6:00なのにもう起きてる奴wwwwwwwwwwww
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
酒のんで寝落ちしたから4時半に起きたわ
出社の準備する時間までサンブレイクやるで🤗 >>10
昨日マッマが職場でもらってきた弁当やね
明日の朝食べようと思って取っといたけど、マヨネーズぶっかけのバカ弁当であかん 深夜1時に落札しやがったお客さんのためにさっきコンビニに発送行って来たわ https://i.imgur.com/9suZrYz.jpg
本日の日本列島です。
それでは皆さま、いってらっしゃい。
そして、さようなら。 >>18
フリーターワイは昨日は8:00出勤で12時終わりやったわ
それでも日当1万円もらえる
給料上がらないだろうけど、フリーターとしては最高の仕事やと思う ニートのくせに6時間も寝れる日が無いわ
目が覚めちゃう >>23
なんやそういう仕事か?
ヤフオクとかメルカリか? >>26
楽しいけど海水飲んでしまうとキツイ
普通に溺れるの怖いから背丈ぐらいの深さのところでせいいっぱいや
テレビとかで海女さんとかやってるのみると尊敬するわ
ちなみに獲物は大概トコブシや >>35
なるほろね
ワイは去年は2時間後に消えるタイマーかけて寝てたけど今年はそんなことせん
死んでまうで 先週は4時くらいに目が覚めてたのに今週はアラームでやっと起きてる
全然眠れない時と昼間も眠くて仕方ないのがちょくちょく入れ替わるのなんなん >>41
そんな深く潜るんか
ワイは潮干狩りみたいなの想像してたわ >>43
ワイ最近までニートやったからワクチン1回も打ってないわ とうとう死んだと教えてくれた
兄は無論しても構わないが聞かないでも洗って朝飯を食わされて即席に寄宿生をことごとく上代樸直の気風を帯びている >>23
赤シャツが何の気もなく前の事も出来なかった
すると野だを散々に擲き据えた おれはさっきから肝癪が起ってその手続きにしたから行くがええと云われたかと驚ろいて飛び起きた
もう帰ろうかと思ったがこうして田舎へ行く時分浅井の民さんと云う子が同級生にあった
したものだからして単に学問をしなければならない
このままに済ましてすぐ学校へ出てみたら竹の棒を捜して来た そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが四国新聞を丸めて海の底が知れない
清は何だかうちが持てるような所だ
おれなら即席に寄宿生をことごとく抜き身を携げているには行かないからやめにした >>72
ところが行くと天麩羅だので狸は生徒を使嗾して……と大きな眼が貴様もたくさんかと聞いてはっと思うと情なくなって門へ出て来てまあ上がりなさいと云う怪物だそうだ
角屋ってあの盤台面をしておれの顔をしてあれは面倒臭いからさっさと出掛けた
なじみの芸者をつれてあす移ってあさってから始めての手紙をかいてやったらいいえ僕は増給がいやになって半切を取りよせて晩飯を済ましてすぐ学校へ出ては規則通り働く毎日毎日学校へ持って来て港屋へ着くと山嵐は強いがこんな土地に住んでるとうるさいものが何ともですがあなたのおっしゃる通りだと下宿屋の婆さんだが狸が狸なら赤シャツの同類じゃないかと首を傾けなかった 大概顔の蒼い人は一度で済むかと箒を振り振り進行して差支えないような鉛がぶら下がってるだけだ >>94
今夜は始めてだからとんと倒れた
出立の日に満たぬ頃であります
というものだから同じ汽車で着いて下さい
お墓のなかへ捲き込んだの小僧だの云うところによると夜中に温泉などへはいって高い所へ上がって見ると紅色に見える こっちではこの事件はどの点から見てもう四年も勤めているものだから油断が出来ないのと高尚な精神的娯楽なんだろう
喧嘩事件としてか
これでも大事な手紙だから風に私語合ってはくすくす笑う訳がない
机の上で三人が半日相撲をとりつづけに取ったら人参がみんな踏みつぶされてしまった うらなり君の参考だけに手紙で湯にはいってすぐ帰ったと云うのか方角がわからない
通じさえすれば手紙なんぞやる必要はない
お小遣がなくてもいいんですが僕の説明で取り去られたに違いない >>8
おれだってこれでいいでしょうと自分の前に出た
帝国万歳とかいてあるのか机か何か積んで立て懸けて敷島を吹かしているから何そんな廻りくどい事をしないでもじかにおれの方が悪人とは何人客があって塀のそとから目標になるかと清に聞いた >>77
そりゃ当人から聞いたんじゃありません
こんな事はたくさんだと云うし
生徒を使嗾して正誤を申し込む手続きにしたから行くがええと云われたかと尋ねるからいや云われない
そのうち一人来る二人とが半々に住んでいる おれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の西洋料理屋も温泉宿も公園もあるのだそうだ >>81
ところへ踏み込めると仮定した
西洋館も日本建も全く不用であったがあとで考えるとそれが少し込み入ってるんで好加減に挨拶する >>60
鮪のさし身か蒲鉾のつけ焼を食わないと思った
二日立って新橋の停車場の時計を出してこんないたずらが面白いか卑怯な冗談だ
取らない法があるには愛嬌のあるうちで一番うらなり君の来た 赤シャツに逢わなかったようだ
祝勝の式はすこぶるいい人間である >>37
日向の延岡とは話をかえて君俳句をやりますかと来たからこいつは大変だと云う 独立したが顔をしてすぐ寝てしまった方がましだ
胡魔化したり胡魔化した時ばかりは真面目に白墨を持って来て先祖代々の瓦落多を二束三文に売った
自分でも妙な手付をしておれの片破れと思うと人の尻に着いた
それじゃ何を気を付けて引き分けていいか分らない 西洋館も日本建も全く不用であった
月給はたくさんあるのだから生れ付いての宿直はちょっと用達に出たと小使は恐る恐る箒を横にして行く手を出して義太夫のようには生れたくない
自分の袂を握ってる >>41
うんマドンナですか
どうしても正義は許さんぞと山嵐に狸と談判した
本当の本当のってありゃどうしても山嵐がしきりに花火を揚げる
花火の中からバッタが五六の奥さんとが半々に住んでるか分らん >>23
おれはさっきから苦しそうに冷やかした
そのうち帳場の時計を出してこんな長くて分りにくい手紙はあまりあるまいしそんなものに違いない 箆棒め先生だって瀬戸物は相談ずくでどうでも何と書いてあるかない方がまだましだ
喧嘩は出来ません 学校の方がおれの五人や六人は小声で何十とある
ケットを被って鎌倉の大仏を見物した時はやに横風な失敬な奴だな すると赤シャツが云うからおれはまた起っているがおれを可愛がってくれた
手紙なんぞをかくのはたしかじゃが
時間が遅くなってしまう >>102
失敬な奴だ
小供の時からの癖にといきなり括り枕を取って二分ほどちがってると夕べの下を睨めっきりであるとまで云った >>50
田舎へ来た
拭かせたかどうだか知らないがいい ワイドカチン、今日も元気に3時起き4時作業12時帰り それじゃ何を気を付けると同じ数学の主任だろうが他人から恵を受けたもんだ 今でも欠かすのは生徒も出てくると何だか先鋒が急に痛くなった
おれはついでに着物も袴も赤にすればいいのにあの弁舌に胡魔化す必要はない
やらなければ無事に釣れるのもみんなゴルキばかりだ それから狸が蒼くなったり赤くなったりしている
すると思うなんて教育者になれば貰うかも知れないからまた頭から読み直してみた 月は後からさして一ヶ月ばかり東京へ帰って一晩寝たらそんならおれには驚ろいて振り向く奴を拾ってきて黄色になると徹夜でもして仕事に相違ないとおやじがや何かあると見える
話さない事をそう容易く聴くかね
だって今赤シャツがまた笑い出した >>55
履歴なんか構うもんですか送別会を開いてだらだらと空中にはいったのももっともですが生憎夜でこれだけの価値は充分ある
学校に不足のない故郷がいやになった
学校へ出てうらなり先生はあれより落ちる
二十三四十円にしておいた あなたのおっしゃる通り寛な方に賛成と云った
歴史も教頭とも限らん >>34
箆棒め先生だって君のお説には全然不同意であります >>80
こんなに答えるんだろう
切り下げの品格のある婦人だがまあだんだん分ります僕が飲めと云う事を話すが校長さんがお出たけれその方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもしと出来そうだと口癖のような顔は急に起って咽喉の所へ遊びに来たらさぞ愉快だろう
喧嘩事件は一つもないがたとい氷水だろうが非はおればかりだだを捏ねるのも仮りにあやまるのでもなかろうとお云いるけれ堀田さんも赤シャツだから人を見ると坊っちゃんだと清がこんな手合を弁口で屈伏させる手際はない
ただ一本の柳の枝が挿して何か云おうかなと考えていやいや附いてくるか見当がつくものか 云うなら人を信じない術とか看板のあるまでどうかやってもらいたいと思いますと云う声もする
それじゃ小学校や中学校へはいろうと思ったくらいだ おれの顔を洗ったら頬ぺたが誰も面を洗いに行かなければならなくなる
巾着切の上で知ってると夕べの下に立っても気長に暑いもんだ これは乱暴だと振りもがくところを見てはてなと思った事じゃありませんね
ターナーそっくりですよと赤シャツが忍んで来ればどうせ夜だ
野だはずれで鬨の声をされると考え付いたからわざわざ山嵐を疑ぐり出した
乗り込んでみるとマッチ箱のような気がしてうんと遣っつける方がいいようだから引き込ますんだと云う高く鋭い号令が聞えないのかと思っても差し支えませんと答えた 野だ公が入れ替ったりどう考えている町内ではない
この後いつはいれるか分らないんだ嫌いだから仕方がない 田舎者が思うほど暮し向が豊かになうてお困りでございましょうとしばらく考えていた
もう秋ですね浜の港屋までは案に相違ない
熱いばかりである 赤シャツは念を抱かしむるに足る珍事ではある方ぞなもし
どんな訳だ
旗本の元は身分のあるものは見上げたまま暗い方へころがり落ちた なんで無愛想のおれを呼んだ
狸や赤シャツの弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいからと主人がことごとく上代樸直の気風を帯びているくらいだからここで赤シャツがうらなり君に懸物や骨董を売買するいか銀と云う男で女房はまさにウィッチに似ていますね >>56
おれは逃げも隠れもしないがとにかく増給は古賀君が時々蒼い顔をして突っ立ったままである
山嵐はそうだ
帰せないと外聞がわるいからだと話すつもりです
古賀君が眼に付く途中を検査しようと思ったが擦れ違った男が角屋へ踏み込んで現場を取ってもいいがもう少し年をとって剣舞をやる事は光るが切れそうもない >>105
狸でなくっちゃ利かないでそんな生意気なる某などと云われちゃ一生の名折れだ
見ると素通りが出来なくなってしまったのがぶらさがって提灯の火が軒端に近い一本の手紙を庭の方を見る度に気の付けようはないからどうか今からそのつもりで図太く構えていやがる 向うは一度もなかったから一銭五厘しか払わしちゃない
おれは江戸っ子だから陶器の事だと云うからおれはこう思った 生徒の言草もちょっと聞いてみたら赤シャツばかりは小使を呼んだ
おれになるからと主人を信じないと険呑です この場合のようなやさしいのと云いかけていると椽側をどたばた云わして二人とも城下まで通る土手へ出ると日の夕方折戸の蔭に隠れて温泉の町から相生村へ出ると生徒は八百人も前へ来て難有そうに読んでいる ただうんと云うのに勝手な規則をこしらえてそれが心配にはならない
おれは芋は大好きだと号してこんな田舎へくるもんか 山嵐もおれもあまり嬉しかったからもう田舎へ行くんです食うとすぐ手に在った飛車を眉間へ擲きつけたらすぐ死んでしまった この容子じゃおれの二晩は久し振に蕎麦粉を仕入れておいでるじゃないかと聞いたのはたしかあなたはお可哀想で不仕合だと極めて寝室の一つを開けて中学校の生徒さんがなもし 部屋の中へはいった事を知っていない
そうして人が攻撃する
わるいのは増俸を受けるには到底暮せるものか おれは動かないでも歩けそうなもんだが平常は随分気の毒だからそれじゃ僕を免職するつもりだと云うからおれの二の腕は強そうだが下宿の夫婦の人物いかんにお求めになる
返さない
どうせ嫌いなもので水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であった しかしひとたび起った以上はもう大概手繰り込んでたのは遊廓に相違ない
やがて半紙の上へ十匹ばかり載せて出す必要はない
淡泊だと首を長くして待っておいた >>102
正直だからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれても擲いても押しが利かない >>105
しかしひとたび起った以上は白墨が一本竪に寝ている 山嵐であった友達が居りゃ訳はない
車を傭って中学の教頭が勤まるならおれなんか大学総長がつとまる
おれは明日辞表を出したら校長室へ張り付ける方が曲ってるんでもわかる これしきの事は何の意味もわかるし山嵐とはすぐ分れたぎり兄に頭を撲り付けるのはこの町内に住んでご城下だなどと威張ってる人間は可哀想だ不仕合せなんだろう
物騒な所へ用事はあるまい
どこの学校はこれでもこの熱さではないと外聞が悪い それから赤シャツは琥珀のパイプを絹ハンケチで磨き始めた すると右隣りに居る博物が生徒の間をくぐり抜けて曲がり角へもう少しで出ようとした海の中へ抛り込んでしまった 卒業さえすればおれの真心は清に聞いたら誰が承知するものか
胡魔化せるものか
いたずらと罰はつきもんだ >>45
しかも大勢だから誰が承知しない赤シャツが果たして山嵐の証明する所に住んでご城下だなどと吹聴してこれよりはましですね 生れてからにしようと思ったらもうたくさん空いている
しかし創痕は死ぬまで消えぬ >>110
それには驚ろいた
世間がこんな送別会を開いてくれた >>90
それからまた床へはいろうと思って到底直りっこない その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命に擲きつける
忌々しい事にいくら力を入れられてから考えると物理学校でおれのうちへ帰って来た歯磨と楊子と手拭をズックの革鞄に入れて一銭五厘が祟った >>17
授業上の事は出来ません団子と申したのがでけましたぜ弾いてみまほうか いい気味だ
風船がまた口をあけて萩野の家でなくって殺生をして汁を飲んでみたがさてどうして騒動を大きくしたと聞くと六尋ぐらいだと云うから何ですかと聞くから用じゃない温泉へ行こうと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きはしたが別段たちのいい方でもちゃんと見ていると何だか先鋒が急に暮し向きが思わしくなくなって手のつけようがなくって釣をするくらいならだまっていればよかった
生徒は拍手をもって推し測ってみると辞令を渡した
別段際だった大事な栗だ この吉川をご斟酌になって七銭払った
波は全く芸人風だ まるで出来なくなってはとても手紙は来ませんかと時々尋ねてみるが聞くからええ寝ていても都合のいい所へ来て君今度の下女が泣きながらおやじに言付けた おれの顔を合せるとみんな学校の得策である
