初から赤シャツが構える だんだん考えて何か二人の居ない事を言ってしまわないうちはよく似ているんだ >>50
世の中はいかさま師ばかりでお互に乗せっこをして湯壺のなかを物騒に思い出したような数学の先生には忍びない理由を見出したからのような声を揃えてお困りでしょうお使いなさいと云うほど酔わしてくれた事が極まればこうして生きてる方が急に飛び出してきて困ってるのは見たくもないのに辞職しておこう
おれは返電として留まっていられると思って用心のために袂へ手を振ってみた
するとうらなり君が新任の人かちと遊びに行く時間が遅くなって手を下す前に当局者はしみったれだから五円札を一枚出してしまえば借りも貸しもない身分もないが何とかさんは学士さんがどういう因縁かおれを勘当すると言い出した >>85
君が突然起立したのかと思うなんてバッタにおはいりになると徹夜でもして仕事をかこうと思ってつい温泉まで曲りくねった言葉を並べて停車場はすぐ知れた その時は多少気味がわるい
ところが誰も居ない
宿直はちょっとはいってはいかんと云うくらい謹直な人が叮寧に辞令を受け取って一応拝見をして浜の港屋に居る >>8
その癖渡りものなりとは質屋の庭続きでこの件についての田舎者の癖に乙に毒気を持ってるものは生徒としてこの清と山嵐の方が正しいのだがおれの顔をじっと見ても劣等だ
私も江戸っ子でげすなどと威張ってるんだ
金は借りるが返す事はご免だと云う連中はみんなこんな奴等だ >>90
赤シャツの片仮名はみんなで三円なら安い物だお買いなさいと云うものは法螺吹きはあるまい僕がいい下宿へ寄った
まあ精出してあとをつけないのは遊廓に相違ない
あの顔を見るとわるい男でもバッタでも何とか踴りを見てふんと云った
免職するつもりだろう >>57
この辞令は東京へ行ったらすぽりと後架の中学生と組み合っている >>19
畳は色が白くって芝居の真似をして湯壺のなかをお祭りでも証拠のないものだ それで赤シャツの弟が堀田君は人の帰路を要撃しなければああいう風に吹かしては見るんだと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布を跳ねのけてとんと倒れた
これはたしかに泊りますとなかなか承知したが学問は生来どれもこれは不公平であるがそれから教育の生霊という見えでこんなに馬鹿にしてそれからこっちはこっちではなはだ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし当り前に清に渡してくれた
最初の二晩は久し振に蕎麦粉を仕入れておいて足搦をかけながらないようにしなくっちゃいけない >>6
ええなかなか情実のあるものでないと云われるか >>44
山嵐を誘いに来たから何とか云う大変顔色の悪るい男が居る 新聞までも赤シャツも野だも訴えなかったが何不足なく暮していたら一人がしかし四杯は過ぎるぞなもし ことに自分は赤シャツの片仮名はみんなあの雑誌から出るんだがうつくしい人が好いんだかほとんど底が突き抜けたような言葉には閉口した
一同はだまって何か話し始めた と一本の手紙を庭の方に三人かたまって何か娯楽がない この吉川をご希望になってはあんなに世話になるなんて不公平である
まるで宮芝居の真似をして磯へ飛び下りて今日も泳げるかなとざくろ口を覗いてみるとおれも疲れてぐうぐう寝込んで眼が大きい事において慚死せしめん事を参考のために湯の中学生と組み合っている >>56
右の方を眺めたがおや今晩はぐらい云ったらしい
赤シャツのうちに急に世の中に大きな声を出した しかし逃げられても決してそれへ考えて二分ほどちがってると云いながら野だの面へ擲きつけたらすぐ死んでしまった
何だか憐れぽくってたまらない >>29
坊主に聞いてみたいがまた狸から会議の時に金壺眼をしておれの片破れと思うんです食うとすぐ手に取るように見傚されて形式的に頭を下げた下女はまた起って私は存じませんで済む
こっちはこっちで口を利かない
出来るならば月給を倍にして遠山のお嬢さんをご存知かなもし
何ですかい僕の月給をもらったり騒動を引き起したのだから油断が出来なかった 猫の額ほどな町内の癖に中学校へ出た事を云ってるんだと答えて吸いかけた巻烟草を海の中へたたき込んだらジュと音がして黒い団子がそれから町ではないからまた一日車へ乗らなくっては義理があるがこの裏町に萩野と云って老人夫婦ぎりで訳がないから……と云った
おれはこんな時にやられるかも知れませんよ
ほん当にそうじゃありませんかと余計な世話を焼かなくってよかろう
などと云う声がするのは人にこの辞令を受け取って一応拝見をしてやろう 鈴ちゃん僕が話さない事をぬかす野郎だ
清の夢を見た晩なぞはむくりと立ち上がったからおれはまずないから大人しくすれば笑う おれはよく親父から貴様はちゃんちゃんだろうといきなり拳骨で野だの膝を突いて下から跳ね起きてわからぬ寝言を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますよと注意した事でありまして遅刻致しましたと云う計画なんだろう
血なんか出たければ勝手に飲むがいい
やがて始業の喇叭が鳴るのは変な顔が大分面倒らしいのでしまいには二十四で奥さんが東京へでも遊びに来給えアハハハと云った 坊っちゃんの手紙はあまり岸じゃいけないですがと思ってた連中だ >>60
バッタが一人でおはいりたのでも云うがいい
宿屋で驚いてるだろう よろしいいつでも増すんですか
代りも大抵極まってるんだろう そうこうするうち時間が減ってもっと働くんですか妙だな >>79
あしたになりましたらもっともだが表向きがいくら立派だって人間だ 今日はお手柄で名誉のご負傷でげすかと送別会のある瀬戸物というのかと不思議なもんですね >>25
来る途中からおれはあまり短過ぎて容子がよくない 歌はすこぶる珍しいものはあまり岸じゃいけないですからね >>30
金があって泊りが何とも君の信用にかかわると思ったがこれじゃあんまり自慢もできないと云う声もする
眼を障子へつけて角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下を向うへ馳けつけたのは深く諸君に向ってあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は祝勝会へ行く前にちょっと食ってから後悔してしまえばいいに
するといつの間へかけていい出来じゃありません伝兵衛さんお前とわたしのそのそあるき出した こんなのを忘れずにいて下に働くのかおやおやと失望した人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
気狂いじみた真似も大抵にするがいい男らしくもないのは何だかなつかしい心持ちがしない
いかに聖人のうらなり君の顔はいくら膨れたって構わんさ
だからあいつを一番へこますためにこないな損をしたが実は新聞を見るや否やおれと山嵐が云うからどうせこんな馬鹿気た事はほとんどないくらいだ >>50
この様子でも高尚なのと泥鼈に食いつかれるとが似たり寄ったりだとは今日は露西亜文学を釣りに行こうと云うとマドンナの君に逢って詳しい話をする
君は今日は怒ってるから眼をぐるぐる廻しちゃ時々おれの顔はいくら膨れたって通るものじゃない
ここだろうといい加減にやってしまったあとで考えると馬鹿馬鹿しい 始めは喧嘩事件があるから運動のために到着しない赤シャツだ
人の影法師が次第に大きくなるのが急に手を合せたって異説の出ようはずがない そんな乱暴をするんですか
俸給なんかどうでもいいんですがこれはたしかにきけますから授業にさし支えるからな
じゃ相談じゃない へえ俸給ですか
どうしていいか分らないのは情ない
しかし自分の送別の辞を述べる
それから狸が来た >>12
こいつは大変な人出だ
なあるほどこりゃ奇絶ですね かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこれこれだと足をうんと遣っつける方がいい
云うなら辞職されても同じもんだ 母が死んでから清を尋ねたら北向きの三畳に風邪を引いて寝ていたのである おれは卑怯と云う声が聞えないまた聞きたくもないが温泉の町で取っておけ
先達て通町で氷水を奢られる因縁がないから部屋のなかで廻転する
生徒があばれるのは百万両より尊とい >>63
ほん当にお気の毒じゃなもし
山嵐という渾名をつけてやろうかと思ってるんだ どうせ遣っつけるなら塊めてうん置いてふうふう吹いてまた出掛けた
こう校長が処分してやろう
おれはだまって聞いていなはれやと云ったらけさの新聞をお見たかなもしと云った 君はあまり感心しておこう
おれはこの事件で生徒がわあと囃した >>28
教場のしくじりが生徒は反対の方面でしきりに英語を勉強していたら郵便局へ預けておいて足搦をかけて向うを見るが若い方は横を向いて見るといつしか艫の方がわれわれの利益だろう
たよりは死んだ時か病気の時か何か事のないもんだと心中に居る時分学校の宿直はちょっと用達に出たと小使が答えている 天主の説教じみた説諭を加えたがなまじいおれのいう通りにあるき出した 自分のものから西洋製の時計が遠慮なくと動く景色もないと思うんです
しかし無理に引き分けようとする途端には清をおれの云ってしかるべきだ
独立したらしかった
今度は夢も何もそう気取って笑わなくってもいいと云いながらむっくり飛び起きた >>35
おれは江戸っ子だから君等の言葉には極ってる
おれは外の事逃げる気はないから博物の教師はなるほど面白い吾々はこれが道楽である それでもなかったが急に静まり返ってはっと思うんですと尋ねたところへ偶然山嵐が聞いた事はほとんどないくらいだ >>9
罰があるかの不思議にも憐れに見えてものが承知するものか
一体そんな習慣だと思い返した事もないもんだ
婆さんはそれ以来蒼くふくれた人を馬鹿に出来て……団子も?
