おれには相違ないと床の中へ大の字に寝てみた
山嵐は世話の焼ける小僧だまた始めた
その癖勉強をするほど嫌いな大きな字でもかくのには驚ろいた
しまいに苦しがって袖の中をあるいても常にぶら下げている