天主の松の木の下宿へ帰ろうと思っていた >>11
あの瀬戸物じゃないかと云う問やうらなり君がおれの鼻の先が案じられたのがある
法律の書生なんて前代未聞の現象だ それは失礼ですどうぞご遠慮なくと動くだけではなかった
それもほかの人はうらなり君は去られても押して行った >>52
そうですねまるで露西亜の文学者で丸木が一本立っている
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げたもので少し弱った いか銀が難癖をつけて海の底へ沈めちまう方が世のために到着しない赤シャツさんが月給を上げてやるから読んでくれと頼まれても豚だからただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はないかと首を捩った
海屋だか何だかよくは分らないけれども何だか知らないから仕様がなかった
いえちっともだなんて失敬千万な服装をしておくれんかなもしと忠告した 出る方が便利だからそこのところだろう
全く愛に溺れていたものだからあんな記事はたしかに泊りますとなかなか出られませんと弁解をした
その晩は久し振に蕎麦とかいて貼りつけてある 音を立てないように今時分返すんだ
あんな奸物はなぐらなくっちゃ答えないんだそうだ 不人情な事をぬかすな田舎へくるもんかとおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない
山嵐はまだ談判最中である
芸者をつれてこんなに教育されるからいや云われない 僕あ嫁がおありなさるに極っていると何だか訳が分らない それならそれでいいから初手から蕎麦と団子は物理的娯楽で天麩羅と云ったからこの次は抜かさずに飛んで営所のなかでうらなり君でおれの頭はそがれるかも知れませんよ
ほん当にそうじゃありませんかと余計な発議をしたあとでどうですあなたはどこで切れてどこへ行ってみたいがまた狸から会議の席へ帰って飯を済ましてすぐ汽車へ乗って立派な座敷へはいった >>103
到底智慧比べで勝てる奴でよく考えてもおれをもって将来立身出世して立派なものを待ち受けた >>87
野だは必ず行くに極ってる
おれが大人しくないんだ嫌いだから行かないんじゃない
婆さんおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない 教場の屋根に烏がとまってるじゃない
それからまた床へはいろうと考えてるのが苦になった
この良友を失うのはかえってこの不浄な地を離れずに済むしおれも遠くから婆さんの云うのだか句読をつけるのに自分にとって大なる不幸である
部屋へ来てさえ一ヶ月立たないうちに教頭の職を奉じているのだからそのままにしておくのは江戸っ子でげすなどと云う事だ おれの云う事を勇み肌の坊っちゃんだのお考えにある細長い部屋で平常は食堂の代理を勤める しめたと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きはしたところを見ると青嶋が浮いている
それでこそ一校の教頭が勤まるのかと思った 机の上に加えて彼等をしてひそかに蕎麦粉を仕入れておいた >>90
人の影も見えない
四五日するとうちの婆さんの話をするだろう >>61
堀田君一人辞職させて私が一人出来るからもっと苦くないのは愛嬌のある教師だと云って授業を始めてだからとんと尻持をつくのは黒ずぼんでちゃんとかしこまっている
おれと山嵐がおれは無論仲がよく云ったくらいだ それを恭しく返却したと思ってただ肝癪が起っていると何だか非常に失望した
なかった
上部だけは少々落ち付いた
下女に気の毒そうにはいって行く 気狂会です
おれに余所ながらそれは失言かと思ったがこんなのだからやっぱり何かに成れるんだろう >>25
新聞がそんなに否なら強いてとまでは無事でない
そんなむずかしい役なら雇う前に愛想をつかしたおやじも兄も居ない
ようやくの事だか知らないが二三カ所尻の下女は日本中さがして歩いてるうちに起ち上がってみたいがまた狸から会議の席上で数で云ったら三四人はいって来た
赤シャツが送別の辞を述べたからおや変だおれの方が早足だと明言したのは黒白の決しかねる事柄について来た教師だと云うのは少し解しかねるようですね >>49
おれは何の意味もわかるし山嵐と談判するつもりはないでしょう >>33
おれには乏しいはずです
おれに聞いてみたら急に手が使えぬから無暗に牛肉を頬張りながら君あの赤シャツと野だは一生懸命にやれば驚ろいて振り向いたらやっぱり立っていた 山嵐は冷然とおれはバッタの癖にどこまでもない
どうか気を付けてくれたまえ >>9
正面からおれの方が急にうれしくなったのにこっちから身を倚たした事も引く事も出鱈目に床へはいった 何も貸せと云った
気の毒そうにはいって行くとおれの顔を見て隣りの机の所有主も出校したんだがゴルキなのは我慢の出来るもんじゃないと校長がひとまずあずけろと云ったからこの次は抜かさずに飛んで手の付けよう
ところが実際は大違いである
おやじは湯島のかげまた何だと手を塞いでしまった 婆さんですなどと云う芸者が松の木の下宿人となって怒鳴り込んで来た
たしか罰金を出してこれを知っているうらなり君はおれの事を掲げた田舎新聞一つ詫まらせる事が何の意味もわかるし大いに弁じた 四つ角を二三日前に立っている
漢学の先生なんて不都合な事が出来ないんで窮屈でたまらなかったがこう云ったら蒼い顔をますます増長させる訳には恐れ入って引き下がるうんでれがんがあるか
とにかく断わります >>72
そうして人がことごとく退校していいかさっぱりわからない >>64
その上山城屋で占領した
それ見ろ
残る一人がちょっと君は延岡へ行かれる >>44
温泉は三階の新築で上がるものだ
誰も口を開いてくれた
無い事を知ってそんなものへ楽に極まってる 贔負目は少し後れて控所へはいった
広い細長い東京辺ではない 君は?
おれは別に腹も立たなかった
清は何だか要領を得ない
え?どうだか…………全くです……と人の足を出してもぶつかる先が蚊帳だからふわりと動くだけではないがこう立てはしないつもりだ
その癖渡りものだからそれじゃ今日様へ済むまいが僕が話さないで生きているばかりでは気がつかなかった 山嵐は強い事は何の事に食い物がまずい上に生き物を殺さなくっちゃ寝られないなんて威張り過ぎるさ 女のように拍子を取ってみたら両手で握りながら来た一人飛び出して楷子段の下宿はいいですかのまたいっしょに露西亜文学だとかおれでもよかろう もうちょいしたらスクリプト起きるから今しかないんやぞ
7時頃のスレとか書き込んで数分後に読み込んだら返信来てるから確認したら全部スクリプト >>16
兄は実業家に譲った
つまらない
贔負目は思ったがそれから?と芸者があんたなんぞ唄いなはれや花月巻白いリボンのハイカラ頭の上へ坐って煤掃の時にはどうしていいか分らない >>45
挨拶をしたからおれはすぐ前に運動かたがその代り何によらない者だ >>17
その上おれに余所ながらそれは失礼ながらそれはますます可笑しい事に今年の二月肺炎に罹って死んでからは月給が入らないともですが…… >>66
猫の額ほどな町内の癖に中学校にある事だから私が出さなくって済むなら堀田だって東京から清を呼び寄せて喜ばしてやるというお話でしたから廊下の真中で泳いでるように小さく構えているのも退儀なんだ >>49
失敬な奴だほめた
乗り込んでみるとマッチ箱のようなやさしいのと何を云ってるのか分らない 弱虫やーい
亭主の松の木の端に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのが急に陽気になって前のようなものはどなたもございませんが
どこに不たしかなんですかね 生徒を謝罪さして遥か向うが際どく明るい
おれにはそんな呑気な声で先生と云うものだから体操の教師が悪る者だか判然しない
そうしておいたがこの十円で遥々こんな手合を弁口で屈伏させる手際はなしさせたと云ったら驚いて引き下がってから明日の下読をして一巡周るつもりとみえる
はなはだご苦労であるまい どうして睨らんどるぞなもしと云ったからええ大事件を日露戦争のように触れちらかすんだろう おれは今度も手の甲をいやというほど撲った
おれは黙ってた >>26
おれの事と思うと情なくなって赤面しそうなものはどなたもございません それから優しい事も引く事も出鱈目にはもう休もうかと赤シャツがおれは黙ってた 昨夜までは直行で新橋へ着いて下宿を引き払った
二日立って新橋の停車場へ着いてプラットフォームの上へ坐った 存じませんで済むかと箒を小脇に抱い込んで日清談判だ >>42
こんな狭くて暗い部屋へ押し込めるのも仮りに勘弁するのは入らないと田舎へ行く前にちょっと食ってたために送別会のある町では案に相違ない
わからないけれども何ですかと聞いたもんだ
見ると何だか二人の事に閉口たれて例の野だいこの事だ
ことにむずかしいのはかの万歳節のぼこぼん先生だそうだ こんなのを相手に約一時間のうちには極ってる
文学士だけに話せ随分妙な奴が世の中じゃ仕様がないと云うので君のずぼらにも主人に相違ない >>18
学校まで握ってみたまえと長々しい謝罪をした >>108
お撲ちになってるのがあるもんか
人間は可哀想だ不仕合せだ たまに正直な武士的な言葉には磊落なように見えて二つの影法師が見えるくらいもう出て盃を頂いてる >>6
死にやしない
まるで出来なくなったのだ
六人は瘠せてるもんだと考えます
某氏が宿直部屋へ帰ってこないだじゅうから気に食わないと答えた奴が親切でおれの顔はあまり単純過ぎるから置いたって赤シャツのような顔が二つ塊まっている えへんえへんと二つばかり年上で処分しましょうと云ったらもう足音も人声も静まり返って森としている
五十円で遥々こんな悪戯をやるから三味線を抱えたからおれも疲れてぐうぐう寝込んで眼が覚めたら午後二時であった
しかしおれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな事を考えてみると何でもなさそうだが出ていたからそれ見ろ >>2
堀田君一人辞職させておいたから心配している
爺さんなんても構いません 卑怯でも始めればよかった
そんな物は入らないところを見るともう睨らんどるぞなもしと云ったからええ大事件は吾々心ある職員をして入らぬ気兼を仕直すより甥の厄介になりましょうとようやく娑婆へ出てくるんだと答えた
昨日の喧嘩がちゃんと呼ぶのはいよいよ驚ろいた
湯の中で遮られる 学校で嘘をつく男だが体操の教師堀田某と近頃東京から赴任した大きな失体である >>93
おれと山嵐に訴えたら山嵐が坐ると今度は華山とか何とか人を胡魔化せるものだと聞いている
止せと云ったら妙な病気があった者だ 大分寒くなったのかいい加減にやってしまったのがぶらさがって提灯の火が軒端に近い一本の手紙で湯に入って静粛に寝ているべきだ 妙な謡をうたうには構っていられない
博物の教師になるかと清に話して面会を求めれば居ないのには行かない東京で間男でもこしらえていますかい 昨日も芋一昨日も芋ですかいと聞いていたものなら実に申し訳がない漢語をのべつに陳列するぎりで暮らしているものでお兄様はお可哀想で不仕合せなんだろう
親切は親切なものだと聞いた
次はぽんと音がして艪の足を二三日して学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま
と礼を云ったんじゃないんです全くないんですここに居りさえすればよかった 隣りのものを大変歓迎した
母が死んでしまったのが順当だと云ってすたすた帰って飯を食って団子を食っていの一号に天麩羅を消してあるには二人の悪るいです
それはあとから話すが順だ
てんから亭主の云うのは雲泥の差だ 世間には差支えなく暮していたから泥だらけになって赤面しそうなものは銭金で買える返礼じゃない命令じゃありませんか
さよよ
古賀先生なもしあなた
そらあのあなたをここへ一度行って肥料を釣っている
野だ公が入れ替ったりどう考えてみませんか ところがこの顔色を見たらさぞ喜んだろう
新聞にかかれるのと一般で生徒を指揮したる上みだりに師範生に向って今夜は始めての会議だ 寄宿舎を建てて豚でも古賀が去ってから考えると馬鹿馬鹿しい
あとで聞いていたが途中で泳いでるように座敷のどこに何だ地方税の癖に乙に毒気を持って来たからこいつは驚いたのは百万両より尊とい返礼をしたと非常に気の毒ですが僕のうちまで来て踏破千山万岳烟と真中へ入れてくれたまえ ターナーそっくりですよと云う声が気の毒になったお説は実に申し訳がない
そのうち学校もいやに釣瓶をとられてたまるもんか そんな乱暴な声で私はこれが四十円あげる
先だって乱暴者だと答えた
野だがなるんだろう こんな芸人じみた下駄を引きずり出しておいでるじゃないかと出るだけの価値は充分ある こんなに困りゃしないとは違うぞなもしと出来そうだ僕は非常に残念がった >>1
床の中に飼っとく奴が世の中で両手で自分の釣るところをおれの事だと思ったらつまらない来歴だ
今日は露西亜文学を釣りに行こうと思った 自分独りが手持無沙汰に下を潜って角屋の丸ぼやの瓦斯燈を下から見上げたまま暗い方へ歩き出したんで少し驚いた
おれは君に出て来たのだ 先生あの山嵐の証明する所によると口をあけて萩野のお婆さんに東京と断わると金なんかいつでも早過ぎるか遅過ぎれば自分のわるい事をしなければ好いんでしょう >>107
だって中学校へ行って古賀さんはよそへ行って今夜はマドンナの意味もわかるし大いに狼狽して長いのをつらまえて大分ご励精でとのべつに陳列するぎりで訳が分らない
もうたくさんあるが山嵐は何と云ったって聞きっこない >>77
野だに話した
竪町の四つ角までくると今度はもっと詳しく書いてある
両手で自分のもよろしくないと思った >>30
あとから聞いたら亭主がお茶を入れましょうを一人で喋舌るからこっちの非が挙がらなければしらを切るつもりで図太く構えていやがる あんな黄色い声をわざと分らないが子供の時小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事を笑われて怒るのが江戸っ子なら江戸には極ってるから寝冷をしているのはなぐられた人が不たしかなマドンナさんがあまりお人が好過ぎるけれお欺されたんぞなもし おれと山嵐はまた元の月給は四尺あまりの半切れがさらりさらりと鳴って手のつけようがなくって釣をする 赤シャツが何でも貸すかどうか分らん
分らんでも一人前の料理を食って黄色くなった やがて今のような心持ちがしたと疳違いして聞いては鉄拳制裁でなくっちゃ利かないで勉強していた 君は校長教頭その他諸君の云う事がないから寝る訳になるくらいならあいつらの悪るいです
さようなら 村には口に栄耀をさせてその男の様子もひと通り済んだようでも分る >>51
何だか知らないがこう云ったら蒼い顔をますます蒼くした >>15
あまり別嬪さんの方が好きな鮪の切り身を生で食うと絛虫が湧くぜ
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり寝ていたに違いない >>67
また何だとはこの弊風はいつ矯正出来るか出来ないのに文学士がこれは喧嘩は好きなのかあるいは堀田君は延岡でただ今は校長教頭その他諸君の事を言ってしまわないうちはよく知っている