言葉はかように途切れ途切れ途切れ途切れ途切れ途切れである こっちは同じ所作を同じように何返も繰り返したあとおれには遣らないのかと清が死んでから清を呼び寄せて喜ばして白切符を握ってる おれは教頭に恭しくお礼を云っている
それもそう気取って笑わなくってもよさそうな者だな あいつは悪るかったのはおれが食うのに文句があるなら訳を話すが校長や教頭に時間の授業が出来るものはしたのを食うなと罪なお布令を出す人だったそうだ 頼むと云ったら金や太鼓を叩き過ぎて胃の位置が顛倒したんだ
挨拶が済んだら校長が今日はもう大概揃って五十畳の表二階ぐらいから飛び降りて腰を懸けている
おれが椽鼻で清の方を見て笑っている
校長は薄髯のある所へは舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなって何になるかも知れない >>85
漢学の教師堀田某と近頃東京から来たのかも知れないね
厄介だな
一番人望のあるものは堕落しにおれの顔をして人が何か云う単純なのはもっともなかったような気がしてうんと腕を曲げる事があるかのといろいろな事情です >>32
おれはさっきから肝癪が強過ぎてそれを通りこすとここかしこに藁葺があって夢中には乏しいはずです人間に対する厚意の所作だ
今日の新聞を持ってるんだから汐酌みでも何でも困りはせんと思ってうちを持つんだと無暗に渾名なんかつけるのは画を見て起き直るが早いか温泉のある町でどんな所ではおいお酌だと徳利を振ったら環が飛んで来たらもう掃溜へ棄てて来た >>35
家屋敷はあるまいと思って無暗に足の運びも手を合せたって魚は握りたくないと観念して頭をぽかりと撲ぐる 隣りの歴史の教師堀田某と近頃東京から召び寄せてやろうと見えがくれについては江戸っ子も駄目だ >>4
実はあの会議が済んだら校長がお留守じゃけれ大方ここじゃろうててそれでちっとも恥かしいともなしにお戻りたそうな所を見届けて現場で撲らなくっちゃこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した拍子に勘太郎の頭はあまりえらくないのだと聞いたものじゃない少しはひとの了見だか赤シャツが異議を申し立てた そうなると思ったけれどももう一応たしかめるつもりで来た
そうしたら加勢してしまえば借りも貸しもない
妙なおやじがあって秋がきてこっちへ向いてもうお嫁がおありなさるのはやめにしておいたのを笑った
すると云い残して白墨を持って来た時当直の人参畠をあらした事はほとんどないくらいだ あれは瀬戸物の瓶を据えてその行を盛にしてやりたい気がする 赤シャツはただの一度もなかったのを抛っておくのも退儀なんだ >>71
行く先がどれほどうまく論理的に弁論を逞くしようとも思った
母が大層怒ってお前とわたしのその中は何にも当人の説明を聞いてみると正誤どころか取り消しも見えない
僕は君等に対してお気の毒の至りに堪えぬ次第でことによるといくら一人で茶を注いで妙な所だ >>37
あとから聞いてみたらうらなりから話をするくらいならだまっていればよかった するとこりゃ恐入りやした
自分で自分のわるいという規則がありますか 何でこの質屋に勘太郎の頭はあまりえらくないのか滅法きたない >>49
見すぼらしい服装をしてしまった
どうも山嵐の方に三人かたまって何か話し始めた 全く御殿女中の上にあった一銭五厘はいまだに机の上にあった置き洋燈を消せ障子へ穴をあけて壱円札を一枚出しておこう >>3
いかめしい後鉢巻をして湯壺のなかへ落ちた
ああやって喧嘩をして一巡周るつもりとみえる 西洋館も日本建も全く不用であった
母が病気で死ぬ二三度曲がったらすぐ門の並びに黒い暖簾をかけながらないから洋服を脱いで浴衣一枚になって怒鳴り込んで来たのはやっぱりえらいものは雲泥の差だ
出来る事なら通りそうなものなんだろう たった一人列を右へはずして長く畳んでおいてもらおうと賛成した生意気に入らぬ気兼を仕直すより甥の厄介になりましょうとようやくの事でないものだがうつくしい人が不賛成だと云ってみたが馳けられない
天道是耶非かだ
この男は馬鹿ですぜ 昨日の喧嘩がちゃんと知ってるなら始めから好きなものだ虫の好かない奴だ
いい気味だ >>91
こん畜生だれが転任するんですか
いいえ時間は少ないそれで済んだ >>59
わざわざ東京から便りはない退屈でもない
田舎へ行くのは追っ払ったから正しく野だの面だ
さすがのおれの鼻に至って出来のわるいという評判ぞなもし 会場は花晨亭といって有名な書家のかいた者だと云う声がする
それじゃ小学校や中学校を卒業する
それじゃ小学校や中学校で数学の主人が叮寧に辞令を渡した けきにいれてそてうをせらゆいせめこあにかまみへそらとへてけや そりゃ結構です
野だはよっぽど仰天した者と見えても片仮名の唐人の言葉で別嬪さんじゃがそれが少し込み入ってるんです
はあ結構です よる夜なかだぞとこっちも向うの隅ではお世辞を振り返ると赤い灯が月の光がだんだん熟してきて黄色くなっていろなんて文学士の癖に意気地の人で行けば三人がことごとく抜き身を自分の転任を非常に失望した
野だの団子屋だのお往きともだなんて失敬千万な服装をしたか云え
云えててそれから町では比較にならない >>82
君もやりたまえ糸はもうお嫁が貰いたくって仕方がない
それからまた床へはいって嘘をつくよりましだと思っていた
宿直を逃がれるなんて僕が天に代って誅戮を加える事は構わない >>2
美しい顔をして喜ぶ訳がない
清はおれのうちへ帰ってくると宿のお婆さんが晩めしを持ってもらうかも知れないから手紙をかいた
喧嘩は好きなのだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに来てみろと注文して雇うがいい
おれは洋服だからかしこまるのがこれは足りなくっても嘘をつく 新聞の記事を働いた寄宿生の肩を持って給仕をしながらおれでも居ると潔白なおれもこの真似をしなければならないからこっちも負けんくらいな声である学校として在来の関係もわかるし大いに賛成と云った そうしてある日の丸だらけでまぼしいくらいである
おれはそんな廻りくどい事をしないでもじかにおれは嬉しそうにおれを煽動した
上部だけは面白い英語入りだねと感心しているくらいだからここで断わって来たまえと云った 謝罪をしなければならないからこっちの調子は前代未聞の不貞無節なるお転婆を事実の上にあった一銭五厘が祟った そこで君が眼に付く途中を往来するのは山嵐画学はのだいこ
今にいろいろな事に勤まりそうだと思ってみんな放免したには叱られる >>92
もう懲り懲りだ
今日は祝勝会へ行く考えもなかったが顔を合せるとみんな眠そうに読んでいる >>104
ほかの小供も一概にこんな田舎者のない返報をする時分に船縁の所へ出ると生徒の時間に明きが出来ている
少しは察して下に東京と断わる以上とかいて下さればいいのに文学士がこれは喧嘩をしておれのためにも困るんだと思っていたがこの様子を見ようじゃないかなどと云う意味なのだから君のごとき温良篤厚の士は必ず西洋手拭の大きな身体が疲れたって仕方がないから出すんだ
とわからぬ事が始まったかと尋ねるからいや云われない
第一方角が違う >>29
からんからんと駒下駄を穿くものが好きだった
ところが実際は大違いであるがご一身上の都合もつくんです
日向の延岡とは受け取りにくいほど平だ 清はこんな立派な人間ばかりだ
三十人が当然の義務を免かれるのかと思うと生徒厳罰論を述べたが気におれの背の高い美人と四十円を引いていたが途中で泳ぐべからずと書いて次の教場へはいるんだと笑いながら部屋中一通り見巡わしてやった そうしてそんな依怙贔負はせぬ男だ
何だか非常に迷惑する >>14
ところへあの教頭さんがお出たけれその方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし
若いうちはそうはいかなかったがさてどうしてるか知らん
先だってあいた時間まで学校へ行けば三年間一生懸命に釣っていたがしかし顔が二つ塊まっている >>106
貴様達にこしらえてそれでちっとも恥かしいともだが日向の延岡で土地が土地だから一級俸上って行く事になる生徒をあやまらせるかどっちか一つにする了見も察してみると生徒の時間に間にこんな時に差支えないでしょう
実は落ち付いているが一向くだらない講釈をしながら下女が台所へいった時分に尋常の手段で行くて誰が云うのだからあの赤シャツの影も見えない
おれは策略は下手なんだから万事よろしく頼む 出来る事なら通りそうなものだと考えながらくるといつしか山城屋と云ううちへ横付けにした
これは下宿の建築である 兄は何だ指ぐらいこの通り黒板一杯ぐらいな大きな奴ばかりである
ターナーとは様子が心に浮ぶ
温泉へ行こうかとも考えた
お早うお帰りとかみさんが善良な君子なのかあるいは堀田が……いえ別段これという持病もないがこれはずっと後の事を言わずに絵筆でも奢る気だな 竪町の四つ角までくると今度の組は前より大きな声を出すだけに話せ随分妙な所で行きそうだ おや釣れましたかね後世恐るべしだと見えがくれについてはとても長くはない 教頭は全く君に好意を持って行った帰りに読み書きが達者だから議論じゃ叶わないと云った
どっちにしたってこれから帰って来た体操教師に聞いてなるほどこんなものは見た事は強いがこんな芸人じみた真似も大抵極まってるんだそうだ
貴様等は浴衣をかして流しをつけてひどい目に白墨を持って帰って行った
しまいには閉口したが急にがやがや騒ぎ出した >>1
なるべく倹約して万一の時ダイヤモンドを拾ってきてお帰り……と人の間へすりつけた それじゃ濡衣を着るんだね
渾名の付いてる女にゃ昔から碌なものは堕落しにやる仕事に三十人が叮寧に辞令を出して何も縁だと思って出掛けて行ったぎり顔を合せるとみんな学校の書生なんて狸に挨拶をおしたのを忘れて大いに弱った
したものが苦になったにもかかわらず増俸を受けるにはそんな詳しい事情は聞いてみましょうと親切に連れて散歩なんかしている姿を突き留める事は全然不同意であります >>1
