腹の虫が収まらないのは負け越した巨人ファンだ。SNSでは坂本勇人に対する怒りのコメントが目立つ。

《7回 村上にホームランを打たれて、後ろを振り返りもしなかった怒ってる坂本 マウンドに寄らず、すぐにベンチに戻っていた》

《エースの菅野も、キャプテンの坂本も、4番の岡本も自分が駄目な時の態度が悪すぎる。これが長年日本一になれない最大の理由じゃないのかと。上がこうだと皆個人プレーにしかならんでしょ》

《坂本は完全に集中力切れてるな 点差離れた試合は毎度こういう気の抜けた空振りや三振するよね いくら投手陣が情けなかろうがキャプテン自らこんな態度見せてほしくないんだが》

「6月15日、『デイリー新潮』に報じられたニュースの影響が大きいんでしょうね。2018年、坂本選手がキャバクラ店員の女性に噛みつき、550万円を支払っていたという話です。最近ではネット上で “噛み様” と揶揄されています。

 23日のDeNA戦でも、見逃し三振直後に球審に対し不服な態度を見せたことが、ネット上で批判を集めました。『常に紳士たれ』というチームのキャプテンにふさわしくない、と言われても仕方ないでしょう」(スポーツライター)

 坂本の “悪態ぶり” については、本誌でも2017年、宇都宮市のキャバクラ店で女性を「ブス」「ゴキブリ」呼ばわりしていたことを報じている。

「26日の試合は、負ければ自力優勝の可能性が消滅するという、大事な試合でした。負けられない試合に中4日で戸郷翔征を先発させたのですが、これが裏目に。

 さらに、3回のスクイズ失敗で無死満塁のチャンスを逃し、試合の流れを変えてしまった。今季は原監督の采配に疑問を持つ場面が多いのですが、それが顕著に出た試合でした。

 巨人はこれで、球団史上最速で自力優勝の可能性が消えた。2位とはいえ、首位ヤクルトとは11ゲーム差。解任の噂が出るのも時間の問題でしょう」