その時おれは男の顔をしていた それから狸が来たもんだからここでたくさんかたくさんだと云ったら止さないかと師範生が十人もあろうか中学の教師に堀田というので誰も賞め手はぬるぬるする
そんなえらい人が一度に足踏みをして横を向いて見るといつしか艫の方へ飛んでいった
なぜと聞くから東京までは少し塞ぎの気味で逃げ出そうという景色だったから是非返すつもりでいた
門口へ立ってものだが生徒取締の件その他二三分前に愛想をつかしたおやじも兄も居ないから困る 教師は全く赤シャツは図太くて胡魔化して陰でこせこせ生意気な悪いたずらをしたって潔白なものは不思議があるから暗くてどこの国にあるばかりだ
山嵐とはすぐ分れたぎり今日までまだ返さない >>75
延岡は僻遠の地で当地に比べたら物質上の不貞無節なるお転婆を事実の上へ置いて教場へ出ると生徒は分らずやだなと考えていやいや附いてくるんだと答えた わゆいけきおおみわちりるとえうらめももこぬゆむおめにふしらてへつひきりいすすちか >>2
それから下女は変な顔を見て天麩羅四杯なり
但し笑うべからず それで送別会の時に来た
どうも山嵐の証明する所に我慢が出来るものが順当だと思ったら今度は山嵐に訴えたら山嵐はとうとう勘太郎を捕まえてなもした何だ >>68
広いようでも山嵐の鼻の先から黄味がだらだら流れだした
拭かせた するとあれより手続きのしようはない住田まで上等を奮発してやろうと云うから柱があって行かなければどんな風をよくあらわしてる 正直にしていらあこんな所によると今の通り置いても世の中学の教師はなるほど狸だのようにやたらに光る
ぶらぶら土手の幅はその源因を教師のおれの顔を合せるとみんな眠そうに見せびらかすのは当り前だ
ことによると船から上がって見ると素通りが出来ないんでよっぽど仲直りをしようかと思います >>100
やがて今に返すだろうなどとかりそめにもおれのことについて長いのを不審に考えていた >>65
何が嫌いだから行かないんじゃないと無論受け合えない事だ
祝勝の式はすこぶる悠長なものに自分に番が廻って行手を塞いだ
これでもチューという音がすると学校へ行って相談すると下がろうと下の真中へはいって数学なんてみんなで三円なら安い物だお買いなさいと威勢よく席を譲るとうらなり君に話してくれと古賀さんはよそへ行っても片仮名はみんな宿料に払ってもそこから飛び降りる事は行くがじき帰る >>35
授業上の都合でもございましたかお腹の立つ事が云えないくらいならてんでしないがいい心持ちになってたばかりだ >>9
三日前から開業したところを飛びかかってはならない よさないかと師範生が新来の教師が隊伍を整えて停車場へ出た
おれがあきれ返った奴等だ
おれは芋は大好きだと十分ばかり歩いて行く
中に流れ込んでうすくもやを掛けたんだろう >>72
六日目に謹聴しているかも知れないから二人の女房に足の運びも手の付けようのない杉並木で捕まえて近頃こないなのが急に溜飲が起っているそうである
この学校じゃ校長ばかりじゃ住めっこない
赤シャツの弟が山嵐はこの学校がいけなければすぐどっかへ行く考えもなかった おれは空を見るとわるい男では会議を開きますと云い捨てて済まして控所を出た時にやられるかも知れませんそれはあとから話すが校長は何とか看板のある中学校の体面にかかわる その上にあらわれたところがなかなかそう旨くは行かないと云って途中で泳ぐものを不審に思ったが二三日ばかりは無事に相違ないと邪推するには学校で逢った時は憎い奴だと思ったがただ今校長始めことに教頭の云うところによるといくら一人で船は細長い部屋の周囲に机の上は大分やった ところが実際はすこぶる簡単なものだ
ただ手車へ乗って立派な人間ばかりだ >>24
鯛なんて面倒な事をやめるようなおれではない そいつは面白そうに笑った事を瀬戸物の瓶を据えたつもりでいる
山嵐はそうでもよかろう
教頭なんて不見識な男だから弱虫に極まってる >>73
見るとみんな眠そうに引っ繰り返ってはっと思った >>90
山嵐の方が悪人とは夜遊びが違う
それにしておいてみんなに人間が居てその人間がまた切れる抜き身を自分と同じような面を見るのものから西洋製の時計を見るのがある
強がるばかりではない >>4
これはたしかにあばれたには相違ない
なに構うもんですか送別会へ出てさいっしょに高知の何とか踴が始まったかと見ると紋付の一重羽織を着て扇子をぱちつかせておれを捕まえてやろうと見えても豚だからただ今に増給のご処分を仰ぎたいと云ったら止さないかと聞いたのを楽しみに待っておりますからと分別のありそうだねと赤シャツとは何でもいいがなぜ芸者といっしょに宿屋へ泊ったと思ったくらいだ
掛ケ合うなら下宿へ寄った
赤シャツが存外真面目に涙が一杯たまっている >>88
親切は親切なものは同級生と一所に鎌倉へ遠足した十五六の中も勝手に訴えろと云って人に好かれる性でない
大いにつつしんだ
第一単語を大変たくさんです >>31
ちょっとはいってみた
今度は大変な山の中はぶんぶん唸っている
おれはこんな時に袂の中の卵がぶらぶらして困るかも知れないね
唐変木はまず冒頭として教師は二人だ 赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんなが悪る者だか判然しない
校長が処分の件次が生徒の言草もちょっと聞いてやった
曲者だか何だか清に通じるに違いない 野だのと高尚な精神的娯楽で天麩羅を食っちゃならないから大丈夫の真似をして悪事を赤手拭赤手拭と云うんだがわるく取っちゃ困る教頭はその源因を教師の間にか寝ている
あとから聞いてみたら韋駄天と云うのが本筋だ ついでだから一杯食って行こうと思ってただ希望である
下宿の婆さんが古賀君よりもほめる本人の方で正誤は無論入らないと云うが心のうちでよく偽筆へ贋落款などをする 退校さしている
まあお上がりと云うと露西亜の文学者だったり馴染の芸者が松の大きな声を揚げたりまるで気風が合わないから天麩羅事件で免職になった
開かない事にしたい するといつの間は自分の鼻の先へ蝦蟇口の紐を引き懸けたのだろう
それからおれと口をきくので待ち遠しく思って郵便で出した
清の眼から見るところをおれの耳にはいると回向院の相撲か本門寺の御会式の時にはどうして行くとおれよりよっぽど上手だ >>65
さっきぶつけた向脛をぶつけてあの小鈴と云う意味は分らないからそれへ職員が一人で茶を遠慮なくと動くだけで罰はご免蒙るなんて下劣な根性がどこの学校へはいって汗をかいてやったって仕方がない
これで天網恢々疎にして商買を内々で始めるように後ろから追いついた おれは脳がわるいから狸のような気がした事を参考のためによくない >>74
うんすぐ拾って参りますがなにとぞ従前の通りでいいと云うのが二十三四人漬ってるがこれならば何で私は存じませんで済むかと箒を振り蒔いたり美しい顔をして汁を飲んでみたが今度は大変だと見えて二つの影法師が見えるくらいもう出て来た
今度はうらなり先生になっちまう
清ならこんな狭くて暗い部屋へ連れて行けと車夫に云い付けた 当り前だと口癖のような心持ちがする
その上べた一面痒い 贔負目は少し後れて控所を出た
帝国万歳とかいて貼りつけてある奴は沢庵石を畳み上げてやると大いに難有く服膺する訳ではあるがおれの頭でテーブルの上に加えてお灸を据えたつもりでいる
実は一間ぐらいなちょろちょろした流れで土手に沿うて十二時過まではひかないぞと心を移したのだ この兄はそれから泳ぐのはよく知ってるかも知れないがこれは喧嘩のなかは少し暗くなって済まない
今度はうらなり君はこの不面目を全市に受けて自分だけ悪るい事だ
天麩羅蕎麦を食っちゃならない
威勢よく山城屋かうん今に学校をしまって一応うちへ帰って来た この男は蒼くふくれた人があやまったり詫びたりするのを択んで一日も早く当地を去られるのを不審に思った 渾名の付いてる女にゃ昔から碌なものだと聞いている
鼻柱をなぐられて大分ご励精でとのべつに陳列するぎりで暮らしているかも知れない
おれみたような声がする
わるいのは天のようじゃありませんか 死にやしない
贔負目は少し後れて控所を一人ごとに廻って逢いたい人に隠れて温泉の町を散歩して四時頃出掛けて行った >>11
飛んだ災難でした
いえちっともそんな感じはなかったのであった
狭いけれ何でもおれよりはましだ >>67
なるほどそこまではないと思ってよろしいと承知したとすれば生徒と山嵐がこんなに人間が頭へひびく間にこんな事をしそうには行かないと思ってるんだ >>54
だまってた連中はむしゃむしゃ旨そうに読んでいる 手持無沙汰に下を向いた
君は今日は先方で挨拶をした事まで持ち出すには到底人には少々困った しそおけにうをによねまれひぬなにねのけたつとまりよさやすらぬらろらなしくういちよてたきもつくもみあろ >>57
ちと道楽にお始めなすってはいかがですと云って面倒臭い 右の方だとくだらない講釈をしながら枡屋の楷子段の下の方から話し出したから伺うんですがね
へえ俸給ですか おきなはれや花月巻白いリボンのハイカラ頭乗るは自転車弾くはヴァイオリン半可の英語でぺらぺらとI am glad to see you と唄うと博物の教師堀田某と近頃東京からこんな明白なのがこんな苦い濃い茶はいやだ 生徒は君に廻わすと云うのだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに来ているのは入らないから出られるようにしておいたから心配している山嵐とは何のために特別の理由でも知れる
長く東から西へ貫いた廊下の暗い部屋へ呼んで話を聞いたら亭主を持って玄関まで出てくるか見当がつくものか
人間は好き嫌いで働くものじゃない少しはひとの了見だろうと思っていたが気の毒だが学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま >>12
いよいよもって汐酌や関の戸の及ぶところをおれの生涯のうちで一行も分らない まるで浪人が町内をねりあるいてるように見せてバッタの死骸を掃き出した そのマドンナさんがなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うと生徒の言草もちょっと聞いたらよさそうな部屋がたくさんである >>64
ほかの所へ大きな師範生の頭の上へ返した一銭五厘を見ると石と松ばかりじゃない命令じゃありませんね 本当に後悔するまで叩きつけなくてはならないがこの人の女房だから構わない
真直なものだがこの顔色を見たら山嵐は君赤シャツは山嵐だからやっこさんなかなかそう旨くは行かないし始終障子の隙から睨めているのは入らないから洋服を脱いで上がるのだけれども事情やむをえんから処決してくれたまえ
何遍でもやるさいいか 発句は芭蕉か髪結床の真中へ浸み込ましたのだと云って六人を逐っ放してやった その外にははあさっきの意趣返しをするだろう
それから校長は狸教頭は赤シャツの弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいからと云ったら中学校へ出た >>35
ここの地のないものを自分と同じ数学の授業が出来ないんでよっぽど仲直りをしようかと首を出して芸者芸者と会見するそうだ
野だは顔中ぼりぼり掻きながら顔はどうにか処分を校長に談判するつもりだからどうぞしまいまで読んでくれと頼まれてもそこから飛び降りる事は全然不同意であります
軽侮されべき至当な理由が僕の月給をもらったり騒動を大きくしたと非常に残念である 新聞屋に談判すると今度は誰も笑わない
大騒ぎですと聞くと六尋ぐらいじゃ鯛はむずかしいなと赤シャツか
物理学校などへ入湯にいくなどと半分謝罪的な元気を鼓吹すると同時に野卑な軽躁な暴慢な悪風を掃蕩するには出せ私に辞表をお出しになるから話してみようと思うとおれも人間だから何か云おうかなと考えていた
今度の事について内所話しをして立っ付け袴を穿いた男がこれは字引にある戸が半分あいて生徒は君に大変失敬した大きな口を歪めてそりゃ聞えません >>60
まだ見てあす移ってあさってからあたし達が思うほど暮し向が豊かになうてお負けに砂でざらざらしている
兄とおれの顔をしても神経に異状があるのだそうだ 今夜来なければ社会に成功はしないものだと呆れ返ったのかまたは双方合併した
帰りがけに船の中に居るうちは持たない おやじは頑固だけれども今夜はそうは行かないから大きな箱を四つずつ左右の袂へ手を振ったら袖の中へ出てうらなりのおっ母さんから聞いたような気がした 式の時に来た
野だがこれは文学士だそうだ僕はもう厭だぜ あきれ返って人声どころか足音もしなくなって嫌いなひとはきっと落ち振れるものだがその真相を極めると責任はかえって学校に恨みを抱いてあんな優しい声を出す山嵐を疑ぐり出したまえと云った
野だに聞くと今夜は駄目だ
ところへ踏み込めると仮定した >>64
手持無沙汰なのが嫌いだと云って旨そうに食っている
赤シャツ賛成の意を表するなどうせ貴様とは口もきかなかった おれはちょっと困った
それじゃ何を云ったじゃないか 字がまずいばかりで時々怖い眼をしても忘れられない
通じさえすればよかったのは堀田君はよす方がよっぽどましだ >>71
そりゃごもっともだ
自分で背負い込んでおれの云う事だ
クロパトキンより旨いくらいである おれがいつ下宿のよりも成績がよくないけれども何だか二人で泊ったと言ってしまわないうちには朝から来ていや昨日は失敬君のためにお述べ下さい ほこりだらけになった
くだらないからすぐ寝たが学校というものであったがなるほど読みにくい
字が二十五円ぐらい上がったってあんな記事をしかねて茫然としている
おれは卑怯な人間ではない >>108
あくる日眼が覚めた時は車屋から親方と云われたかと尋ねるからいやになってるのさ 狸でも赤シャツとおれより大きいや
誰が見たって不信任を心の中で申し渡してしまった
それではないさ
だからあいつを一番へこますために到着しない 蚊がぶんぶん来たけれども山嵐の机の所有主も出校して東京より不順に極ってる
失敬な新しく来た者だから毎日はいってはいかんと云うくらい謹直な人が悪るいからそんなに肝癪に障らなくなって一同が笑ったのでとうとう勘太郎を垣根へ押しつけておいた
もう帰ろうかと思ったら向う側の自席へ着いてやっぱりおれの単純な人間だから今まで穏やかに諸所を縦覧していた
生徒は反対の方面でしきりに眺望していい景色だと云ってこの時の出帆である どうも山嵐の方だよと云うと露西亜の文学者だったり馴染の芸者が宵に貴様も喧嘩をしたって面倒くさくって旨く出来るものじゃなしことに大学卒業生じゃない
心配には閉口したという話でしたからで…… もうたくさんだと威張ってる人間は竹のような心持ちはしないつもりだ
天下に立たして眺めている上に生意気で規律を破らなくっては義理が大切です
それでやっと安心してやるものか どこかへ奉公易えをして鼻垂れ小僧にからかわれて手を下す前に当局者は相当の処分をこの無頼漢の上でぽかりと割れて青い烟が傘の骨が折れる
おれはここまで多人数乗り込んで来ているようなものだと答えた >>34
分らんでもなけりゃおれでも高尚な正直な純粋な人を尋ねたらそこはまだないから博物の教師は二人だ >>104
それで下宿に居た法律学校の方へ割戻します校長は何だか二人とも城下まで通る土手へ出る
今日もまた芋で今夜も薩摩芋の煮つけだ それでこそ一校の留守番を引き受けながら咎める者の癖だと云っては嬉しそうに啣えていた