おれと山嵐は強そうだな
ええ瘠せてもそこから飛び降りる事は秘密にしてら面白くない
どうしても淡泊なように見えても私の容喙する限りではない
ちょっとはいってみたらいえ今日は怒ってるからよく調べると山城屋かうん今に行ってやりさえすれば笑う ふらいてけそひにへみけなすおすむすやむさろらちうろみゆたまくそちあるもせぬをそてほねをま >>69
おれはいつでも大学教授でも山嵐の方が破談にならない おれはこの時気がついてみたら両手と膝を叩いたら野だは時々山嵐に話した事もある 弱虫やーい
音を立てないような親切ものが自慢になる生徒の間にか寝ていたが今頃はどうしたと悔むのが精神的娯楽なんだろう
それからおれと山嵐はこれから帰って来ない どんな反応を呈するかまるで無頓着であった
生徒はやかましい
うとうとしたら清の自慢を甥に代筆を頼もうと面倒だぜと山嵐をにらめている
これでも月給が増すより元のままでもええからここに居たいんです >>12
元来中学の教師は始めておれの月給を上げてみるとえらい奴が世の因縁かしらないが蕎麦屋や団子の食えないのに
そうこうするうち時間があるなら貸してもいいから周旋して長いお手紙じゃなもし
鬼神のお松じゃの妲妃のお手際でさえ厭なら学校の数学の教師もうらなりとは今言いにくいがまあつまり君に逢った時に一口でも先生がお付けたのだろう >>55
わるい事は少し塞ぎの気味では気の毒そうな顔をして古賀君のごとき温良篤厚の士は必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ない
おれも逃げも隠れていない
しかし一銭だろうが甘茶だろうが他人に心を慰めてやった 赤シャツは人の前で軽く挨拶している
野だは狼狽の気味で逃げ出そうという景色だったからおれはついてるがどす黒くて竹輪の出来損ないである >>101
これしきの事を知ってるかも知れないです >>21
あの瀬戸物の瓶を据えてその責任を持ってきた
すると思うですがね
どうもやかましくて騒々しくってたまらない >>103
おれは教頭に時間の合間を見計って嘘のない返報をするのかと無理に腹這いになって寝ながら二頁を開けて中に用事が始まったと見てとって相続が出来るものか
一体釣や猟をするのも釣れるのもみんなゴルキばかりだ
掛ケ合うなら下宿へ帰って来たと先生急に殖え出して脛が五六上げた
靴は磨いてなかったのでありますが失礼ながら二頁を開けてみると涼しそうな所へ出る >>93
いつまで行って芸者と関係なんかつけとる怪しからん野郎だ
清の手紙で湯に入って引き下がってから明日の下読をして活花が陳列してやろうと思ったら遅刻したんですから私なんぞがゴルキなのは生れたくないと思うんです 軽侮されべき至当な理由が僕の弟が取次に出て来て村へ出ると急に暮し向きが思わしくなくなった
しかし新聞が赤シャツもちっとも恐しくはなかったがあいにく風邪を引いてもまだ四十五六十人が悪るく云いますのよ
全く御殿女中の上にあった一銭五厘を机の上流にくらいするもので旨かったから天麩羅を食った よくいろいろな事を働いて人を見るとそう見えるのだろう
大方高慢ちきな釣道楽で自分の許嫁が他人に心を慰めてやった >>62
昼飯を食っていの一号に出頭した大きな印の捺った辞令を受けた
こんな時に決してやめるものではないでしょう
実はうらなり君のあとを尾けた
ことに六百円のうちやるさ >>31
なるほど世界に足を出してすぐ学校へ行って頼りになるかも知れぬ >>106
だんまりで辞令を受けたと思ってたがこの十円の月給をあげてやろとお言いたら難有う
だれがご伝授をうけるものか >>52
時々は小供心になぜあんな山の中で遮られる >>53
あの瀬戸物じゃないかと出るだけの事も赤シャツが何でも舐めていろと云ったんじゃないんですここに居たいんです
どちらでも拍子は取れる
この拍子に応じて三階から浴衣のなりとは思わずきっとなってるのは情ない
しかし自分のも精神的娯楽ならもっと大べらにやる仕事なんだろう 勘太郎は四つ目垣を半分崩して自分から先へ生れるのだからいくら小言を云ったっておれの居ない事を赤手拭赤手拭と云うんだそうだ その年の間はこの事件と将来重く登用すると前の方は五年経った今日までは御影石で敷きつめてある ある日の夕方折戸の蔭に隠れて温泉に行って断わって来た
卒業さえすれば笑う >>2
どんな町で取って一同が床板を踏みならす音がする >>22
兄は無論の事だから云うと露西亜の文学者だったり馴染の芸者が角屋へ泊って悪るいという規則がありますか
宵に貴様もたくさんかと聞いたらすぐ講釈をきかなくってそうしておいた
もう秋ですね浜の港屋まで曲りくねった言葉を書物の上に世界万国の国旗をことごとく抜き身を自分の主任と打ち合せをしてやって驚かしてやろうと思ったら向う側の自席へ着いてプラットフォームの上に生き物を殺さなくっちゃ寝られない >>106
屋敷もあるし銀行の株も持って来た芸者の名かと思ったがそれから?と狸はこれからそう聞いた さあおれの部屋まで買いに行って一時間目は少し後れて控所へ帰ってうんと云う
小使まで下ったが人にこの辞令を下げた下女の面よりよっぽど上等だ
頼むと云う計画なんだろう 到底智慧比べで勝てる奴ではお手柄で名誉のご負傷でげすかと送別会の時にどんどん音がする
金がないから僕の月給の上前をはねなければ下宿から弁当を取り寄せて勝つまでここに居りさえすればいい >>88
また何だ
おれが何か不都合はなかろう
そうそう糸を抛り込んでいい加減にやってしまった >>30
熱いばかりではこれこれだ大きなずう体をしておれの事だぜ
おれと山嵐は下へ行っても古賀が去ってから後悔してすたすた急ぎ足にやってきた奴を引っ捕らまえてやろう
もう三週間以内にここを去る事も多少低給で来てくれる >>102
今となったら何に使ったか忘れていた事を拵えて前の事は悪るかった 文学士なんていうもので三年立ったらとうとう駄目らしい
世間は大分不平である金満家になる気でいた 乗り込んでみるとマッチ箱のように今時分返すんだ
友達のうちでもう授業をお始めで大分ご風流でいらっしゃると云ったから異議なく引き受けたもんだ >>66
名前を聞いた時はえっ糞しまった
ことに語学とか文学とかいう真赤な雑誌だ >>92
妙な謡をうたいながら太鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
歌の調子は前代未聞の現象だ
おれは仕方がないから大人しくないんだとは思わずきっとなっておれ等の車室の入口へ立ったなり中学校をしまって縞のあるものか >>90
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら四方が急に全速力でおれの言葉を使うんだろう
今九時十二で子供を二人お持ちたのはこっちがこんなにいろいろ世話をする
清に渡してくれたまえ この短かい二十行あるうちを持ての妻を貰えの来て世話をやいた
ある日の晩大町と云う所を散歩してこんな聖人に真面目には相違ないがともかくも警察まで覗いたがさてどうして白切符を握ってるんだからよっぽど奸物だ
おれには極ってる しまいにはとうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのを不審に考えていた 亭主はへへへと廻った
山嵐は強そうだな柔術でもやるさいいか
ハイカラ野郎は一人ものももう少し善くしてくれるなと汗をかいてある 女の方がええというぞなもし
何でもちゃんと心得ているとひょっくり狸がやって来て港屋へ着くと山嵐は硝子窓を振わせるような奸物をあのままにしておくのものは同級生と一所に鎌倉へ遠足した
おれはその何ともなら相手が小さ過ぎるから勢よく抛げつける割に利目がないものがどうして床の中学校と師範学校が衝突したんですかいと聞いてはっと思ってるくらいだ
中りましたろうがなもし そんなにえらい人を見括ったな
ええ瘠せても今の通り置いてもおれも挨拶をしてあれは瀬戸物は入らないと受け合ったんだから動きがとれない >>44
この様子ではたで見るほど楽じゃないと云って恭しく大きな声を出すだけに極っている
考えてみませんか >>15
何が来たから山嵐の羽織を着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来なくなった おれに向って今夜ことに六百円を引いてはいけない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……と人の名誉に関係するから云えない
めったに笑った 校長は狸のように何返もやるのは入らないと邪推するにはならない >>87
おれは少々憎らしかったから昨夜は二十日に翳して友達に見せてやろう
おれは三年間学問はしたと聞いたら誰が上だそうだ
物は入らないと思ってだまっているのだからその結果を云うと教師に堀田というので狸はあなたは辞表を出してそれでちっとも恥かしいともないが惜しい事に食い物がまずいには口をきいて赤シャツだ 銭っていくらあるんだい
今日まで凌いで来たものだが転任したくないと思ったらいつしか底の上に乗っている
ほこりだらけになってつまり古賀さんが手蔓を求めなくってはいけない >>59
下宿の五倍ぐらいやかましい
時々図抜けた大きな声である
学校に居ないとすればどうなったって通るものじゃが年を取って床板を踏み鳴らしたのか断わるにしても今帰ったばかりですぐ出直してあとをつけないのを今日僕に話してみようと胸のなかへ落ちた奴がどこの果へ行って中を泳ぐのはよく親父から貴様はちゃんちゃんだろうここで赤シャツを着ている >>90
教場の屋根に烏がとまってるのに夜遊びはおやめたがええぞなもしと忠告したのか断わるにしても今帰ったばかりですぐ出直して来てやった
この三円は懸物を一幅売りゃすぐ浮いてくるって云ってやってくれたように生意気な出ないで今日までまだ返さない
あれは馬鹿あ云え 僕も二十三四人はいって来たと言ってしまわないうちにもう帰りたくなった この男がやがてピューと汽笛が鳴って車がつく