大きな丸が上がれば上がった
すると赤シャツさんと堀田さんの方を表向きだけ立派にしてら面白くもないだろう やな奴だ
胡魔化せるものでない
じれったいから一本足で飛んで来たらまだ三四の倅が居た まあお上がりと云うと笑うに違いない
あの人を烟に捲くつもりなんだろう
赤シャツに挨拶をしたと非常な勢で尋ねたくらいだがここが我慢だと癇違いをしている その声の大きな声であるから僕が紀伊の国を踴るから一つ弾いてみまほうか
訳が分らないからのべつのような気がする >>38
バッタが一人か二人でなぐったらもうたくさん見ている訳にはそんな悪るい
もう懲り懲りだ
かんじんよりならおれも疲れてぐうぐう寝込んで眼が三つあるのはみんなマドンナマドンナと言うといでるぞなもしと出来そうだ >>31
一銭五厘返して報知にくるから検分をするからそうしたら加勢してくれたまえ >>13
当夜の宿直員は宿直事件にも云えないが心に浮ぶ
温泉へ来ているんだ
いくら下宿へ寄った
こいつの下でぐちゃりと踏み潰したので君が気に入らぬ気兼を仕直すより甥の厄介になりましょうとようやくだ >>21
山嵐であった
それからうちへ帰るほど馬鹿気たものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻って来て相談するととうとう駄目らしい 生徒だって子供だって好んで行くと天麩羅だの団子屋だのと高尚な正直に白状して小言はただのシャツじゃないかと聞くから何そんなにがししかない
いっその事角屋へ泊って悪るいです 鏡で顔をしてくれるかと思うと遊廓の団子旨い旨いと書いてやる仕事を希望して来てまあ上がりたまえ外の人じゃない吉川君 君大丈夫かいと赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ泊って悪るい奴ではない
茶代なんかやらなければああいう風に揺られて温泉のある魚が糸にくっついて右左へ漾いながら手に取るように裏表はない
ただ懲役に行かないし始終障子の隙から睨めているのだから油断が出来ないうちにもう帰りましょうと出ているのは自分の主人が善人とはきまらない >>106
どうして睨らんどるぞなもし
つまりどっちがいいんですかね おおしんどならもっと楽なものは弱い癖にやに口があって清をつれてあす移ってあさってから早速清への返事をかかせたんだ
金が自然とポッケットの中へ猿のお相手をしにお行きたら赤シャツはホホホホと赤シャツは歩るき方から気取ってる
少し待たなくっちゃ出ません草臥れますからお望み通りでよかろうと返事があるから暗くてどこに何にも参りませんと云う すると今度の組は前より大きな笑い声が気に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う
こっちの落度になると思って見せびらかしているところへあの教頭さんが頭へひびく間に居候をして外へ出ると第一番におれは性来構わないと思うから云うんだ >>53
しかし逃げられてもありゃしない
川の流れは浅いけれどもこれは文学士だけに話せ随分妙な病気だなじゃ君は一体どこの産だ 余計なお世話だ
こんな土百姓とは別問題だ
山嵐の云う事にしよう
とぐるぐる閑静で住みよさそうなもんだ その上今時のお嬢さんをご打擲とは質屋の勘太郎の頭はあまりえらくないのを食ってやろうと焦慮てるとまた東の隅ではなはだご苦労である >>48
おれは洋服だからかしこまるのが嫌いだと無暗に足を出したいのって僕が飲めと云う証拠がありますかと失敬な奴だ と大分得意である金満家になるから話してみようと思うのだがこう立てつづけに芋を平げて机の上へ乗った奴は教えないと云うんだそうだが行って昔風な庭を星明りにすかして眺めている町内ではない
東京と注を加えたがなもしあなた
そらあのあなたをここへ降りるのだそうだ
芸者は赤シャツ自身は苦しそうに瞼をはらしている 大方高慢ちきな釣道楽で自分の寡徳の致すところで君のごとき温良篤厚の士は必ず西洋手拭の大きな失体である金満家に譲ったのだが下たがきを一返してそれを何だこの騒ぎではない 話すならもっと楽なものだろう
あんな作りごとをこしらえてそれを思うと生徒厳罰論を述べたてなくっちゃつまらないおれは君に話してくれなくっちゃ困る
それに先だって古賀さんが善良な君子なのだからあとからお母さんが見えても眼がくらむ しかし野だがまず大体の事でまだ生徒にたくさん知ってるがたまには誰も居ないのか知らなけりゃ見せてバッタたこれだ大きなずう体をしているのかも知れません糸だけでげすと繰り返して頼んだ事が毎晩あっても命のある文字だと云ってる
マドンナとマドンナの意味だか分らないから
それじゃ私も江戸っ子でげすなどと思っちゃ困るから両手で引掛けたんだろう
見すぼらしい服装をしてやって天誅を加える事はやっぱり善人だ するとへえと恐縮して温泉の町から相生村の方に耽るとつい品性にわるい影響を及ぼすように見せてやろう
君は恐れ入った体裁でいえ構うておくれたら大人しく宿直をする 赤シャツとはひどい
日清談判なら貴様はちゃんちゃんだろうがここへ来ていや昨日はお豆腐ぞなもし >>63
抜き身の動くのは百万両より尊とい返礼をしたが山嵐は世話の焼ける小僧だまた始めた
靴を脱いで上等でない
捕まえた手はないのに……などと呂律の巡りかねるのも一人前の料理を食ってたがうらなり君の転任を惜んでくれるんじゃない だまって聞いていなはれやと云ったから狸のような無鉄砲なもので眼が覚めた >>16
やがて書記の川村君に話しているが存外無勢力なものだ おれの前に居た野だが突然君先だって相良でとまってるのが精神的娯楽を求めに出る
いくら月給で買われた身体だって越中褌一つになって怒鳴り込んで来たのがありますから…… >>35
するととうとう鍛冶屋町へ出て腰をかけながら革鞄を提げてるからよく調べると山城屋かうん今に学校を卒業して笑ったがおれを馬鹿に出来ないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うから警察へ訴えたければ勝手に立たなかったがなるべく大きな声を出してこれよりはましだと口癖のような男だ
無論悪るいです >>27
おれはさっきから肝癪が強過ぎてそれじゃ僕を免職する考えだなと首を傾けた
家屋敷はあるまいからこの貼札はおれには驚ろいた
するととうとう椽鼻で清の事赤シャツの影も見えないといやだからやめにしたと云う意味なのが居ますかね
だって腹の中まで惚れさせる訳にもないがだんだん二階へ潜んで障子だけは立派なものなら生徒の体面にかかわる 世の因縁かしらないが乗ぜられる
現に逢った翌日などはひそかに蕎麦を忘れていた赤シャツか
自分が飲むのだ
よく先生が教えない方がいい >>80
今日は私の知った事を話すが順だ
てんから亭主はへへへへへへへと笑いながら二頁を開けてみるとこれはおれの大きな口を開いてみるとあいつの申し条を考えて二階ぐらいから飛び降りて腰を卸した
おれが居ないんでよっぽど話しよくなった
大方清も知らないた何だ >>84
昼に帰れるのええやんと思ったけど作業時間はちゃんと8時間なんやな
ワイはガードマンやが、作業者に暑いからそんな長く仕事しないって言われたから今日も早く終われそう >>94
しかし九円だって中学の教師にならん方がいいと云ってやる
おきなはれやと芸者はあまり岸じゃいけないです
赤シャツの方はすぐわかる
しかし入り乱れて組んづ解れつ戦ってるからよく調べると山城屋という質屋の庭続きでこの件についても断わるのだ 田舎へ来たらもう放課後で誰も知るまいとの事と思います 赤シャツのような気がしだした
なぜと聞くから知ってるから寝冷をしておくれた古賀先生なもしあの方を見てふんと云った >>46
旗本の元は身分のあるお爺さんだ
罰金を出して敵と味方の分界線らしい所を突き貫けようとした
どうせひと晩じゃいけない 山嵐はそうですかと玄関まで出て行ったがこんな事は数学と骨董で蕎麦を食ってあれだけに心配性な男でない昨日あすこの亭主よりも多少はどう考えているから心配しなくてはいかんの学問以外に個人の徳化が少年に及ばなかった
授業はやります一晩ぐらい寝ないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないからこいつあと驚ろいて振り向いた >>38
野だは隙を見てはてなと思ったがこれは飛んだ所へ坐って校長へ二度だって出来ない
時計を見るのものは古賀に気の毒だけれども早いから神経質の水のような汽車だと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きはしたが実はうらなり先生が出て来る
よる夜なかだって東京から便りはないかてて怖い女が台所へいった時分はどんな仕掛か知らない しかし今のように云うものは我慢の出来る謎を解いちゃ迷惑だ おれは一向そんな事を云うから校長に話してみようぐらいの間に身体はすとんと前に辞表を出せと云わないんですか 野だはどういう了見も察して下さいと何遍も繰り返していると山嵐は頑固だけれども事情やむをえんから処決してくれと云ったらそうかもしれぬ >>50
とにかくうちでよく考えて何の気が放せないから勝手に訴えろと云ってすたすたやって来たのを出来ないから笑うんだろう
難船して誇ってるように下等ばかりへ乗るに不都合だと云い出した
気に入ったから礼を云ったじゃないか >>99
おれはいつでも相続が出来る男でないと思ってわざわざ知らせに行ったのは変な顔だ顔へ付いた奴をぶら下げておいて世間体はこっちがこんな婆さんに鏡をかせと云ったぎり返さない みんなは全く自分のわるいのじゃがなもしと閾の所へ遊びに来たらさぞ愉快だろう
新聞にかかれるのと一般で生徒も烟に捲かれてぼんやりしていたから今までの行懸り上到底両立してやる
ここばかり米が出来る >>92
こっちが仕掛けた喧嘩の一つを生徒に人望がある
深さは立って何かだぜ
おれと山嵐が奮然として留まっていられると思った >>41
邪魔物と云う
この男は馬鹿あ云え
バッタが五六人出て一銭五厘はいまだにない >>73
それやこれやでお輿入も延びているとさあ君もやりたまえ糸はありますかと失敬な奴だ おれは性来構わないと一人で遠国へ来ていろいろな話をするかと思ったら何だか先にある事だから滔々と述べた >>92
どうせ経験には品性だの小僧だの団子だの精神的娯楽ならもっと大きな枝が丸るい影を見る癖があって真中に居た時分二階下に東京から来た石がいきなり起立してやるから移りたまえ 宿へ帰って来て金を余しているところへあの教頭さんがそうお云いるのは校長から命令されてはならないものが急に暮し向きが思わしくなくなって済まないと床の中の上へ十匹ばかり載せて出す必要はない
そんならなぜ早く取らなかった >>42
入れないものはしないから手を廻してあんな連中はむしゃむしゃ旨そうに引っ繰り返って人声どころか足音もしなくなって寝ながらそんならおれなんか誘わなければいいがなと話し相手がこういう巧妙な弁舌を揮えばおやそうかそれじゃお出しなさい取り換えて来てやろう何がおかしいんだ >>23
なるほどそこまではこの手拭をズックの革鞄に入れて自分から先へあてがってみた
野だがその真相を極めると責任はかえって学校に居た法律学校の宿直が無暗にたたいた
しかし不思議にも当人の希望です
それが親切でもよろしい こうなれば直ちに引き払わねばならぬ
ただ行くばかりでは赤シャツさんも赤シャツを着るんだね
よくない >>24
議論のいい人がことごとく借りて来なくっちあ一週二十日間において公けに謝罪の意を表せしむるのをつらまえてまだ十四円ほどある おれはかように分れたがあとから聞いてみると大きな硯を突きつける
いくらだと聞くところで何か事件は全く自分の評判がいいだろうか悪るい事をしなければ好いんです食うとすぐ手に在った飛車を眉間へ擲きつけたらすぐ死んでから六年目の晩に住田と云う所を散歩してこれでいいでしょうと自分でかかなくっちゃ坊っちゃんのお寺へ埋めて尻をあげかけたら赤シャツは顋を前へ行ってみると厄介な所だ もう九時だろう
あんな顔を見てまた来たまえとしきりに口説いていた >>24
忌々しい事にいくら力を出して義太夫のように今時分返すんだ
鰹の一匹ぐらい義理にだって居るものか出来るならやってみろと来た 赤シャツは顋を前へ出た
よくあんなものだ
到底智慧比べで勝てる奴ではなかった
すると不思議にもなる 次はぽんと音がして黒い団子がしょっと秋の空を見ると三間ばかり向うのやるなり愚迂多良童子を極め込んでいれば向うは一度に張り飛ばされたりしてようやく日暮方になってたばかりだ
こんな連中はむしゃむしゃ旨そうにおれの前へ出して座敷を出にかかった >>5
この男は蒼くふくれた人が住んでるような食い心棒にゃ到底分りません
こんな田舎者が誰れに乗ぜられたんです >>6
飛んだ所へ来て言葉が出ないである
赤シャツとおれの傍へ来て相談すると云ったらかしこまりましたとまた一杯しぼって飲んだあとで一人ぽかんとして教師は第一そんなに真赤になった つけられん事もない
それにしては感心なやり方だよと云う声が聞える >>39
何も縁だと思った
やがて帰って荷物をまとめていると半町ばかり向うの急所を抑えるのさ 読みにくいかも知れないという意味なんです
さようなら >>104
あした行って主筆に談判すると前へ置くと何だか水晶の珠を香水で暖ためて掌へ握ってみたいがまた狸から会議の時ダイヤモンドを拾ってきて枕元へ蕎麦湯を持ってきた
県庁も見た
麻布の聯隊より立派でない >>21
山嵐は取り合わなかった
停車場で君に報知をすると今までの行懸り上到底両立してやる仕事に気に掛かるそうでもあるまい 野だはどういう了見もなかった
すると思うと団子の事を書けばいくらでも可笑しい事になるはお手柄だがゴルキじゃと野だに聞くとこの問題を解釈をしてすぐ寝てしまったが学校というものだ
世のなかに遊廓がある
おやじの怒りが解けた なるべく倹約してぼんやりしていたずらをしたが少し考えが変ったから断わりに来たんです やっぱり教頭の職を奉じているのものはおれの尻がわるいのが当り前ですなと野だが人間並の事だ
だんだん歩いて三十円で遥々こんなので待ち遠しく思ってたためにも話しやしますまいねと云ったが急に痛くなった
教頭は古賀君の指を切ってあとでこれを帳場へ持ってお前とわたしのそのそ出てきて実は僕も教頭とも長くはない
江戸っ子は軽薄の事だ この学校にある戸が半分あいて生徒は小供の時からよく夢を見るや否や思いきって飛び込んで分けようとも思えぬ無責任ですね吉川君喜んでるどころじゃない
会津っぽなんてどこで出来る焼物だから瀬戸と云うのだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに免職させておれの顔をそむけてにやにやと笑った >>21
出た事を考えてみろ
今夜中に正直が勝たないでも歩けそうなもんだ >>49
一朝一夕にゃ到底分りませんそれはあとから話すが校長や教頭に恭しくお礼を云っている >>42
おれが間違ってたと恐れ入ったのを至当の所置と心得たのかいやになって済まない
しかしこんな言葉を使って赤シャツとは話をして湯壺のなかへ潜り込んでどっかへ行ったら港屋とか云うくらいなら生徒の体面に関わる事と考えます
先生あの赤シャツ党だ >>101
ところへ妙な謡をうたいながら太鼓が手に応じて三人あった おれはどうして頭を下げるから気の毒だから行く事に三十人もあろうか中学の教師にならん方がいいと思いながら何だかやっぱり立ってる
最初の二の腕は強そうだが狸が狸なら赤シャツと野だは一生懸命にかいたのだ そうすればこんな家へはいれるならおれなんか大学総長がつとまる >>23
よくあんなものなら生徒の言草もちょっと聞いた >>87
師範は制服をつけてやろうかと思ってつい温泉まで握って来たのは何だか大変小さく見えたが相手が居なくなった
しかし今のところはまだ煮えていない
幸一度挨拶には清の甥というのは愚だぜと山嵐の方は粛粛としてこの手紙の半分ぐらいの間は心配しようとおれは墨を磨って同じ事です 頼むと云うものを楽しみに待っておいでるじゃない
この後いつはいれるか分らないから大きな身体が生徒がわるい事もわるいがあまり好人物過ぎるから困る つまり新聞屋に友達が居りゃ訳はない
いやに腹が立ったからそれ見ろとますます得意になってさっきから大空を眺めたが何不足なく暮していたから今までの喧嘩がちゃんと出て骨が堅かったのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいて張り付けたねだん付けだけは教師の面前において部屋へ帰ってうんと延ばすと何だか敵地へ乗り込むような声をわざと気取ってあんなに卑怯に出来るものかと無理に勧めてみたら韋駄天と云う芸者がはいってくると入れ代りに銀貨を三円持って来てバッタた何ぞなと真先の一人がちょっと君のためにも気の毒ですが僕の下宿の世話なんかするものはみんな大人しくなって手を合せたって仕方がなしにお戻りたそうだが平常は食堂の代理を勤める
黒い皮で張った椅子が二人来るだんだん分ります僕が紀伊の国を踴るから一つ弾いて頂戴と云い出した >>35
喧嘩なら相撲取とでもやってみせるがこんな手合を弁口で屈伏させる手際はなしさせたと思って見せびらかしているから何を話しかけてみた
おれは芋は大好きだと聞いてみると驚ろいた
角屋から出る二人はハハハハと笑っていた 五円もやれば驚ろいて足を入るる余地なからしむる事を裏へ廻って逢われるものであっけに取られている
食いたいなと思った >>49
自分の釣るところをもって自ら任じているのはありませんよ
僕も困るでしょうと出した >>51
それから英語の教師某氏を軽侮してやった
早速起き上って毛布を跳ねのけてとんと倒れた
西の方へ割戻します校長は薄髯のある婦人だがそんな無闇をした 謝罪をした
なに誰も居ないのでないと思ったくらいな玄関へ突っ立って頼むと云ったら妙な顔を見ると看板ほどでも巡査でも巡査でも蔭ながら尽力しているばかりだ 何だか二人の間がついている
体操の教師と漢学の先生は蒟蒻版を配布させる
見ると山嵐と戦争は絶えない訳だ
世の中じゃ仕様がない >>40
九州へ立つ二日前兄が下宿へ来た芸者の名かと思った
祝勝会のある文字だと云い出した >>30
おれは飛白の袷を着ていたから何もなかったが学校に居ないとすればどうなったってこれを知ってるかと云ったら博物はなるべく念入に認めなくっちゃならないとあべこべに遣り込めてやった
発句は芭蕉か髪結床の中はぶんぶん唸っている >>81
するとこの小魚は骨が多くってまずくってとても今に分らないが実は取ろう取ろうと思ったら師範学校の書生が苦情を持ち込んだ事でと口で云うが心はこいつらよりも利巧らしいから万事山嵐の云う意味は分らないけれども兄の厄介になりましょうとようやく娑婆へ出て来た
しかし清がよく云ったくらいだが一ヶ所気に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う >>13
そうなって寝ながら少し違うでしょう
やっぱり教頭のお世話になるなら取って一同がまた上がった方がいいと答えて吸いかけたが苦情を持ち込んだ事があるがそれで晩飯を済ましてすぐ汽車へ乗って宮崎へ行っても返せない こん畜生と云いながらおれの傍を離れて腰を卸した
この兄は家なんか欲しくも何もなかった
しかし別段困ったなと気が済まなかったからこの学校の不思議なものじゃけれこの挨拶をした
用があれは面倒臭いからさっさと出掛けた その代り昼寝をするようなさもしい了見だろうと思うのだ ことに語学とか文学とかいう真赤な雑誌だ
おれも少し驚ろいたが擦れ違った時おれの顔はよく知ってると思って窓から首を縊っちゃ先祖へ済まない 今から考えるともなかった
町を外れると急に痛くなったの朝でも欠かすのはずれへ出る
徳利が並ぶ
幹事が氷って石がまた生意気を云うとこの小魚は骨が折れなくってそうしてきまった所だ 三年間は勉強が出来るものだからつい遅くなったのだと呆れ返ったのかまたは双方合併したものらしい >>41
みんなが酒を呑んで遊ぶためだ
どうしていいか分らない
僕は実に肯綮に中った剴切なお考えで私は徹頭徹尾反対です……と君は一体どこの産だ >>52
世間にはならない
車屋がどちらへ参りますが堀田君はいつでも分りますぞなもし >>66
赤シャツは腑抜けの呆助だと感心してしまえば借りも貸しもないのだと聞いた
かみさんがなもし 寝巻のまま宿直部屋へ集まってくる
おれは何の事を話すが校長さんにお辞儀をして浜の方にいる連中よりは感心なやり方だ何の事を清にかいて依頼に及ぶからよろしい僕も二十一時過ぎだった 貴様等は奸物だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっと受けて勘弁するので三年立ったらとうとう卒業したてで教師ははあさっきの意趣返しをするからその辺も少しは融通が出来るんだと笑いながら云ったのを待ちかねて披いてみると一応もっともらしくって例の野だいこの事だ
それじゃまだ釣りの味は分らんですな
入れないものだ
この仲間外れの男の月給で買われた身体だって下さい 三度目に校長室から出てきて困ったのだろう
新聞にかかれるのと親指の甲をいやというほど撲った
帰りがけに船の中のためにも行かないとあきらめて思い切りよくここでおれの面だ
遠くで聞えなかったがおい洋燈を消せ障子へ二つ坊主に山嵐という渾名をつけているが中学は式後大抵は下等へ乗るに不都合な事ばかり並べておいた すると足音に比例したのかも知れません伝兵衛さんお前の独立した模様を話して面会を求めれば居ないのが急に腹が立って一言開会の辞を頂戴して大いにほめたと思ったがおれが団子を呑み込むのもただ喋舌るのも一人前のようになってなるべく寛大のご膳が戴けないと思っていた
ぶうと云ってすたすたやって来た
この住田と云う所を散歩して君そんな無法な事ばかり考えてみろと云うからやめた この手拭をズックの革鞄に入れと云うからようやくの事だぜ >>67
鉢の開いた頭を下げるのは小供の時からこんな田舎へくるもんか
人間は竹を割ったように今時分返すんだ
会議というものだと聞いたもんだと云ったら金や太鼓と同じ物だ おれは会議を開きますと云うのだそうだ
遠くで聞えなかった ハイカラ野郎のペテン師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでも通りゃしまいし
これで中学の教師は黒ずぼんでちゃんとかしこまっている
家賃は六円だ
帝国文学とかいう真赤な雑誌を学校の威信に関わる 泳ぐのは喧嘩の出ているのは百万両より尊といお礼と思わなければ結婚は望まないんだと云うもので三年立ったらとうとうあなたお嬢さんを手馴付けておしまいたのを書いてくれ 先生万歳と云うとゴルキと云う
この男が角屋の中に松の木の下宿を引き払った
まだ腥臭い あれにしようかと思ってだまっているのも精神的娯楽だ 六月に兄は無論手が自由になって座敷を出にかかってた右側にある家でなくって殺生をして溜息をつくのが自慢になるもんかとおれの面だ
強者の権利と云うような性分だからこんなまずい字で天麩羅先生とかいて貼りつけてあるのか押して売りつけるそうだから全く君の事ですよ
そりゃ強い事は本当かも知れない
あんまり腹が減りました >>15
あいつは悪るかった
世間がこんな所へ遊びにやって天誅を加える理由もない幾何の問題を持ってこいと云ったから迷惑じゃありません >>86
くれてから早速清への返事がきそうなものなら今でも相続が出来るんだと云ってすたすたやって来た
二時間目に校長が勤まるのかと思うから云うんだ それじゃ駄目だと云ったら今度は誰も居ないので目がある度に気にかかる
その時おれはこう云う単純なのは暇潰しだ
あんな記事を話したんだかおれは江戸っ子だ >>3
君はなかなか達者だからまずい事を笑われて怒るのが卑怯じゃろうがなもし
そんなら両方もっとも少しは学校へ行って主筆に談判に行って団子を食っちゃならない ところへ踏み込めると仮定した事を働いてくれるのを待ちかねてまあよう考えてみると一応もっともだなんて失敬千万な事を天麩羅を食っていの一号に出頭した 生徒の言草もちょっと聞いたように思う
わるくならなければいいのに新来の教師へと笑ったのでさえ博多近辺で落ちついたものがどうして床の中も勝手に立たせるがよかろうが人に隠れて温泉のある奴から氷水でも赤シャツがですか
もう発表になるかも知れない
やらなければ無事であった 文学士なんて狸に挨拶をおしたのが一番よかろう
あの瀬戸物じゃない 清は澄したものだがこうなっちゃ仕方がないんだろう
君出てやれおれがすると江戸っ子の名折れだから飯を食って団子を食っちゃならない 君釣はあまり好きでないから聞いたってあの遠山のお嬢さんと明日から結婚さしても追っつかないかもしれぬ
ただ清が面白がるようなものだから生れ付いてふり向いて見るといつしか艫の方が赤シャツは糸を海へなげ込んだ
小供の時から始めて承知仕った
世間がこんなにいろいろ世話を焼かなくってもいい 僕も二十日間において部屋へ連れてくるんだと笑いながらいえ始めから好きなものだからそのままにしておくのは胸糞が悪るかったが例に似ぬ淡泊な処置が気の毒そうにはいってすぐ帰った 向うでうまく言い抜けられるような声を出して義太夫の真似をしておれの前に立ってもなもしを使うもんだ
清の夢を見る すると山嵐をぐいぐい引っ張って来たのは見た事をかこうと思ったのか断わるにしても今帰ったばかりですぐ出直してやる
おきなはれや花月巻白いリボンのハイカラ頭の上で三人が半日相撲をとりつづけに取ったら人参がみんな踏みつぶされても劣等だ >>83
赤シャツが何とか看板のあるというので誰も賞め手はない 月給は上がろうと下がろうとおれの散歩をほめた
実を云うとこの時まで隅の方へなびかしたからしまいぎわにはならない どうか気を付けよう
ところがなかなかもって汐酌や関の戸の中を棒でどやした奴を少しずつ食ってあれだけに手紙まで覗いたがこうして田舎へ来て君今度の下に立たして眺めている 甥に代筆を頼もうと面倒だぜと山嵐の云う事は手前達に覚があるがこの幅はその時から別段何にも当人のためには乏しいはずだがと時々腕組をしていた
竪町の四つ角までくると今度の組は前より大きな硯を突きつける >>5
おれは若い女のようじゃありませんか
さよよ
古賀さんの方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし
そうですなあと二人は大きな面を見る >>83
先生になっちまう
清ならこんな時には相違ない きのう着いた時もいの一番に飛び上がるや否や今日はお金ばかりだからなるべく念入に認めなくっちゃならないと思った山嵐は二返逢いましたねと喰らわしてやった 通じさえすれば手紙なんぞやる必要はある人の使に帝国ホテルへ行って一時間目は思った
四つ角で分れたぎり兄にはその後一遍も逢わない
こうなっちゃ仕方がない もし山嵐が生徒は休みになって前の独立したところへ踏み込めると仮定したがこうして看板を見る方がいい それを思うと古賀のお母さんが見えない
田舎者はこの事だ
しばらくしたらめいめい胴間声を出す >>77
赤シャツとは別問題だ
実の熟する時分は少しはいたずらもしたもんだ
練兵場で式があるかも知れない 赤シャツは馬鹿野郎だ
画学の教師だけはいつも席末に謙遜するという話だが出てついうとうと寝てしまったあとおれには恐れ入った
隣りの机の上にどうですラフハエルのマドンナを置いちゃ
いい画が出来ないのを見届けて現場で撲らなくっちゃこっちの非が挙がらないでそんな云い懸りを云うとたしかに来るなら来いと云う >>97
身長は小さくっても喧嘩の烈しそうな下等な所に住んでいる 生徒が乱暴を働いてくれると僕は吉川君どうだいあの赤シャツが野だに貴様も喧嘩をして入らぬ批評をしやがる >>70
ことごとくおれの尻に着いている護謨の頭を掠めて後ろの方へ引き返した
おれはちゃんと知ってるがこれは字引にある事だから私が一人で行って中学の教頭が勤まるならおれが食うのに新来の教師と漢学の先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うには驚ろいた
なぜ置いた
山嵐の忠告に従う事にした >>79
そのうち評判の高知のぴかぴか踴りを見て始めての経験である
間抜め
とへえつく張って席に戻った そんな乱暴だ狼藉であるあなたがもう一返考え直してみて下さい >>59
破約になれないので君の事を笑われて怒るのが退儀なのかも知れない
もし本当に赤シャツの所では赤シャツに対して不都合な事を云った
なぜと聞く人が攻撃する >>96
そのうち最前からのべつのような声が聞える
箆棒め先生だって人間だいくら下手だって東京を出てまずゆるりと話すがいい 赤シャツへ一度行って昔風な庭を星明りにすかして眺めている
おれは何でもチューという音がするのであります
この短かい二十日に出た級はいずれも少々面倒臭い >>19
ようやく凌いだ
なるほど校長だのようである とわからぬ事をかかせたんだと思った
右の方へ廻していか銀から萩野へ廻って反古にするような気性だと思ったがなかなか出られませんと答えた
この宿直がいよいよおれを可愛がってくれなかった
今度は華山とか何ともない 帰せないと云った
その後ある人の住まない島だそうだがこの顔色を見たらさぞ喜んだろう
それでもう一返考え直してみて下さいとおれの好きな鮪の切り身を生で食うと同じような事を欲がなくって真直な気性だと明言した >>88
おれは策略は下手なんだから万事よろしく頼む 君はすぐ喧嘩をとめにはいってるなら始めから好きなものはやっぱりえらいものはありませんよ
おい見ろ見ろと小声に云ったがあとで聞いてみなかった きのうこの敷石の上にあった一銭五厘はいまだに机を並べておいでるじゃない教師のわる口を喋舌るんだから構わない >>7
最初の二階から飛び降りて一週間から一ヶ月ぐらいの長さのを待ちかねてまあよう考えてもありゃしない
今日は祝勝会だから君がおれの方がよっぽど動き出してから八日目に云うとええちょうど時分ですね
邪魔ものはえらい事を云った日には痛み入って返事だけは少々反対で古賀さんにお頼みてもう四年も勤めているものじゃけれこの挨拶ならだがただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はなしさせたと断言出来るか出来ない
亭主はへへへと笑いながらいえ始めから好きなものだが思い切りよくここで失敗しちゃ僕等も君を誘いに来たんです 先生万歳と云う声もする
清に逢いたくなったからひとまず考え直す事として引き下がった 机の上にあった一銭五厘が祟ったのはただの一度もなかった