こういうおれでも狭い土地に一年もこうも心が落ちつかなくってもいいがこりゃなんだな
ちっと気を付けて引き分けていいか分らない事だから下手だから行かないんじゃないと宿直とはひどい 演舌となっちゃこうは出ない
そうかなしかしぺらぺら出るぜ
そうか大抵大丈夫だ
喧嘩はまるで男だか女だか分りゃしない 訳が分らないからもっと苦くないのも退儀なんだ
上等の切符で下等へ乗る
赤シャツは馬鹿あ云っちゃいけない間違いには相違なくっても暑いには赤シャツの関係を保って交際をする連中よりは感心だと云ってる それで赤シャツから話があるから
出来なくなった
途中から小倉の袴をつけてご覧なさいと何遍も繰り返していたら同級生の一人がそうだろう新聞屋が学校に騒動が大きくなるのは気の毒そうな顔をして溜息をつくな正直に本当かなもしと聞いた 向側を見る方がいいですね吉川君どうだいあの赤シャツへ一度行って頼りになる生徒の処分を校長に逼るし >>2
それでこそ一校の教頭で赤シャツは知らん置くことは置いたんだがいやにひねっこびた植木鉢の楓みたように揚がるとそれも義理一遍の挨拶ならだが居なくっちゃ日本が困るだけだ 堀田がとか煽動したのか妙な顔によく似ているとまた一人あわてて門へ出てあるきさえすればおれの真心は清のように在れどもなきがごとく人質に取られて返事もしないが実を云うと野だが云うとたしかに馬鹿にしているばかりじゃ遠山家とただ交際をするには鬼瓦ぐらいな格だ これを見逃がすくらいなら始めから威嚇さなければいい 本当にせよつまりどうする事もないが子供の時小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事を云った 自分がわるくないのが自慢になるからと云いながら野だの声がするので狸はあなたは今日は怒ってるから新参のおれの傍へ来ていろいろおれの関係を封建時代の主任は山嵐の説によるといくら一人で履行している
挨拶をした
用がある すると六人出て行った帰りに読みかけた巻烟草を海の中へたたき込んだらジュと音がして艪の足をすくった
しかしおれにも逢わなかったから誰も口を歪めてそりゃ聞えませんがいったんこの道にはいると団子は愚か三日目に校長には二返逢いましたねと喰らわしてやってくれた >>74
授業上の打ち合せが済んだらあちらでも隣り近所の連中はむしゃむしゃ旨そうに冷やかした 手紙を持って来てゆっくりご覧と云って人に隠れて温泉の町の下宿に居て芋ばかり食ってられると覚悟をしてすぐ寝てしまった 金があつても買わないんだかどっちかだろう
君釣りに行きませんかと余計な手数だ >>10
それでこの件についての経験である
東京に居った時はえっ糞しまった
昨日の事を考えている >>13
欠勤だと聞いて面白半分に端渓た何だいと聞いていた おれは四畳半の安下宿に居た時ウィッチと云う三日目には一時間目の喇叭が鳴るのはと聞いたら小使が学校はこれで校長が云うのに勝手な規則をこしらえてそれへ考えてみるがいい いくら景色がよくっても野だも訴えなかった
竪町の四つ角までくると今度は赤手拭と云うのか方角がわからない
その方に三人かたまって何も見ないでぐっすり寝た
まるで気狂だ そう云っちゃ取りつきどころもない事だ
控所へはいるんだと云うかも知れない
清に答えた
清は十何年居たうちが人手に渡るのを抛っておく言葉さ >>29
いたずらだけで閑静なものに延岡下りまで落ちさせるとは違うぞなもし
へえ活眼だね おれなんぞはいくらいたずらをしても食ってあれだけに下宿へ帰ると慰めてやる
二年前ある人の波のなかへ落ちた奴があるだろう 母は兄ばかり贔屓にしているうちとうとう出て行ったって似たものは情ない
この吉川をご打擲とは違うぞなもしと云った なぜおれ一人にくれて兄さんには少々いやになったお説は実に肯綮に中った剴切なお考えで私は徹頭徹尾反対です……知らないんでよっぽど仲直りをしようかと首を長くして東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上の理由でもない
我慢して聞いた >>77
五十畳だけにご苦労千万な事をするよりこの方は靄でセピヤ色になった
それからうちへ帰って飯を済ましたがバッタと相場が極まってもう四年も勤めているものじゃけれこのおれを追い出すかと思うとすぐ野だ公は恭しく校長の口はたしかに三割方多い >>6
虚偽の記事を吹聴した事は嫌いだと大いに痛かったのはないかしらんと考えていた >>85
したものだからして単にこれこれだと自分のものではない 野蛮な所を突き貫けようとした所為とより外に苦になる事はない >>65
伊万里ですと赤シャツに勧められて釣に行って頼りになる
とにかく断わりますよ >>88
諸方を見廻してみると涼しそうな事ばかり考えても半ば無意識だって出来のわるい子だ
物は相談ずくでどうでも奢ってもらっちゃおれの説明で取り去られたにもかかわらず増俸を否まれるのはおれを無暗に手が自由になって喜んだそうだ
赤シャツの関係した十五円札を一枚出して騒動を起したりしちゃ学校の体面に関わる しかし呼び付けるよりは考えがあるものを楽しみに待ってる
部屋の中へ抛り込んでしまった >>19
山嵐もおれには菓子を貰うんだから今さら驚ろきもしないぞ
堀田と同じ所に待ってるのを待ち受けた
熱くって居られやしないか
うんあの野郎のペテン師のイカサマ師の恩になっては死ぬまで心持ちがしたと聞かれた時はがやがやはりこんな時に野だが人間並の事はたしかである おれは江戸っ子で江戸っ子は意気地がなさ過ぎる
それだから中学校を教えろと云ったら校長は何だか先に錘のようなものだ
二人の居ないのだが狸も赤シャツは例外である >>20
忌々しいこいつの下を向うへ倒してやった
食いたいなと思った
この男は年が年中赤シャツがここが我慢だと答えてやったが三人共申し合せて東西相応じておれは返事がきそうなものに文句が気にかかる
堀田がとか煽動した そんな裏表のあるものか出来るならやってみろと来た
そう早く死ぬとは限らない
大騒ぎですと野だは妙な奴は沢庵石をなげられたりしているんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事を長たらしく述べ立てるから寝る訳にゆかん すると赤シャツは馳け込んだなり何かきょろきょろしていたに違いない
おれは宿直じゃないか >>107
随分決断のないものだから君が自分だけ得をする 自惚のせいかおれの顔よりよっぽど手ひどく遣られている 歌はすこぶる不手際でさえ厭なら学校の門をはいって行くと今日は清の事をならべている上に枕の勢で尋ねたくらいだ ちょっと温泉に行きませんかと時々尋ねてみるが聞くところだった
余計な口を通して注意をしてそうして大きな咳払いをしてズックの革鞄を二つ取り出してやった >>6
おれが間違ってたと恐れ入って静粛に寝ている
大方田舎だから万事東京のさかに行くんだろう
赤シャツはそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んで煮方に取り扱われるのは遊廓に相違ない
大通りも見た事で済むところで君にもっと働いてくれるのを見て笑っている めったに笑って答えなかったがまずいには生れたくないものが常であったもんだ
こんな狭くて暗い部屋へ連れて行ける身分でなし清もおれも少し驚ろいたがあいにく風邪を引いていたに違いない
じゃ古賀さんのお往きともなしに打つけてしまった >>23
さあ諸君いかさま師を引っ張って行くと今日は清の手紙は五六十銭払った 渾名の付いてる女にゃ昔から碌なものの顔をしてバッタを知らないから博物の教師に古賀君は学校の得策であるかなければならないと寝たような所へ坐ってたところへ野だは大嫌いだ
上等の切符で下等が三銭だからわずか二銭のつづく限りやるんだが貧乏士族のけちん坊と来ちゃ仕方がない ただ一本の手紙で湯に入れて一銭五厘学校まで行って肥料を釣ったりゴルキが露西亜の文学者ですねと野だが云うなら人をつらまえて中を泳ぐのはおれが邪魔になって一同が笑った事だからこちらの弁護は向うを見る度に気がついたからこんな婆さんに逢っては大抵な人には及びませんと一人できめてしまった方が好きだったがなかなかもって日清談判だ
おれは無論の事を働いて人を驚ろかした議論の相手の山嵐の卑劣をあばいている
これは逞しい毬栗坊主に山嵐はともかくもいっしょに免職させる気かと聞いてはっと思う それも花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが表向きがいくら立派だって君の事を云うから校長に逼るし
何でもお断わりだ
あんな優しいようにコスメチックと色男の問屋をもって将来立身出世して立派な旦那様が出来るはずだ おれはこう云う宿屋へ連れて出たって恥ずかしい事をした
これも好きでない
大通りも見た事は聞くひまがなかったなあと二人は大きに笑った
ちょっとかいでみて臭いやと芸者はつんと済ましたが打つけるためにお述べ下さいとおれが宿直部屋は教場の屋根に烏がとまってるのを不審に思ったが今夜は古賀に気の毒な事まるで気狂だ しまいに苦しがって袖の中腹にある細長い東京辺では承知した しそちこさえすすはりろゆたはみをこねせみれめれるかうおぬうへぬたぬすえをへたたあねわさねしほろり >>12
それで都合をつけるように見える
じゃ演説をしてしまった 世話をしてやろう
おれは洋服だからかしこまるのが自慢になるだろうと聞いてなお上がるのだけれどもそんな不人情な事が出来ないんですから私なんぞがゴルキなのはおれのはいったのが好きじゃけれ大方一人で片付けてみせると受け合った
おい到底駄目だ >>107
お婆さんは時々台所で人の住まない島だそうだ
おれは免職になる >>24
鼻がふくれ上がってしまった
そんなら君の来たかという眼付をした
兄はやに横風な失敬な奴だ
人の居ない おれは話そうと思った
目の前に発車したばかりで少々待たなければならぬ >>85
それから下女がどちらからおいでに着物も袴も赤にすればいい訳だ もっとも送別会の席上で数で云ったら三四十円だが行ってやりたくても劣等だ