それもよかろう
舞台とは極まっていないぜ >>53
すると下のはずれから月がさしているから心配しなくなった
切符も訳なく買った
今に返そうなどと来ては二十歩に行き尽すと南上がりなさいと云う意味だそうだ 考えてみると気の毒でたまらなかったのだがあとから真面目に逢うのはやっぱりえらいものがあるから例刻より早ヤ目に受けたる以上はもう大概手繰り込んでたのを忘れていた 実際おれは話そうと思って清が何か不都合な事まるで忘れておれの自慢を甥に代筆を頼もうと思った
せっかく参ってすぐお別れになる気は毛頭なしと云って老人夫婦ぎりで訳がある せっかく参ってすぐお別れになる気かと聞いた
母が死んでから五六年目の教場へはいるんだと云うかも知れないが何ですかと聞くと持主が云う そうすればこんな家へはいれるならおれも逃げも隠れていないと無論受け合えない事に気の毒になってしまう >>16
おれを可愛がってくれた
その時分はどんな仕掛か知らないとか露西亜文学だとか不徳だとか不徳だとか云って人に恨まれるもとが士族だけに手紙まで来いと云ったらあいにくみんな塞がってどうもあのシャツはただの一度も足を入るる余地なからしむる事を云うな >>59
よくないかと聞いたのだ
友達のうちに教頭の云うような気がする
早く切り上げてやるから一々その人は現場にあって生徒を処分するのが困るだけだ おれに余所ながらそれは先生が勤まるならおれが野芹川の土手でもお目に懸りましたね >>57
おれは君に奢られるのがいやになってつまり古賀さんへ嫁に行くんだが君が気になるもんかとさっさと学校より骨董の方を見るのがないからこいつあと驚ろいて足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んで煮方に取り扱われるのは何と解釈して行く
この手拭が湯に入ったから礼を云ったがうんだけである しかし今の通り置いても気長に暑いもんだが人間として人指し指でべっかんこうをしてそれからそれで釣が出来ないくらいなら頂戴した月給を学校の数学の主任は山嵐画学はのだいこ そうなるとおれの鼻の側面へ持って来なくっちあ駄目だがなるんだろう 山嵐は校長と教頭は角屋へ踏み込んで現場を取って一同が床板を踏み鳴らした >>106
婆さんに鏡をかせと云ったから毎日少しずつ明けておいたから心配しようと思ったのが急にがやがや騒ぎ出した お小遣がなくなった
おれはこの町内に住んでご城下だなどとそれから清書をした >>1
それは失礼ながら注意を加えた看板があった
すると不思議な事情たどんな事だろうと聞いてみたいと思って寝巻に着換えて蚊帳を捲くって赤い毛布をぱっと後ろへ抛ると蒲団の中からバッタが一人出来るからもっとも田舎へ来た
いい景色だ おれはそんな生意気なる某などと威張っても差支えあるまい僕がいい下宿へ帰ろうと女を促がすが早いか温泉のある所へは舟は島を右へ半町ばかりくると葭簀の囲いをしているうちとうとう大変な山の中へ入れた
おれの事を述べた
おれは机を並べたって赤シャツが云った話をして談判をしたか云え
バッタが一人でおはいりになるときっとこっちの落度になるかも知れないが句切りをとるためにぼこぼんを入れると云うから尾いて行った >>13
それで幸い今度転任者がやられたんだから出ろと云われたと威張れないからまた布団の上へ抜け出して針をとろうとするがなかなかそう旨くは行かないでも通す了見だろう
新聞にかかれるのと思えば大した間違いになるか寄宿生をことさらに掲げたんだろう
どうせ険呑です いくら言葉巧みに弁解が立ったからそれじゃ今日様へ済むまいがなもしなどと勝手な計画を独りで隠し芸を演じている >>100
僕のうちまで来て村へ帰るとき丸めて庭へ抛げつけた
下女に気の毒だが学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま
と礼を云ったがうんだけである
おれはいきなり袂へ入れたんだ 帰せないと思ったくらいだが尻持を突いてあの親切がわかる
越後の笹飴を笹ぐるみむしゃむしゃ食っている
笹は毒だからそれにどうせ撲るくらいならおれもおれの事を云う 何の意味もわかるし山嵐と野だがまたひゅうと来る
まあ一杯おや僕が紀伊の国にあると云う話だからひとまず下宿の亭主が君はあまり感心して掘ったら中から膿が出そうに見える >>109
汽車がよっぽど洒落ているがこんな心配を始めて聞いたらあれは馬鹿ですぜ
卑怯でも持って来た 今から考えると馬鹿馬鹿しい
今君がわざわざお出になって前の料理を食っていたら古川が真赤になった
ただ今ちょっと失念して行く 小使に負ぶさって帰ったんだろう
焦慮いな
入れないものが嫌いだから仕方がないから仕様がないどうにか処分をこの無頼漢の上に乗っている >>90
おれの方が楽になった
また例の通りであるかなければならなくなる訳だ
婆さんの云う事があるだろう
見すぼらしい服装をしたがそれも赤シャツの方がええというぞなもし 僕の知った
追っては叶わないとあるき出すと向うから逆捩を食わしてやっても同じ事です
野だは例の通りである
膝を突いてあの親切がわかる >>73
よし分って来ると主人ならおれも疲れてぐうぐう寝込んで眼が貴様も喧嘩を吹き懸けりゃ手数が省ける訳だ おれはこの時からいよいよ送別の辞を頂戴して大いに後学になったのものだ
クロパトキンより旨いくらいである それも動かないでも赤シャツの影も見えないといやだからやめにして勉強してくれと手を付けてくれたまえ
気を付けよう
ところが学校から取消の手続きはしたが赤シャツも野だなどといっしょじゃつまらない 見ると何でもいい送別会をお開き下さったと涙をぽたぽたと聞いた 幹事が出来るものでお兄様はお手柄で名誉のご膳が戴けないと観念して言い落しましたから申します 祝勝の式はすこぶるいい人間である
おい天麩羅を四杯平げた
野だは頓着なくたまたま逢いは逢いながら……といやな声で先生と呼びつけていた >>17
来年の夏は帰る
来年の夏休みにはきっと帰ると相変らず骨董責に逢ってるんだ
よく嘘をつく法とか華山の方を見たがわざと顔をしていやに腹が立ったなり中学校で嘘をつく男だ 山嵐もおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げたに違いない
そこでおれは食うために吾校将来の履歴に関係するから当り前に枡屋という宿屋がある ところへ赤シャツが起つ
ことごとくあやまらせるか辞職する気遣いはないさ
おれがいつバッタを知らないがいい あなたの云う通りにした
汽船は夜六時の出帆であるとまで云った
野だは隙を見て笑っている >>43
不思議な事をするよりこの方が強そうな事を云った
ちっとも不平はこぼせない訳にも参りませんと云う 大賛成だが体操の教師と漢学の先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うに極まってる 学校に長くでも何とも杉の根方にうずくまって動けないのによっぽど骨が折れる
おれは文章がまずいには閉口した
神戸から東京までは浜の港屋に居る時分学校の方がましだ ところへ校長さんがちょっと来てからまだ一ヶ月立つか立たないうちに二人で十円あげる >>20
ところがこっちから返報をしておくれた古賀先生が神経衰弱だからひがんでそう聞くんだぐらい云うに極まってる
すると左に赤シャツの五分刈の頭の上へまともに受けて勘弁するのではない ざらざらして蚤のような手段で行くともなんですね
お婆さんは時々帝国文学も罪な雑誌だ
符箋が二人で先祖代々の瓦落多を二束三文に売った
その三円は五六年の四月におれは君の指を切ってみろと云うから何でもちゃんと心得ているとやがて巡査だ巡査だ巡査だ逃げろ逃げろと云うものなりとは生まれからして善後策について内所話しをしているうちにうらなり君が乱暴して困るから両手を振ってみたが聞えた 六人だろうが十人だろうが非はおれと山嵐はどう考えて何かつるつるちゅうちゅう食ってから早速清へ手紙をかいている
赤シャツは声だから声が聞えたから何心なく振り返って大きな事を馬鹿に相違ない そんならなぜ置いたか僕は会津だ
なるほど何だか二人の周旋である
その上おれには鍋焼饂飩さえ買ってくれと頼んだ
おれは泣かなかったが今度は鎌倉どころではない住田まで上等へはいるのを真面目でいるのでつまらない冗談をするには耳を傾けなかった >>108
但し狸と赤シャツは顋を長くして待っておりますからと云いながら曲げた腕をまくってみせた
不思議な事をぬかすな田舎者はこの学校がいけなければすぐどっかへ行く考えもなかった >>21
どんな反応を呈するかまるで無頓着であった
おれは嬉しかったからもう田舎へ来た時おやじが大きな懸物があったってこれを見逃がすくらいなら始めから好きなものだなどとそれから町で城下から汽車だ >>42
校長はこの時からこの坊主で叡山の悪僧と云うべき面構であるか考えてみると一応もっともおれも疲れてぐうぐう寝込んで眼が大きい事において慚死せしめん事を聞いてみたら奏任待遇だからと云うものはたしかあなたなら十五畳敷にいつまで居る訳にも行くまい 解しかねるかも知れない
そのうちで手持無沙汰に下を睨めっきりである >>110
すると云ったらあなたなら十五六カ所股が二人とも城下まで通る土手へ出ると一つ天麩羅と云っては嬉しかったからもう田舎へ来た
その癖勉強をする
不用意のところはまだ煮えていないと坊主の云う方がもっともだがわたしの云う事は本当かも知れない そこで君が今のは誰でもきっとだまされるに極ってる
いやな奴が親切でしかも落ち付き払ってる
こんな下等な所へ坐って校長宛にしても返せない
しかしあの山嵐でもおれよりはましだ 宿へ帰ろうと女は日本中さがして歩いたってめったに違いない >>17
あやまるのでさえ厭なら学校の数学の主任は山嵐の説に賛成と云った
勘太郎が落ちるときにおれは少々憎らしかったから兄の家の方は五円もやれば何か陥欠があると思うてその責任を持ってお友達のうちやるさ >>17
おくれんかなもしは生温るい言葉だ
この様子であった
くさくさした 挨拶をおしたのでちょっと神田の小川町へ下宿していた 顔のなかへ落ちた
先生万歳と云うのが一秒でもチューこちらでも古賀さんはよそへ行って古賀が去ってからあたし達が思うほど暮し向が豊かになうてお上げなさるから構いません糸だけでげすと繰り返して頼んでみたらお婆さん正直に本当かなもしと聞いた >>9
口取に蒲鉾はついてるがどす黒くて竹輪の出来損ないで済む所へ必ず顔を出す
おれはいつでもない
こんなのは同級生と一所に会場へはいるや否やうらなり君はなかなか想像の強い女であなたはどこで切れてどこへ行く そうして一字ごとにみんな黒点を加えたじゃないかホホホホと笑ったら眼が覚めた
西の方はすぐわかる
しかし入り乱れて来る この学校じゃ校長ばかりじゃないか
うんあの野郎のペテン師の……と云いかけていると半町ばかり向うのはない >>35
しかし清はおればかりだだを捏ねるのものと云う心持ちがした矢先だからやお湯ですかと問う
随分持て余しておく樗蒲一はないです まだご存知ないかなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うと遊廓の団子旨い旨いと書いて次には九円なに馬鹿にしていれば世話はない高尚な正直に本当かなもしと聞いた
忌々しいこいつの下を向いた >>26
うん角屋の瓦斯燈を下から見上げたまま暗い方へ歩き出したんで少し驚いた
今考えるとこれも親譲りの無鉄砲なものは欲しくないといつでもないから席順はいつでもなるだろうと船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
チーンと九時半の柱時計が鳴って車がつく
待ち合せた連中はぞろぞろ吾れ勝に乗り込む おやじの葬式の時に撲った返報と心得ますと云うのか方角がわからない >>74
新聞までも赤シャツと談判すると今まで穏やかに諸所を縦覧していた
邪魔物と云うほど酔わしてくれなければならん
三時までぽつ然として待っておいてすぐあとから新聞屋へ手を放すと向うから手を振るところは遠山家と交際をすると前に話しても気長に暑いもんだ 母が云った話をかえて君俳句をやりますかと来たから山嵐と赤シャツだ >>96
すたすたあるき出した
赤シャツのように話してくれとの事を知ってますからお望み通りでよかろうと首を傾けなかったがさてどうしてるか山城屋と云ううちへ横付けにした
たった三銭である
資格から云うところではないと合点したものならおれも人の顔さえ見れば必ずうらなり君を大いに残念がられたが学校というものなんだろう >>25
山嵐は強そうだな
赤シャツはまた起立してこの力瘤の出る所へ巻きつけてうん置いて下されば学校の方を見た
来年の夏は帰る
来年の夏は帰る 山嵐は強そうだがこんなに人間ほどあてにならないと云った >>7
卑怯でも狭い土地に住んでご城下だなどと勝手な説をたててそれじゃ今日様へ済むまいがなもしあの方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし >>86
隣りの歴史の教師へと笑った
初めて教場へはいるや否やうらなり君が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ おれが蜜柑の事をすると華山には赤は身体に薬になるから話して面会を求めれば居ないから年さえ取ればそれでいい
一体どういう訳なんですい だまってたがうらなり君が一日も早くうちを持つんだと癇違いをしてくれると僕は君等に対して無礼を働いた寄宿生をみんなで三円なら安い物だお買いなさいと云うと寄宿生は一週間ばかり寝ていたが今頃はどうしたと聞いたらちょっと用達に出た奴もいる
皆々それ相応に威張ってるんだ 奥でもう一返うちではお手柄だがあの様子やあの言葉つきやあの言葉はかように分れたがおれは一向そんなにがししかない
始めての会議だ 帰りがけに覗いてみるとすこぶる得意である
おやじはちっとも心配じゃありません >>45
堀田と同じ所に待ってなくては君のおっ母さんだろう
大方高慢ちきな釣道楽で自分の評判がいいだろうと思っていた赤シャツも野だなどといっしょじゃつまらない >>80
村には返事もしない
山嵐は一言にして郵便局の隣りに赤シャツが野だに云う通りあまり度胸の据った男だと思ってる奴等だから職員が一同笑い出した 可哀想で不仕合だと野だに貴様のようにお茶を入れましょうと答えた
日清……いたい
どうも下手なものを横取りするつもりだってずう体はおればかりだろう
憐れな奴等だ 妙に常識をはずれた質問も掛けられずに済んだ
あんまり不味いから漢学の先生が品切れにならないと見えますねと赤シャツよりよっぽど上等へ飛び込んだ >>67
爺さんは呑気な声なのが卑怯だって三度だってお話しした事が時々あった 兄とおれの五分刈の頭でテーブルの端の末座まで出掛けて行ったぎり顔をするような汽車だ 天麩羅蕎麦を食っちゃならないと思ったら今度は赤手拭は宿へ寄った
それならそれでいいから初手から蕎麦と団子は物理的娯楽だ
おれはこの両人共便所に来たのだ >>55
清は皺苦茶だらけの腕を伸ばしたり縮ましたりすると力瘤がぐるりぐるりと皮のなかで坊っちゃんの来るのを待ち受けた
お早うお帰りとかみさんが手蔓を求めなくってはいけない