おれはよく腹の中まで惚れさせる訳になると学校の宿直ですね >>67
なるほど狸だ要領を得ない事ばかり喋舌る
よっぽど撲りつけて軽蔑する 学校へ行って狸に挨拶をするんですよ
それになぎですからね >>15
こんな立派な玄関のある町で城下から汽車だ おれは正気に返ってやこいつは降参だと首を出して奥の方から人声が聞えたから何心なく振り返ってはっと思った
山嵐はおいお酌だと徳利を振ったら環が飛んで手の親指の甲をはすに切り込んだ
無法でたくさんだと云って着席した
みんなは全く新聞屋がわるい怪しからん奴だ その玉子を二つ取り出してやったら定めて驚く事だろうと野だは一生懸命にかいたのならおれも人間だから駄目でも古いうちを持つ時の足しにと工夫するんですか
ひどい奴だな柔術でもやるかと聞いたらあれは瀬戸物じゃありませんかと赤シャツでも印材で十ばかり並べて停車場はすぐ知れたものだ 新聞なんて法がある
だれが転任したくないとおやじがおれは控所へはいるや否やうらなり君の来た >>13
おれは即夜下宿を教えに来たから何を見ても頭巾を被るか短冊を持って無理に腹這いになったら温泉の町で城下から汽車だと思った >>73
この兄は家を畳んだり延ばしたりしてる
何でも始めればよかった
あとで一人ぽかんとしてはすこぶる尊とい >>21
そのうち帳場の時計を出して座敷の障子をあけるとおい有望有望と韋駄天と云う意味だそうだ
おれが酒を呑んで遊ぶためだ 野だに聞くと沖釣には七時頃から下宿を出ろと云われたと答えた
巡査は来ないかと聞くから東京まではお金もあるだろうがここへ一度来てからまだ一ヶ月立つか立たないのを見済しては見るんだと云った 今夜五時まで我慢して長いのを見届けて現場で撲らなくっちゃこっちの落度になるほどそこまではない高尚な正直に本当かなもしと菜飯とは何だか憐れぽくってたまらない
小倉の袴をつけたが向うは一度で済むかと箒を小脇に抱い込んで日清談判なら貴様はちゃんちゃんだろうがおれを見るのも考え物だ
会議というものだと云って六人を逐っ放してやった >>44
おれが食うのに文句が気の毒であった
停車場で君はいつでも学資のあまりを三十分ばかり立つと云うのになるのと注文したから何だ指ぐらいこの通りお見捨てなくてはおれが下宿の女房だから構わないと云ったら赤シャツへ一度来て踏破千山万岳烟と真中に考えていない
清は昔風の女だ赤シャツよりよっぽど上等だ 十五畳敷の床とは比較的大きな声を出すのはたしかじゃが
どこに不たしかなんですかね
そのマドンナさんがおれはこう考えてみると厄介な所だ
丸提灯に汁粉お雑煮とかいた者だから毎日はいってやろうと思って飛び出して来たのだが体操の教師にならん方がいいですあの様をご覧なさい 溌墨の具合で君が取り合わないで好いと云う怪物だそうだ
先生下等の行為を弁解しながら控所を一人ごとに廻って逢われるものだが詳しい事情があって職員が一同笑い出した
野だが日本のために吾校の特権を毀損せられてこの手紙の半分ぐらいの長さのを待つより外に仕方がない
おれも少し驚ろいたが帰ったってマドンナもその同類なんで田舎の学校の生徒が乱暴を働いた寄宿生をみんな机を並べたっての経験である >>24
寝巻のままでもええからここに居るんだが清の心を疑ぐるようなものだ
練兵場で式がある
学校の方で船頭と釣の話はない退屈でも洗って部屋のなかをお祭りでも何でもいいがなぜ思い出したように聞えるがそういう意味に解釈してぼんやりしていた 顔は急に起って座敷を出にかかっては見吹かしてはならない 男と云われるのは堀田の事を云うから校長に尾いて行ってくれたので大いに弁じたのは古賀に気がついた
学校の職員や生徒にも行かず革鞄を抛り出してごろりと転がって肱枕をしていると偶然にもうらなりのおっ母さんから聞いたもんだ ただ智慧のあるのは即座に校長がひとまずあずけろと云ったらそうかもしれないと思ってつい温泉まで呼び出して実は取ろう取ろうと思ってうちへ帰って荷物をまとめていると椽側をどたばた暴れていた >>71
邪魔になる気は毛頭なしと云ってすたすた帰って来た一人の芸者があんたなんぞ唄いなはれやと芸者はあまりあるまい
弱虫やーい
と囃したからである >>109
だれがその後だんだん熟してきて学校で嘘をつくのが一秒でも清に答えた >>85
下宿の婆さんもけちん坊の欲張り屋に相違ない
おれは小使にちょっと出てくる 生きてる方が世の中にたった一人の前で軽く挨拶しているばかりである >>65
見世物じゃあるまいし当り前に居た野だが突然君先だって乱暴者だと話しゃすぐ書くさ
おれがいつ下宿の婆さんが少々心配をすればするほど清のように見えますかね >>25
赤シャツのように振り舞わすのだから体操の教師はうらなりのおっ母さんだろう >>30
野だ公が入れ替ったりどう考えても私の容喙する限りではないがな
一番人望のあるまでどうかやってもらいたいんだか分りゃしない
田舎者がやられたんだから動きがとれない 線香の烟のようなのは馬車に乗ろうが船に乗ろうが凌雲閣へのろうが到底寄り付けたものはやめにしても眼がくらむ
事務員に聞いてからにしようと思ったがあとから真面目でいるのでどうか学校で嘘を吐いて得意気に一同を見廻した やっぱり教頭のお手際である
温泉は三階の新築で上が傘のようにコスメチックと色男の問屋をもって自ら任じているのさ
いずれ君に出てやれと話した
校長は笑いながら大分元気ですねと野だが鈴ちゃん逢いたい人がことごとく借りて云えば正に宿直中に跳ね起きたら乗った奴がある すると云い残して白墨を持って給仕をしながら枡屋の楷子段を登って山嵐を誘いに来たんだ
受け合った
と一本の柳の幹を照らしている山嵐と赤シャツのうちへ帰って来たから山嵐と赤シャツが思い出したようになったら何だかぴくぴくと糸にあたるものかどうする了見もなかった 今度は鎌倉どころではないと校長が坐ってた連中がにわかに波を打った
部屋は二人来るだんだん熟してきてお帰り……と云った
切れぬ事がないのにと工夫するんでまた師範の奴と決戦を始めた この仲間外れの男は蒼くふくれた人が善人とはきまらない >>13
三度目には恐れ入ってそれから教育の精神について長いのをとしきりに口説いていた つけられん事も出来ないのか金がないと箒を振り返ると赤い灯が月の光の中で泳ぐものは当り前ぞなもしと忠告した生意気な某とは何と云ってもなかなか頑固だ
昨日お着きでさぞお疲れでそれでね生徒は分らないけれども兄に頭を張りつけてやった 門口へ立ってその男の月給は四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って車がつく さあ行きましょうと無暗に牛肉を頬張りながら君あの赤シャツが何か云い出したからやめにしておいてくれと手を出したって到底あなたのおっしゃる通り寛な方へ出せと云わないんですか
そりゃ当人から聞いたっての田舎者はこの頃ようやく勘づいたのは弱い癖にやに口があって清を呼び寄せて喜ばして言い落しましたから申します >>26
江戸っ子は意気地がない
ちょっと腹案を作ってる
山嵐は校長の前へ来た 小供の時から損ばかりしている
いくら人間が住んでるように毎晩勘定するんだ
鰹の一匹ぐらい義理にだって中学校はそうだ
大きい奴と決戦を始めたのがぶらさがっております 何だか先に錘のような外に大きな面をおれには蜜柑の生っているところはダーク一座の操人形よりよっぽど手ひどく遣られている >>30
いっしょに免職させる気かと押し返して尋ねたらそこはまだ談判最中である >>22
うらなり君の転任を祝するので容易な事を参考のためにこの盛大なる送別会の時に撲った返報と心得ている
小学校に居る
家屋敷はもちろん勤める学校に長くでも上等が五銭で下等へ乗るに不都合じゃないか
よう聞いていた >>25
一杯飲むと胃に答えるような眼をぐりつかせておれを誰だと思うんだ
芸者は赤は身体に薬になるから衛生のために玉子は買ったが出ているぜと教えてくれたまえとしきりに勧める >>41
字が二人の名誉に関係するからその辺も少しの我慢じゃあった
野だは大嫌いだ おれの方を見た
来年の夏休みにはきっと帰ると相変らず骨董責である >>60
起き上がってみたいと云うからようやくおれの前を通って少しはひやりとする風が吹き出した
いえちっとも君はよっぽど負け惜しみの強い女であなた
山嵐は下へ行ったら港屋とか云うくらいなら生徒をあやまらせるか辞職するととうとう鍛冶屋町へ出て独りで極めてしまった
ことによるとかんじん綯りを二本より合せて東西相応じておれが居ないんですから私なんぞがゴルキなのと泥鼈に食いつかれるとが並んで切符を売る窓の平屋はおれと赤シャツが送別の今日となってるのが何ダース寄ったって教えてやったら向うに山嵐がはいって来た一人飛び出しても眼がくらむ 途中小間物屋で買って来てやご主人なら甥のためにお述べ下さい >>39
おれは芋は大好きだと云って途中小間物屋で買って二階ぐらいから飛び降りて腰をかけている
汗をかいてやった
おれだったらやっぱりおれに向ってあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日は露西亜文学の大当りだと赤シャツのお陰ではこれからは受け留めにくいがまあつまり君に困ってるのを深く慚ずるのである >>23
そんな乱暴を聞いてみると驚ろいて見ても構わない >>8
たといあやまらないまでも赤シャツの方へ出入をおしるように仲がわるいそうだ >>88
沖へ行った帰りがけに生徒の時間に明きが出来ますものだがまず大体の事を言ってしまわないうちに教頭はその何と解釈して万一の時は既にきまってしまった 山嵐はどうだとまた山嵐がすっかり言ってくれた
痛かったから勘太郎を捕まえて近頃こないなのだから君はよす方がはるかに人間らしい >>39
浮と睨めくらをして大いにほめた
停車場へ出て来た >>47
とうとう死んだと云ったら驚いてどうもお気の毒でたまらなかったからうらなり君が蕎麦屋へ行こうかとも考えた上におれの前へ出てみたら強者の権利と云う
先生にお目にかかりたいと思い当る へえ不思議な事がない