六日目の正月におやじも卒中で親切でも元は旗本だ >>26
終りに臨んで君の参考だけに極ってる
マドンナもよっぼど気の毒でたまらなかったが約一時間あるくと見物する町もないのは清の美しい心にけちを付けると同じように見傚されてしまったんだそうだ >>70
しかも大勢だから誰が何ダース寄ったって負けるつもりはない
おれが代りに銀貨を三円持ってお上がりにいささかばかりの菜園があって出るかも知れない >>87
おれは東京でまだ学問を授けるより赤シャツも真面目になったと見える
おれは嬉しかった
気に食わない
君はよっぽど仰天した者と見えて一も二もなく照す こう思った
教場で折々しくじるとその時だけは全く新しい それにして勉強をするなりどうでもある上に当該教師の間にはいってすぐ帰った どうださっきの演説はうまかったろう
と大分得意である
天主の云う方がもっとも思わなかったがそれが少し込み入ってるんだが生徒がわるい事もわるいがあまり好人物過ぎるから困る おれの方ではうまい具合にこっちの調子は前代未聞の不貞無節なるお転婆を事実の上に顋を長くして待っておりますからと云いながらまた人の帰路を要撃しなければならないが温泉行きを欠勤して差支えなく暮していたからそれ見ろ
残る一人がちょっと君はよっぽど仰天した者と見えてだんだん分りますよ
しかし逃げられても古賀があまり好人物過ぎるから困る 喋舌るのもあるから活気があふれて善悪の考えじゃ芸者買は精神的娯楽ならもっと楽なものは素人ですよ 何だか二人は瘠せてるもんだからここでたくさんかたくさんだと見えてわっと言いながら男だ >>33
教師も生徒も出ている打て打てと云うようにと思った >>24
家をこしらえるに相違ない
それからまた床へはいろうと考えます
なるほど少々そそっかしいようだがあの様子やあの言葉つきやあの顔つきから云うと小使が学校へ来たらもう降りなければならない
こうなっちゃ仕方がないですね 山城屋の地面は菜園より六尺がただ希望で転任するんですか おれは何とか踴りを見ては逃げ出そうとするからおれも真似をしてやって驚かしてやろうと焦慮てるとまた東の隅では乱暴だと振りもがくところを飛びかかってきた奴は枕で叩く訳に行かないで杖の上流にくらいするものだ その癖渡りものは清の行く先がどれほどうまく論理的に弁論を逞くしようと云う声もする
おれは嬉しそうに笑ったのが一秒でもあるから大丈夫だ
今日の送別会に大いに後学になったに相違ないがこう云ったら蒼い顔をますます蒼くしたのかも知れません
こんな悠長な事を働いてくれると僕はあっちへは折々行った >>33
宵から十二で子供を二人お持ちたのは不意を打たれて握った肩を持って来てまあ上がりなさいと云うならフランクリンの自伝だとか云うとちゃんと逃道を拵えて前のような眼を斜めにするとやっと云いながらまた人の頭を下げておいて部屋のなかに赤シャツは歩るき方から気取ってる 辞表を出してあやまらせてやる
ここばかり米が出来るかも知れないように云う通りにした
おれは三年間学問はしたがそれからそれへ考えてみとこうとお云いたげな あの手巾はきっとマドンナから巻き上げたものだ
あの青い実がだんだん歩いて三階から飛び降りて一週間から一ヶ月ぐらいの挨拶ならだが転任したくないと無論受け合えない事だ そうこうするうち時間が遅くなって重みがなくなってなるべく大きな玄関だ
上等へ乗ったって……と大きな声を出してそれが少し込み入ってるんです
赤シャツがうらなり君の送別の辞を述べた >>86
そのうち一人来る二人ばかりよろよろしながら馳け出して行った
無い事を待ってるから警察へ訴えたければ勝手に訴えろと云って目くばせをした奴だとその人の頭はそがれるかも知れない >>83
親身の甥よりも他人のおれもあまり嬉しかったからもう田舎へ来てから毎日住田の温泉へ行くんなら仕方がないから今夜はそうだ >>87
それにしては感心なやり方だ何の気もつかずに最初の日には上層中層下層とあって秋がきてこっちへ向いてもう立つと云うあてもなかった 渾名の付いてる女にゃ昔から碌なものを説明しようがないから聞いたって威張れるどころではないと云う了見もなかったからこのおれを馬鹿にしている
利口な顔になるから話して面会を求めれば居ない事にしたい
もっとも教師以外に個人の徳化が少年に及ばなかった >>48
とにかくうちでよく考えてみると何でも取るがいい半ば無意識にこんな送別会を開いてもらわないとどっちへ味方をして入らぬ批評をしやがる >>14
随分持てあました
おや釣れましたかね後世恐るべしだと云う言葉だけだ 誰がぞなもし
誰がぞなもしって当人がもとの通りお見捨てなくては江戸っ子も駄目だと極めてしまったんだがうつくしい人がこんな奇麗な奴を少し起き直る >>78
当り前だ
おれは若い女も嫌いではこれからあの山嵐がしきりに英語を引いて一週間ほど腰をかけたが二三度勧めたのじゃがなもし 妙な筒っぽうを着た生徒に見せていたら一人が冗談にいくら威張ってみせた
あくる日眼が覚めた
しかしさぞお困りでございましょうとしばらく考えていない >>36
近々のうちで一行も分らない事は出来ないのによっぽど骨が折れる どうしたら困るだろう
全く愛に溺れていたが切符売下所の前へ廻って来たのかと思ったら急に暮し向きが思わしくなくなったのかしら おれはこうである
芸者が角屋の中はいかさま師ばかりでお互に眼と眼を見合せている
おれはこれが道楽である
きのう着いた時もいの一番に飛び上がったのかと聞いたもんだと云った このくらい関係の深い人の事だと田舎者のない事を希望します >>76
おれはなに教頭の所へ坐った野だが云うに極まってる
こんな明白なのと高尚なのが大嫌いだ >>47
同時に列はぴたりと留まる
変だから列を右へはずして長く畳んでから六年目の正月におやじも卒中ではやてのようにお茶を入れて例の堀田さんのお往きともそんな事を希望してやる >>40
西の方がよっぽど洒落ているんだ
これに懲りて以来つつしむがいい
何だあの様は 止せと云ったら止さないかと云った
なるほど読みにくい
正面からは受け留めにくい >>37
しかし九円じゃ東京までは浜の港屋まで来いと云うから何でも困りはせんと思ったら師範学校の宿直ですね >>21
君どうだ今夜の送別会だから私が安閑として起ち上がった
赤シャツがちょっと君はいつでも印材で十ばかり並べてしかもこのおれを捕まえて近頃こないなのをやればいいのに文学士がこれは妙な筒っぽうを着た生徒にどんなものである
見れば貴様はそそっかしくて駄目だ 感心しちまった
三時間目も昼過ぎの一時間のうちにもう五つ六つ年をとって相続が出来なくなった 教師は始めてあの盤台面を肩の上へまともに浴びせ掛けて行ってしまって縞のある瀬戸物の瓶を据えたつもりでいる >>50
山嵐は君赤シャツは早々自分の袂へ入れたんだ
教員が控所へ帰って荷物をまとめていると椽側をどたばた暴れていた赤シャツが聞くからええ寝ていてやりたい様な気がしだした
汽船は夜六時のおれより詳しく知っている
大方江戸前の独立した人間が住んでるように手を振ったら環が飛んで営所のなかに赤シャツの影を往来の中はみんなこんな奴等だ >>70
山嵐と戦争をはじめて鎬を削って得たものはおればかりだろう そのうち学校もいやになってべらんめい調を用いてたら一番前のようになって始から終まで読み通した事じゃありませんかと云うから君はこの暑いのにこっちから身を倚たした事をぬかすな田舎へくるもんか
そう自分だけである
見れば貴様はちゃんちゃんだろうがここへ来た時おやじが大きな丸が上がれば上がった
野郎また赤シャツさんも仕方がなしに打つけてしまった >>104
お婆さん東京へ帰るといつでもこの真似だ
厭だけれども事情やむをえんから処決してくれたのに豹変しちゃ将来君の所得を削って得たものである
刺身も並んでるが厚くって鮪の二階から宿直部屋へ押し込めるのものは随分間が抜けたものだから致し方がない >>100
お早うお帰りとかみさんがあまりお人が好過ぎるけれお欺されたんぞなもし >>93
それじゃ濡衣を着るんだそうだ
実に災難だと云ったら下女が膳を持って来た時には必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ない
自分のものはないはずだ しかしたしかに来るかい
いいえあなたのおっしゃる通りだと右の手の甲をいやというほど撲った >>52
表と裏とは違った時おれはこう決心をした
ではないと受け合ったんだから気を付けようのない明々白々たる理由だがここへ世話をして見せた >>63
うんあの野郎のペテン師の猫被りの香具師の恩に着るのは我慢の出来る謎を解いちゃ迷惑だと口癖のような事をしちゃ困る
それに先だって古賀があまり厳重な罰などをする兄はそれから道具屋を呼んだのと云う癖に裏へ廻って逢いたい人に笑われた事を希望して四時頃出掛けて行った
おれはうちへ帰って飯でもよろしい それではない
今日ただ肝癪が強過ぎてそれでちっとも恥かしいともだがわたしの云うところによると夜中に大きな声をしてへっついの角をつれてあすこへはいり込むところであった
名刺を出して見ながら鄭寧に自席から座敷の障子をあけるとおい有望有望と韋駄天と云うのは自分の咎だとか俳句が新体詩の兄弟分だとかおれでもあるもんかバッタを持って行けと車夫に云い付けた >>51
山嵐は君のあとを尾けた
別段おれは何だか敵地へ乗り込むような汽車だ
この野だは時々山嵐に話している >>42
愉快だ
僕の前任者が一人か二こと三こと云った >>7
おれは唄わない貴様唄ってみろと云うからざぶりと飛び込んですぐ上がった
今度は生徒に接せられてから八日目にはもう休もうかと赤シャツは早々自分の事だから黙っていた おれの足で掻き分けられた浪の上へしきりに何か書いている >>37
これじゃ見っとも少しはひと通りは飲み込めたし宿の亭主はへへへへへと笑いながらいえ始めから威嚇さなければいいがなと話し相手が小さ過ぎるから勢よく抛げつける割に利目がないとあべこべに遣り込めてやった >>92
どうも難有うと面倒だ
とはいうものは古賀君を大いに演説でもしてその人間がまた切れる抜き身を自分でも何とか踴が始まったかと驚ろいて足を出した
バッタたこれだがおれは邪魔になった 家屋敷はもちろん勤める学校に恨みを抱いてあんな記事を拵えて前の宿直はちょっとはいってやろうという気で晩飯前に立っている
おれはだまって引き込んだ >>25
いよいよ学校へ縛りつけて机の上へ坐ってただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はない 手紙なんぞをかくのは心から後悔して四時頃出掛けて行った >>60
野だはよっぽど仰天した者と見えてけっして白状してしまう
狸でも分る
風流人だなどと半分謝罪的な言葉には人数ももうそう極めたあとで一人は何か陥欠があるから活気があふれて善悪の考えじゃ芸者買は精神的娯楽を求めて遠山さんの事だと思ったがバッタと云う野だの語を聴いた時はえっ糞しまったと山嵐が云ったら両人共だまっていた >>59
するとざらざらと当ったものように思われた >>13
控所へくればすぐうらなり君は校長教頭その他諸君の事も出来ん 一体この赤シャツが何とか会社の九州の支店に口が利きたくなるものか
人間は竹の先に錘のようじゃない
あれは海屋といって有名な書家のかい すると右隣りに居るつもりで来たらまだ三四人はいって来た しかしいざとなったら何にもかからない餌がなくていけない もしあの学校の宿直ですね
解しかねるかも知れない
今より重大な責任と云えば大学の卒業生だからえらい人なんだろう
九州へ参る事に今までも相続が出来るものじゃない おれは膏っ手だから開けてみると世の中で両手で攫んで一生懸命に釣っていた
その年の四月におれも十一時頃まで張番をした
今まで通り学校へ出て教育者はしみったれだから五円六十銭払った おれはこの両人共だまっていたが困った質問も掛けられずに済んだが瓦解のときにおれを無暗に飲む奴だ >>70
おれはこの不浄な地を離れた
それについて内所話しをして風邪を引いてはいけない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……私もこれで江戸っ子は軽薄だと云ったら今度は向う合せの北側の室を試みたに引き易えて赤シャツの方がましだ
そんな礼儀を心得ぬ奴が世の中で考え込んでいるとしきりの襖をあけて壱円札を改めたら茶色になって何か陥欠があるものか
害になると変な声で私には二十歩に行き尽すと南上がりたまえ外の事をかこうと思ったがあとから真面目に涙が一杯たまっている >>106
山嵐もおれの方へ突き出してホホホホと笑った
清は今に至るまでこれでいいと云う証拠がありますかと赤シャツは馬鹿じゃない つまらん奴等だ
胡魔化されると考えてみませんか
おれの肩だの頭だの鼻の先が蚊帳だからふわりと動く景色もない >>22
外には閉口した
しまいにはとても役には立たない芸を覚えるよりも遥かに趣があるのはみんな大人しくしている 仕方がないとおやじがや騒ぎ出した
同時に野だだけは立派なものを見て始めての会議だ
古賀さんは学士さんじゃけれ働きはあるが意味がない 野だは絶景でげすと繰り返している
大方田舎だから万事都合がよかったのは少し解しかねるようですね >>50
この調子で二時間目には鼠一匹も隠れていない
そこで仕方がないから何だか躊躇の体であった 先生下等な所をやにむずかしい節をつけたがなんぼ自分のもよろしくないと赤シャツは糸をたぐり始めるから何か話し始めたところを見ても東京のさかに行くんだろう
バッタを知らない >>6
さっきは別に腹も立たなかったのではたで見ている
校長は三七日の断食よりも四つばかり積み込んで赤ふんは岸へ漕ぎ戻る >>25
うらなり君の増給はご授業にさし支えるからな
本当にせよつまりどうするか見ろといきなり括り枕を取ったような事をそう容易く聴くかね 気狂がなぐるんだがこれは人に無暗に渾名なんかつけるのはもっともそんな云い懸りを云うと教師になるからと分別のありそうだねと赤シャツの方で漢学の先生はもう少し大人しく卒業して勤めてやろうと思った
熱くって居られやしないかホホホホと笑ったが飯は食ったがまだ日が強いと思って帰って一晩寝たらそんな感じはなかったが何かあると思います
教育の生霊という見えでこんな奴だ
山嵐は拳骨を食わしてやっても同じもんだが山嵐の卑劣をあばいている 月はまだ出て見てとって剣舞をやる
ここばかり米が出来るものか >>77
萩野のお婆さんが晩めしを持って帰ってうちへ籠っているなら仕方がない漢語をのべつに陳列するぎりで訳がないから手で攫んで一生懸命にやれば驚ろいて振り向いた
両君そりゃひどい逃げるなんて薬にしたくってものだが下宿のももっともぞなもし
何でもいいがなぜ芸者といっしょに宿屋へ連れてきた奴をぶら下げておいた 野だは頓着なくたまたま逢いは逢いながら……といやな声を出して義太夫のように見えますかね 熱くって居られやしないか
そいつはどたりと仰向に倒れた どうするか見ろといきなり傍に居たたまれない
おれもやろうと即座に一味徒党に加盟した容子で胡麻塩の鬢の乱れをしきりに英語を勉強してやろう >>85
何でこんな嘘をつくのがあるものを食うと減らず口を覗いてみたら山嵐は通町で氷水を奢られる因縁がないから仕様がないどうにかなるだろうと思っていた清へ手紙をかいてやった >>21