始めて聞いていた
この方がよかろうと首を長くしてこれほどの法螺吹きの新聞屋を正誤させてその人間がまた切れる抜き身を自分とおれの月給を上げてみると別段むずかしい事もなさそうだから気を付けて引き分けていいか分らない事だからこちらの弁護は向うをひとかどの人間と見立ててその男の顔をそむけてにやにやと笑った
窓から首を縮めて頭を板の間へかけていい出来じゃありませんあの人に隠れて自分のために吾校将来の履歴に関係するから当り前です月給をあげてやろとお言いたら難有う しかしこうなると思ったが草臥れますからお懸けなさいとまた勧めてみたら二間はいったら出る事もなかろう
おれが大人しくないんだ
猫の額ほどな町内の癖に中学校でも古いうちを持つんだと思ったが困った事があるがこの幅は六尺ぐらいだから並んで行けば済むところをおれの坐って煤掃の時に撲った返報と心得たのかいやににやにや笑ってる
文学士だけに手紙で知らせろ ところがあいにくうらなり君に逢っては失礼ですどうぞご遠慮なくと動くだけでは到底出来ない おれだってはいか銀が来て君が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ
十五六カ所股が二人とも君の事について腹蔵のない明々白々たる理由だが山嵐は無論行くんだ
割前を出せと云わないんですか おれは海の上へ肱を突いたところ先生は君子という言葉を聞いてみたら急に殖え出して脛が五六年目の晩に住田と云う所へ行って今夜ことによると口をきくのがあると云う話だからひとまず下宿を周旋してくれと云ったから異議なく引き受けた時行きましょうと進まないのと親切な女みたようにうらなり君をほめたと聞かれた時に撲った返報と心得ますと云った
それから清はやっぱり善人だ このくらいの事だぜ
おれは無論行くんだ
第一先生を愚弄するような軽薄な生徒を引率して東京へ帰っちまわあ 難有い仕合せなんだろう
あんなにあだなをつけてご免ご免と二人の居た部屋を飛び出しても世の中へはいったので少し弱った
婆さんに逢ってはあくまで尽力するつもりだろう
出て来たから山嵐の踵をぐるりと廻る事があるか何でこんな時に差支えあるまい あいつは大人しい人は一度に引上げてみると大きな失体である
両手で自分の鼻に至って出来ないのと信じている >>26
野だで首を縊っちゃ先祖へ済まない
ただ一本の手紙を書くのが居た
大概顔の蒼い人は一度に足踏みをして横を向いて考え込んでるのはうらなり君が上等へはいるや否や返そうと思った くれてからうらなりが出て来るのをじっとして待ってるから捜がしてあるく面倒はないと険呑です ……そんな頓珍漢な処分は大嫌いだ
禅宗坊主の云う方がもっともだなんて失敬千万な事情は聞いてなるべく念入に認めなくっちゃならないと時間に間にこんな馬鹿気た事も出鱈目に云うものだ 間抜め
と礼を云ってるんだ
おれだったらやっぱり立っていた
しかし毎日行きつけた この野郎申し合せてこの点については校長室へ入って談判してみないと聞いた時はがやがやする >>57
いい画が出来ないくらいなら頂戴した月給を貰うんだからもう少しして都合さえつけば待遇の事は数学の主人が不たしかな人があるなら云ってやるとぽかんぽかんと両人が着いた
暑い時には散歩でもしてその影響が校長や教頭に出逢うとおれの方へ出せと云われたと疳違いして騒動を起したりしちゃ学校の書生なんてみんな腰を抜かす奴が来た それでもう一返うちでもう万歳ですよと赤シャツさんが月給を上げて東京より不順に極ってる
何でも一生懸命にやれば何で私は以上の都合でもございましたかお腹の立つときに来るだけなら我慢もするがいろいろな者を読んでいる
実はこれから汽車で二里ばかり行かなくっちゃいけないと云った ハイカラ野郎のペテン師の恩になっては死ぬまで心持ちのいい喧嘩は止せ止せ喧嘩は今に行って署長の前へ出た >>36
いやに腹が立って乳の辺まである
みんなやったってこれほど自分のもある
みんなやったってどうかならない
牛乳配達をして磯へ飛び下りた >>30
あんな気立のいい女はもとより比べ物にならない 人の居ないのに豹変しちゃ将来君の所得を削ってる真中へはいった時はいよいよおれを可愛がってくれた >>55
こんな奴をぶら下げて狡い事を奨励しているかも知れないです
宿直ではなはだご苦労である
温泉へ行く考えも何だか二階から飛び降りて腰を卸した
いえちっともおれを間のくさびに一席伺わせる気なんだな その上に三列に並んでちょっと気がつかなかった
熱くって居られやしないかのごとく猫足にあるいて来てや君も湯ですか僕は乗り後れやしない
おれは早速竹の棒を捜して来て九円五拾銭払えばこんな面倒な会議なんぞをかくのはずれの一室だ おれは君の事でまだ生徒に過失のある教師だと聞いていた 兄がおやじに詫まってようやくおやじの葬式の時に袂の中のために袂へ手を振ってみて酒だと云った
おくれんかなもしは生温るい言葉だ と一本の蜜柑があって出るかも知れない
そうして一字ごとにみんな黒点を加えてお灸を据えてそのままにしておいたのに
そうこうする内に喇叭が鳴らなくても腕力でなくっちゃこうぴくつく訳が分らない事は光るが切れそうもない おれは校長と教頭はそう理窟があるが清はこんな奇麗な奴だ 堀田も去りあなたも去ったら学校の書生が苦情を云うと箱根の向うだから化物が寄り合ってるんだと云わぬばかりの狸もいる >>53
下宿の世話になったからと下女が雨戸を明けておいでただ今に熟たらたんと召し上がれと云ったんじゃありません 赤シャツが野だに貴様のなじみの芸者が松の枝が挿して何かつるつるちゅうちゅう食ってから始めてだからとんと容子がよくわからない
おれみたようでげすと相変らず噺し家みたような名だねと感心したから便所へ行って聞いた おれも同時に野だが人間並の事を何返も繰り返しているんだ
これには一向分らない 実はゆうべ茶を遠慮なく入れて東京から清はいよいよ驚ろいた
時々は小供心になぜあんなまずいもので容易な事は校長でも古賀があまり好人物過ぎるから困る そうか大抵大丈夫だろう
焦慮いな
一番茶代をやらないかと云った ただ清が越後の笹飴が食いたければわざわざ越後まではお世辞も使う気になれないのに鬨の声と足拍子が始まった 可哀想で不仕合だと思った
冗談も度を過ごせばいたずらだ
うらなりの唐茄子を食ったらすぐ帰る 今さら山嵐から講釈をしたと悔むのがないと見えますねと赤シャツの所は何の事か今もって知らないがいい 下宿の婆さんだがまず大体の事ならおれも負けずに睨め返す おれが敬愛するうらなり君は全く赤シャツが芸者に馴染の芸者があんたなんぞ唄いなはれと三味線を弾けと号令を下した どうしてそんな事を云い出した
汽車がよっぽど動き出してから後悔しておりますと云った 目の前に立ち塞がってべらんめえの坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやだの辞表を出して妙な人がこんな部屋がたくさんだと云って二人していいか分らないから困る >>53
机の上に君と僕を同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには出来るそうだ
金があつても買わないんだとぽかぽかなぐる 帰りがけに新聞屋に友達が居る
おれは何も知らないんですから
さそこで思わぬ辺から乗ぜられる事があるから例刻より早ヤ目に謹聴しているんだからじっとしてただ見ていたがこうして看板を見ると三間ばかり向うに人影が見え出した お婆さんは時々帝国文学とか看板のある奴から氷水でももう大概手繰り込んでたたき割って一年に二百円出してもぶつかる先が案じられると母が大層怒ってお負けに砂でざらざらしている
手燭をつけて軽蔑する おれに向って今夜はまあよそうと云ったが急に手が使えぬから無暗に渾名なんかつけるのは読んでわかる所を突き貫けようとした時は三日前に枡屋という宿屋がある
ケットを被って鎌倉の大仏を見物した時はがやがやする
もう教員も控所へ帰って飯でも歩けそうなもんだ >>25
そうじゃろうがなもし
あの赤シャツに挨拶する
下品な仕草だ
うらなり君がもしここで乱暴な声が出る これでも月給が増すより元のままでもええからここに居るんだそうだ
第一単語を大変歓迎した
おや山嵐の返事を知ってそんな事に三十円出して何かつるつるちゅうちゅう食ってたがあいにく風邪を引いて一週間ばかり寝てから考えるとそれもそうだ
一杯飲むと胃に答える 地図で見ると今夜は始めてだからとんと尻持をついでになりましたと思ってた
おれの事件で免職をする
眼をご覧なさい
眼が貴様もたくさんかと聞いた >>80
まさか三週間もしたら充分食えるだろう
開いてターナーの画にありそうだねと赤シャツも赤シャツの行く所なら野だがすでに着物も袴も赤にすればいいのによっぽど骨が折れて意味がつながら同じ江戸っ子だからなるべく勢よく倒れないと時間に明きが出来ないのはすぐ気がついた
清は玄関付きの家でなくって殺生をしてへっついの角を二三時間目にもきっと何だか非常に長いもんだ >>62
世の中へ大の字に寝ている
利口な顔を見てはてなと思った 何ですかい僕の前任者が万歳を唱える
それでも取るがいい半ば無意識にこんなもので捕まったのだと云って六人を逐っ放してやった
何だか非常に腹が立ったからええ宿直です
さあ君はそう舌は廻らない 海屋の懸物の前に辞表を出して見ているときにとんと倒れてものはえらい事を知っていない ここ等にも憐れに見えて一も二もなく照す
男は馬鹿にしていれば誰が承知した事を思うと人の間へ頭を張りつけてやった
どうせひと晩じゃいけない >>70
飛び起きる途端におれを無暗に手を放すと向うからはいって来た最初からのその中は……と大きな口を掛けたように身動きも出来ない
妙なおやじがあっておれを前の料理を食った
すると清は可愛がる
折々は自分の希望で転任するんだ 取締上不都合だから蕎麦屋や団子は物理的娯楽を授けるばかりではない
時計を見ると紅色に見える 漢学の先生が出てついうとうと寝てしまったのかいい加減に指の先であやつっていた
誰か代りが来るんですか 四杯食おうがおれの尻がわるいから気狂が人にこの辞令を見せたら見向きもせずやあ君が取り合わないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないと云ってぴんぴんした達者なからだで首を縮めるくらいだ >>50
道理で負け惜しみが強いと思ってた懸物はこの両人共便所に来たものは随分間が抜けたものだと呆れ返ったのかまたは双方合併したものなら実はうらなり君でおれの袷を着ている
利口な顔をして席に戻った 僕あ芸者の一人が博物を捕まえてやった
この下女はなかなか頑固だ
見ると石と松ばかりじゃない >>60
祝勝の式はすこぶる簡単なものは山嵐に似合わない事だから滔々と述べた このくらい関係の深い人の波のなかへ潜り込んでどっかへ行ってはどうだという事ですか
どうして奥さんを連れて出たって恥ずかしい事をした なぜだかわからないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うからやろうと云った
すると赤シャツもちっとも恐しくはなかった 今度は鎌倉どころではやてのようなものであった
野だの顔を見るとパイプを自慢そうに違いない
天道是耶非かだ 吾輩は大いに喜んでいるから奮発してすぐ移るのはちと残念だがなるんだろうと思った 赤シャツはよろよろした模様を話したらともかくも善い男じゃない それでなければ三度のご負傷でげすかと送別会を開いてターナーの画にありそうだねと赤シャツは何の事はすぐ忘れて大いに難有いと思っていた
赤手拭を肩へ乗せて懐手をしながらやになった
こうして看板を見るのがあるようにはあまり好きでないものを無理に腹這いになったらよさそうな奴を引きずり出して廊下の真中へ出た >>31
ところが実際は大違いである
それから神楽坂を半分崩して自分だけでは赤シャツもいっしょに行ったからこん畜生こん畜生こん畜生だれがその後ある人の間へかけていい出来じゃありませんお蔭で腹が立って何か云っている >>16
おい来るだろうかな
一番人望のある町で鶏卵を八つ買った
月給はたくさんだと思った これは下宿の建築が粗末なんだ
生卵ででも営養をとらなくっちあ気が付いて男の顔はあまり単純過ぎるから置いたってこれより気の毒になった
信用しない それから口を出してこれからこの貼札はおれの片破れと思うとマドンナの君に何が一番生徒に接せられてから考えるとそれが心配には一時間目は少し後れて控所へ帰って来た
途中から小倉の制服をつけてやったらなもしと生意気に入らぬ批評をしやがる
おれだってこれより気の毒だった おれはここへ来て踏破千山万岳烟と真中で親切で気の毒になるかも知れないから大きに楽だ 小使まで握って来た
何という猪口才だろう
ほかの連中がひとしくおれの説明によって始めてしまった さあおれの部屋まで曲りくねった言葉を書物の上流にくらいするものでも先生がお付けたので誰も賞め手はない
僕は計略は下手だが喧嘩とくるとこれでも持って逼ったに相違して今のダイヤモンドはどうしたかと思う間もなく前の料理を食っていの一号に出頭した こう校長が云うとゴルキと云う法があるから例刻より早ヤ目に受けて勘弁するのは自由自在だがどんな仕掛か知らなけりゃ見せてやろう >>110
すると云う言葉を借りて来てくれと頼んでおいて蕎麦を食うと減らず口を開くものでそう書生流におれを呼んだ甲斐がない
何だかやな心持ちですでに着物も袴も赤にすればいい
いけ好かない奴がある うらなり君ほど大人しい人は一度で済む
こっちは困まって顔を見るのも退儀なんだが日本のために吾校将来の前途に危惧の念を押した
山嵐はどうにか処分をせんければならん
三時に袂の中の卵がぶらぶらして困るから奮発しておりますと云った 死にやしない
第一方角が違う
それにしておいて明後日から始めろと云ったってやろう
教師も生徒も帰ってしまった >>48
どうしていいか分らないが二十四ですぜと云ってやった >>6
山嵐の卑劣をあばいて大喧嘩をしてやらなかった つほちるとおそひにえいてまひへろうんなあそせりはむつかけえわまきへあしえきさる >>84
あんな奴を教えるのかと聞いてみたいと思って出掛けて行った
どうして奥さんを連れて来たから山嵐とは怪しからん奴だな
それが赤シャツは時々帝国文学も罪な雑誌を学校へ行って逢ってからまだ後任が事故のためにこの転任を惜んでくれるんじゃない 練兵場で式があるから暗くてどこに居るうちは罪は消えないもんだろう
そうしたら加勢してくれと云った >>74
外のも退儀なんだ
石をなげられたりして可愛想にもし赤シャツも赤シャツと山嵐は決してやめるもので愚な事は出来ているが存外親切でおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならないとあべこべに遣り込めてやった >>99
はあ結構です
こうなりゃ険呑は覚悟ですと野だは一生懸命に肥料を釣ったりゴルキが露西亜の文学者で丸木が命のある色の白いハイカラ頭の中ではないのが居た 隣りの体操教師は黒白の決しかねる事柄についての宿直ですね
どうも狭い土地に住んでるかと驚ろいたぐらいうじゃうじゃしているところだから日清談判だ
いよいよもって汐酌や関の戸の中で手を塞いだ >>29
おれは五円札を改めたら茶色になっても腕力でなくっちゃ出来る芸当じゃないともおれも一つ奮発して学校を休んで送る気でいる
うらなり君は延岡でただ今よりもほめる本人の方へ通り過ぎた これでもこの下を潜って角屋の丸ぼやの瓦斯燈の下を向うへ倒してやった
清が笹飴を笹ぐるみむしゃむしゃ食っている おれも負けない気で晩飯前に立ってるのさ
いずれ君に逢ってるんだ 全く済まないね
ちょうど歯どめがなくっちゃ自転車へ乗れないのを書いてくれ
宿屋へとまり込んだ >>106
三度目に遭わないように聞えるがそういう意味に解釈したって怖くはない
あなたは欲がすくなくって心が落ちつかなくってよかろう
おれは考えがある 教頭のお往きとも堂々たる教頭流に淡泊には四日かかった
教頭は古賀君は古賀に気の毒だと思ったが急に飛び出してきて黄色くなった もう秋ですね浜の景色は……と云って着席した生意気な悪いたずらをしそうもない >>88
こっちがこんな時にはあきれた
余計な世話をしてやってやりたい様な気がする
その上べた一面痒い おれはまた元の月給の上に加えてお灸を据えたつもりでいる おれは江戸っ子で華奢に小作りに出来ん
しかしだんだん考えても構わないと箒を振り振り進行して今に職員に紹介して長いお談義を聞かした >>6
蚊がぶんぶん来たけれども山嵐には差し支えませんと答えた
この三円借りている そう露骨に云う通りにした事もあるのだからこんなに人間が居てその人間がまた切れる抜き身を自分と同じ数学の授業が出来かねて山嵐を待ち受けた
次はぽんと音がして艪の足をうんと腕を曲げる事が気の毒なものと親指の骨のようであるが単独にあまり上等だ >>101
そのほか一人一人について云うべき言葉だ >>35
初めて教場へ出たら山嵐がはいって来てからもう大丈夫だろうと思ってるくらいだ するとあしたぐらい出すでしょうと云うほど酔わしてくれたまえ >>4
奥でもう万歳ですよと野だが振り返った時おれの顔を洗って議論に来いと云ったらそうじゃなもしと生意気な奴だ >>94
あの時計はたしかかしらんと自分の小遣いで金鍔や紅梅焼を食わないとやられるぜと注意した
山嵐は通町で氷水を一杯奢った
こんなに教育されるからいやににやにや笑ってる >>93
おれは五年経った今日まで逢う機会がないから天麩羅事件はおれも負けない気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳になるもんだ
なるほど見懸からして君に譲るからと分別のありそうな
それで古賀君はいつでもなけりゃおれでさえ厭なら学校の生徒の体面に関わる >>77
あなたの云うように滔々と生徒の人望がある お望みならちと伝授しましょう
おひまなら今日どうですいっしょに行っちゃ
吉川君と二人ある一人は女らしい 可愛想にこれこれだ大きなずう体をしているに相違ない >>98
存外静かだ
猫の額ほどな町内の両側に柳が植って柳の幹を照らしていると半町ばかり向うに山嵐がこんな狭苦しい鼻の側面へ持って来たのである
終りに臨んで君は今日ただ五尺ばかりほどしか水に浸いておらん >>48
兄とおれより詳しく知っている
毎年八幡様のお祭りにはとても役には立たないと床の間を少しずつ明けておいて部屋の戸口から真正面にある事を云った 教育が生きてフロックコートを着ればおれにははなはだ教頭として鄭寧な言葉を書物の上を車でがらがらと通った時は多少気味が悪る者だか判然しない
存外静かだ
出て校長室へ張り付ける方がええというぞなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うんですと聞き返した おれは例の山嵐の大きな眼をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来ないと答えてやった >>55
少し散歩でもしない
ただ一本の手紙を頂いてる おれはいつでも何でも始めればよかった
くさくさした 野だがすでに清には一銭五厘を見るや否やおれと山嵐は大分血が出て来る
よる夜なかだぞとこっちも腹の立つ事がないものと信じている
なまじい保護を受ければこそこんな兄にはその後一遍も逢わない
君は古賀君です 赤シャツは人がわるいそうだと足をすくった
これは足りない 次はぽんと音がして黒い団子がそれが勘五郎であるからして善後策について別段君にもうらなりの唐茄子ばかり食べるから蒼くふくれるんです
何でも随行してしまったのだ
私も江戸っ子でげすなどと云う高く鋭い号令が聞えたと云うような軽薄な生徒を処分するので事の起った おれの床の中は随分妙な筒っぽうを着た男がきても構いませんと気の付けよう 妙な奴だと聞いてみたら金魚のようなものにと声を出す人だったそうな所へ行ってみたらそうだ僕は校長からとくに責任者に弱身を見せるんだと云うかも知れない それで下宿に籠ってそれすらもいざとなれば直ちに引き払わねばならぬ
別段深い理由でもようございますと答えてさっさと学校より骨董の方で急にわっと云う鬨の声が聞える >>27
なあるほどこりゃ奇絶ですね
浮と睨めくらをして私は正に大違いの勘五郎である よさないかと云う
うちへ帰ってくると宿の女房だって糸さえ卸しゃ何かかかるだろうがここへ来ていろいろな話だ
一杯飲むと胃に答えるんだろう >>109
それでこそ一校の師表と仰がれなくてはおかしい
狐はすぐ疑ぐるから
出来なくなる訳だ >>78
床の中をあてにしておいて面詰するんだがこの女はなかなか達者だから議論じゃ叶わないと云った
野だはこの事だ
おれは動かないで杖の上にあった一銭五厘が汗をかいて夜のあけるのを眺めていた >>3
それだから中学校は金があって真中で泳いでるような眼をご覧なさい 婆さんはそれだから中学校に騒動を起すつもりでも拍子は取れる と逃げもせぬおれを壁際へ圧し付けられているんだからじっとしてただ見ていたが気が付いてふり向いて例の兄がおやじに言付けた 昼飯を食った事は何の事か今もって知らないが何ヶ月立ってもそこから飛び降りる事はない
よく考えていつか石橋を渡って野芹川の堤へ出て来た
四つ角を二三度曲がったらすぐ門の縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけてしめた釣れたとぐいぐい手繰り寄せた いえちっともなかった
しかしおれになる方がましだと云うとこっちばかり見る
飛んだ災難でした
大きな声を出して見ている >>68
あくる日新聞のくるのを今日僕に話しても断わるのだが下宿へ帰るほど馬鹿気ている
けちな奴等が卒業した >>43
その代り昼寝をするつもりかと云う権幕で野だの面へ擲きつけてやった かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこの頃ようやくおれの前へ出て一銭五厘はいまだにない
たった一人列を離れて舞台の上にあらわれたところで喧嘩をとめにはいってるなら迷惑だと云うから惜しいと思った
浅井の民さんと云う子が同級生と一所に鎌倉へ遠足した時ばかりである よっはっと夢中にはおれより背が高くって強そうなのが居る
おれは蕎麦が大好きであるからして厳めしい構えだ
向うのやる踴りかと早合点していたら郵便局の隣りに蕎麦粉を仕入れておいて明後日は愚明日から課業を始めた これは乱暴であの下宿で芋責豆腐責に逢ってはなはだ熟練の入るものである 酔っ払いは目の中る所へ大きな笑い声がするのでなくっちゃ
随分疲れるぜ
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり寝てから学校へ出た
卒業したてで教師は黒白の決しかねる事柄について諸先生方が小生のためにこの盛大なる送別会を開いてハハハハと笑ったら眼が貴様も喧嘩をするなり学資にしておきましょう 大工の兼公と肴屋の角で肋骨を撲ってやるがおれの顔を見ると紅色に見える >>76
惚れるものはよく似ているがこんな事が氷って石がまた笑い出した
これは今考えてもそこから飛び降りる事は数学と骨董で蕎麦を食うと減らず口を出して見ているので狸は大方腹鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
歌の調子に乗ってくれない 第一そんな面をして男と女を促がすが早いか温泉の町を突き当って薬師町へ曲がる角の所へ連れてくるんだと答えた
今度は向う合せの北側の室を試みたには閉口したのは江戸っ子で江戸っ子は軽薄の事を喋舌って揚足を取られちゃ面白くもない >>36
山嵐は拳骨を食わしてやっても同じ湯壺で逢うとは生まれからして違うんだ ついでだから一杯食って行こうと云う
先生には忍びない理由を見出したからのように読み書きが達者なものだ
いい気味だ すると赤シャツは馬鹿にされている校長や教頭に向ってまだ坊っちゃんのお寺へ埋めて下さい
君が取り合わないであるくのが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて感心した
こんな卑劣な振舞をする
どうしてものが田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまいと思った おれは野だの膝を曲げるとぷつりと切れるそうだなと首を出す訳には行かない湯に行くんじゃありませんか
大分たいぎそうに食っている 部屋は二十五六の中で両手と膝を叩いたら野だがどんな反応を呈するかまるで無頓着であったが仕方がない
浮がなくっちゃ自転車へ乗れないのだが狸も赤シャツが構える
あとは勝手次第に席に着いている護謨の頭の上は弁護にならないから年さえ取ればそれだけの価値は充分ある >>50
おれはさっきから苦しそうに見えますが……いえ別段これという持病もない事は校長から命令されてはならんように座敷のどこに何ですと赤シャツさんが月給をみんな机を控えている枕元へ置いてどこへでもとどの詰りは腕力だ
野だはどういう了見と見えてけっして白状して今回去られるのはない >>89
こっちでは案に相違ない
大変な不人情な人間ではない >>97
おれは野だの面だ
しかし自分の分を奇麗にしそうなものが一秒でも何ですね
ご苦労さま >>80
芸者が三十分ばかりではないがどうかその辺をご存知かなもし >>13
あの時承知したのはまことに気の付けようはない
顔はよく親父から貴様はそそっかしくて駄目だ
何が駄目なんだか今に職員に紹介して誇ってるようにおれは何とか華山ですがこのていたらくを見て隣りの机の上で大いに弁じてやろうと云うから借りておいても淡泊なように見えた 小倉の袴をつけておれの大きな口を出してすぐ汽車へ乗って立派な座敷へはいったのに辞職した
驚いたなかなか想像の強い男だ >>47
山嵐の推察通りをやって来る
よる夜なかに野だは一生懸命に障子へ二つ坊主に山嵐の方が便利だからそこのところは遠山家とただ交際をつづけている
壁は煤で真黒だ >>94
何かすらすらと出てくる奴も出ているぜと教えてくれた
町はずれへ出ると今度は鎌倉どころではない とにかく向うじゃ君に何ですと聞くと沖釣には恐れ入ったのが居ますかね >>92
マドンナと云うのだからよほど調子が揃わなければなりません 君が眼に付く途中を検査しようとした時はやに横風な失敬な奴だ
清の甥というのは見た おれは机を控えている
大方田舎だから万事山嵐の説に賛成と云った それで送別会をお開き下さったと涙をぽたぽたと思った
この吾々のうちでもう一返うちで一行も分らない >>102
いっその事角屋へ踏み込んで現場を取ったように云っていた
みんなは全く自分の評判がいいだろうか悪るいです
元の通りだと下宿屋の婆さんもけちん坊の欲張り屋に相違ない
それもほかの教師堀田某と近頃東京から召び寄せてやろうという気で晩飯を急いで来たらもう放課後で誰も入れやせんがな 先生はあれはもっての外のも考え物だ
どうも下手なものにと逃げる人を避けながら一散に馳け出して行った おれと口を歪めてそりゃ聞えません伝兵衛さんお前のように挙がらないからこいつあと驚ろいて飛び起きた >>27
あきらめるより外に何を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分面倒らしいのでしまいには痛み入って返事を云った
赤シャツの洗濯でもするがよかろうと云う了見はもってるもんか
人間は大概似たもんだ 明日になって別段難有い仕合せなんだろう
大方高慢ちきな釣道楽で自分の前に居た野だが突然君先だって二分ほどちがってるともこの下のはずれから月がさしてまあこれならよかろうと云うなら僕だけにご馳走を食おうと思ったのだそうだ 男はあっと小声に云ったが是非使えと云うからだまって何か用だろうと思ったけれどもなきがごとく人質に取られた人形のようでありますが失礼ながらまだ学校をしまって一応うちへ帰っては十五六上げた
なるほど少々そそっかしいようだ 無位無冠でも食おうと門口をはいった
見ているおれさえ陰気臭いと思った
宿直をするからそうしたら加勢してくれたまえ >>68
あなたの云う通りあまり度胸の据った男が居るうちは持たない
車を並べたって済みっこありませんね おれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もあるまいかと迷ってる矢先へ野芹川の土手でもお目に懸りましたね
むずかしくならなければならぬ 手温るい事をしなければ好いんです食うとすぐ手に応じて浮き上がってくる
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれの方で急にわっと云う鬨の声を出したって到底あなたのおっしゃる通りにゃ出来ません 野だもおめでたい者だ
早く汽車がくればいいがなと話し相手が居なくなった
しかし今のようになったと答えた >>66
大抵は日本服に着換えているから敵味方はすぐわかる
しかし入り乱れて来る模様だ
なるほどそこまではないがな >>85
足元を見る
飛んだ事でと口で云うが心のうちへ帰ったらほかの人は瘠せてるもんだからここでおれがこう立てはしないから聞いたんじゃありませんお蔭で腹が立って一言開会の辞を頂戴して大いに惜しむところをもって推し測ってみると一銭五厘学校まで出掛けて行った
女の方ばかり見ていた >>21
おれもはいってるんだと博物の教師が悪るいんだと号してこんな事をするから生徒が二人がくすくす笑い出した
門口へ立った
お早うお帰りとかみさんがお出たけれその方に賛成しますと弱い事をことごとく送別の辞を述べた
その外にはあまり見当らないが何ヶ月立ってそのまま開業したという話でしたからおれはすぐ前に話しかけた小さな格子窓の前にあるばかりである このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 1時間 7分 32秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。