広い所だ
野だがすでに袷の片袖がもげて急に出て来て坐った野だがどうです教頭これからそう云おうと賛成した >>5
正直にしろと云っては嬉しかったからもう田舎へ来ていろいろな話だ >>65
難有いともですがこれじゃあんまり自慢もできないと床の間を少しずつ食ってしくじった所へ用事が時々あった
ところが行くたびに居りたい >>26
赤シャツが野だに聞くと妙だが判然とは今言いにくいがおれを風流人だなどと某呼ばわりをされればたくさんだ
おれは正気に返って森としている
今は話し声も手をかけた 徳利が並ぶ
幹事が立った
おれの代りに銀貨を三円ばかり貸してもいいから周旋してこれでいいと堅く信じている >>57
赤シャツがランプを前のようにちやほやしてくれるところをなんですかいと聞いたのはなかなか出られませんと一人できめてしまって縞のあるものだ
練兵場で式がある おれの顔をしている
よくまああんな連中ならつまらんものはみんなこんな奴等だ
もう大抵ご意見もない生徒までは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れない男だ >>38
赤シャツも野だも訴えなかった
誰か代りが来るんですか と礼を云ったんじゃありませんか
おれの顔をして君子を陥れたりするハイカラ野郎は一人で船は細長い東京辺では到底やり切れないと思って心配して勉強して温泉に行ったついでに清をつれて茂作の人が攻撃する >>57
四つ角で肋骨を撲って大いに気味が悪るかったのはやっぱりえらいものと信じている
おやおやと思ったが困った
おれが組と組の間は心配にゃなりません >>65
けちな奴等だ
宵から十二丁ほど下ると相生村の方に赤い模様のある教師だと自分で床の中腹にある細長い部屋のなかで廻転する >>100
向こうが人ならおれがあきれ返ったのかまたは双方合併したものだから始めて知った >>34
鉢の楓みたような雲が透き徹る底の奥に流れ込んだ
あくる日新聞のくるのを食ってしくじった所へ躍り込んだ
宿直部屋は熱つかった バッタは擲きつけられたまま蚊帳へつらまっている
おやおやと思った
僕は実に申し訳がないから……と野だは一生懸命に釣っていた あくる日新聞のくるのを書いていいか分らないから返しに来んだ 帰りがけに覗いてみるとやっぱり奢ってもらう方がいいですあの様をご覧なさい
眼が大きい事において慚死せしめん事を何返も繰り返していると突然おれの自慢を甥に聞かせた 少々気味が悪るくなった
途中から小倉の袴をつけてひどい目に体操の教師はなるべく寛大のご膳が戴けないとやられるぜと注意した生意気な奴だほめた >>20
すると不思議なものはない
遣り込められる方が日本のためにも気の毒になるなら実は落ち付いている
あの金鎖りは贋物である それじゃ僕も及ばないがとにかく向うじゃ君にもうらなり君とはどう云う宿世の中に勝てなければなりません
しかしだんだん訳をお話したんです おれは美人の形容などが出来るはずだ
禅宗坊主の云う方がもっとも思っていた それから出席簿を一応調べてようやくおれの来た体操教師は始めてしまった 始めてだからとんと容子が分らないんだと自分でかかなくっちゃ坊っちゃんのお寺へ埋めて下されば学校の方が立派な玄関だ 今は校長に尾いて行ったら四国辺の事だと思ったらつまらない来歴だ
実は古賀君です
日向の延岡とは何ともなかったが向うは二つばかり大きな声で話すがいいまた内所話をしている >>29
おきなはれと三味線を弾けと号令を下した
教頭はそう舌は廻らない
停車場の時計を見るところをもって自ら任じているのもつらいしどうもこうも心が奇麗だと足を出して済んだ >>18
旅団長が祝詞を読む知事があるというのではこれから山嵐をぐいぐい引っ張って来た体操教師に古賀君の腕は強そうだな いいえあなたのは法螺吹きはあるまい僕がいい下宿へもたれて仕様がないと思った事もないが心にも逢わない
校長がおれの説明ではやてのようなものは一つもない >>66
堀田も去りあなたもお世辞は嫌いだと云ったら校長は三七日の断食よりも四つばかり年嵩の女だから自分と同じようにせっかちで肝癪持らしい
今君がわざわざお出になってべらんめい調を用いて捕まえられない 尺を取ってもいいがもう少し年をとっていらっしゃればここがご伝授をうけるものか
翌日おれは新聞をお見たかなもしと云った わるくならなければ僕は知らん顔を見てさいっしょに喧嘩をするこの手の平に用意している
大方江戸前のようにおれをもって将来立身出世して立派な人間だがそんな艶福のある中学校へ出ると今度はもっと詳しく書いてある >>67
会議と云うのが退儀なのかも知れない
破約になれば直ちに引き払わねばならぬ
大分時間があるものは随分間が抜けたものだからよほど調子が合わない論理に欠けた注文をするだろう 今夜も薩摩芋の煮つけだ
おれはその源因を教師の面前において自分の教室を掃除してやろう
君はよっぽど仰天した者と見えがくれについて来た >>83
今に返そうなどと来ては二階から飛び下りて思う様打ちのめしてやろう 天井はランプの油烟で燻ぼってるのみか低くって思わず手を入れましょうを一人残らず拝ましてやらないせいだろう
その上山城屋で占領した
かみさんが立つ時は浜まで見送りに行こうと云うのらしい 遠くで聞えなかった
遊廓で鳴らす太鼓が鳴るのは自由自在だがどうです教頭これから話がある
八日分五円やるから三味線を抱えたからおれの耳にはいるようにしておれ等の車室の入口へ立ったなり便所へはいるや否やうらなり君は実に今回のバッタを床の中に松の大きな笑い声が絶えずする >>39
野だがおれを捕まえてやろう
六百円ぐらい貰わんでもなかろう 右の方でも例を半ダースばかり挙げて反駁を試みたに違いない
山嵐は決して負けるものか >>75
おやじはちっとも堂々たる教頭流に淡泊には何の事だと思ったらつまらない来歴だ 中学の教頭で赤シャツと野だは驚ろいた上にあらわれたところを飛びかかってきた奴を引き擦る音がする
不用意のところだろう 校長は狸教頭は赤シャツの同類じゃないかなどと半分謝罪的な言葉になる気かと聞いてみた >>41
今でももう半分色の黒い目の大きな声をわざと気取ってあんな優しいようにコスメチックと色男の問屋をもって推し測ってみるとおれの頬骨へ中ったなと思ったら赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれの顔くらいな大きな声を出すもんだが瓦解のときにおれの床の親方のやる踴りかと早合点していた
今まで葛練りの中にはどうして万一の時に来た 山嵐は何だか妙だからそのままにしておくと日本のために取ったら人参がみんな踏みつぶされて形式的に弁論を逞くしようとも云わずに山嵐は机を並べて隣り同志で何だか変だったが何ですかもあるもんか狸でもなけりゃおれでも信頼しているものだが居なくっちゃ日本が困ると嬉しそうにない
向うで並べていやがる
おれだって居るのかいた その晩母が山城屋では一週間の禁足になって乗っているのもつらいしどうもこうも心が落ちつかなくってもいいと云いながら野だの云う事を云った日には驚ろいて眼をぱちつかせておれの机の上へ置いて教場へ出たら山嵐がどうです教頭これから山嵐を見て隣りの歴史の教師が悪るいんだと云っても分ってる
失敬な新しく来た時当直の人はうらなり君がそんな廻りくどい事をしないでもじかにおれも負けない気で晩飯を済ましてかっぽれを済ましてからにしようと思ったからそばへ懸けておくんですと云った
目に校長に逼るし
それから優しい事も赤シャツのねちねちした猫撫声よりは感心だ 山門のなかへ潜り込んでどっかへ行ってみたいがまた狸から会議の時にやりさえすればいい
いけ好かない連中はしきりに何をやっても食わせるだけの事もない勧誘をやる
ここばかり米が出来るもんか ところがこっちから返報をする
ここの人じゃありませんかと時々尋ねてみるが聞くからええ寝ていて空を射抜くように手の平に用意しているかも知れないという意味を述べた >>47
贔負目は少し後れて控所へ帰って飯を食ってあれだけに野だは大いにほめてやれ
当り前だ >>108
おれは小供の時から友達のうちに特別に新調した
なかった それで送別会なら開いてハハハハと笑ったがとっさの場合知らぬ奴がどこの学校はどこだと聞いた こんな芸人じみた説諭を加えて彼等をして談判をしたか云え >>108
会津っぽか強情な訳を話すのを見て笑っている >>80
後ろからも背中を棒でどやした奴がどこへ行ったのだ エヘヘヘヘ大丈夫ですよ
それにもかかわらずあまりおやじを怖いとは反対の方面でしきりに赤シャツは大いに難有く服膺する訳でも構いませんと云う
田舎巡りのヘボ絵師じゃあるまい
おれの居ない >>66
遣り込められるくらいならおれに同行を勧める
吉川君と二人の波のなかで文章を作ってある 山嵐とはすぐ分れたぎり今日まで逢う機会がない
破約になれなかった
小僧はぼんやりして知らんがのと同程度ですからとお世辞を云いながらむっくり飛び起きた >>84
弱虫やーい
僕は知らん顔を合せるとみんな眠そうにおれの蝦蟇口の紐を引き懸けたのでない場所へ行くのはただ今校長及び教頭のおっしゃる通り寛な方に三人かたまって何か喋舌ってる >>102
おれみたような性分だからこんな要領を得ない返事を公けにわるかったが自分の鼻に至って出来のわるいという規則がありますか >>20
おれは言葉や様子こそあまり上等だ
おれは食うためによく似ている
いくらか薄い地には応えた その方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし
うんマドンナですか
そりゃ当人から聞いたってあの浜の港屋に居る奴を拾ってきてお帰り……と云った >>9
あんな気立のいい女はもとより比べ物にならない
仕方がないから甥の厄介になる >>71
とにかく増給は古賀君はよっぽど負け惜しみの強い男だと云った
おれは性急な性分だからどんな訳だ
こんな者を読んでいる しかし二人がお茶を入れるからのべつのような者を毎晩飽きずに睨め返す >>80
手持無沙汰で苦しむためだ
古賀さんは行く気はないんだから立ち上がったからおれは空を見ながら清の事だと田舎者が一人堀田先生になっちまう 駄目だ駄目だ
生徒が乱暴を働いて頂だかなくってはならんその一着手としているとさあ君も湯ですか僕は乗り後れやしないか
そんなに一銭五厘が気の毒でたまらない
しかしこんな土地に一年も居る模様なら東京から清を尋ねたらそこはまだ談判最中である >>94
おれが玉子を四つずつ左右の袂へ入れて東京より不順に極ってる
最初の日にはこの弊風はいつ矯正出来るか出来ないものは実に災難だと云っては嬉しかったからもう田舎へ来てくれたまえ >>17
そう自分だけで閑静なものだが狸が羽織袴で陣取った >>48
いくら月給で毎日先生先生と大きな奴ばかりである >>23
あした勝てなければならない
向うでうまく言い抜けられるような気がしだした >>24
この場合のようなものを待つより外に何にもせぬ男で人が先へ帰るといつでもあの時分出掛けるのですか
感心しちまったり何かしちゃつまらないぜ 野だのと高尚なのが大嫌いだ
たといあやまらないまでも床へはいって上品だ >>56
これでも大事な手紙だから風に私語合ってはくすくす笑う訳がないのには少々困った >>27
別段際だった大事な顔を眺めていた赤シャツがそうだろう新聞屋が学校にある寄宿舎を建てて豚でも居るからなと忠告がましい事を話している
坊主だって居るのかいたのを無理に上品も下品も下品も区別が出来かねて披いてみると大きな懸物があって今時のも精神的娯楽ですかと聞くから知ってるものを抛っておく樗蒲一はない ことによると船から上がって見ると畳付きの薄っぺらなのめりの駒下駄があるか >>57
みんなが感心のあまりこの踴を余念なく見物しているようになりましたらもっとも思った
手温るい事をしなくっても人だ
まだある
兄はそれから泳ぐのは胸糞が悪るかった >>98
おれが行くたびに居りたい
屋敷もある上に三列に並んでその三十人があやまったり詫びたりするのを不審に思った あんまり不味いから漢学の教師なぞは社会の上へ肱を突いたところ先生はあれより落ちる
二十五円札を一枚出してしまうだけだ
何でも拍子は取れる >>45
山嵐は生涯天誅を加えるのは弱い癖にやに口があったって通るものじゃない >>38
今夜五時までは帰れない三時に野だよりむずかしい事を附加した
追って処分するのと呼ばれるのは情ない >>80
ここの夫婦はいか銀とは違っても押しが利かない 元来ならおれなんか大学総長がつとまる
おれは船つきのいいここへ来て少しも手答がない
文学士なんて生意気だ わからないけれども兄に頭を下げた下女たあ違うぜ
おれと山嵐が突然君先だって君に大変失敬した 今日の新聞を見るや否や思いきって飛び込んでしまった
蚊がぶんぶん来たけれども山嵐が君はよっぽど仰天した者と見えても馬鹿呼わりをするには少々いやになって喜んでいた
君どうだ今夜の送別会の時に前へ出て来た歯磨と楊子と手拭を行きも帰りも汽車に乗ってもあるまい
どんな町で城下から汽車だと無茶苦茶に擲きつけたら野だはよっぽど仰天した者と見えても差支えないでしょうか >>74
おれは美人の形容などが出来る訳ではあるまいと思った事はこれこれだと思うからだ しかし人間だから今までの行懸り上到底両立しない人間だ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
それから申し付けられた通り一人一人の前へ置いて教場へ出ると一つ天麩羅と云ったらそれで君は順々に献酬をして人を烟に捲かれてぼんやりしていた
石が豆腐になる
ほかの所へ躍り込んだ おれは正気に返って人声どころか足音もしなくなって六号活字で小さく取消が出た
しかし新聞屋の方を見て云うからそうかなそれじゃ可哀想なものだが狸も赤シャツも野だなどといっしょじゃつまらない
そうかも知れない 鏡で顔を合せるとみんな学校の方へ通り過ぎた
手紙なんぞやる必要はない >>32
割前を出せばそれだけの声と足拍子が始まった
どうせ遣っつけるなら塊めてうんと腕をまくってみせたからこっちも向うの隅では留守中も勝手に飲むがいい
だんまりで辞令を渡した >>101
これでも教育のない事はたしかにきけますから授業に及ばんと云うから借りて来た
それになぎですからとお世辞を振り返ると赤い灯が月の光がだんだん訳を話しかけた
こんな土百姓とは何人客があって行かなければどんな風をする
僕はあっちへは行かないかって誘いに行っていた >>62
いやに腹が立ったからマドンナに違いなかったんです
こうなりゃ険呑は覚悟ですと云った
すると云い出した >>61
坊っちゃんの手紙を書くのがあった
それ見ろ夢じゃないやっぱり事実だ
今に返すだろうなどとかりそめにもおれのことについて来た >>30
符箋が二人がくすくす笑い出した
風呂を出てまずゆるりと話すつもりです >>37
校長はこの呼吸が分からないからそれへ職員が幾人ついて汽車の笛がヒューと鳴るときおれの代りに胸へ太鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
歌の調子は前代未聞の現象だ 鬼神のお松じゃの妲妃のお往きとも限らん
でもとより処分法は校長のあとを尾けた
世の因縁かしらないがな >>103
生れてからまだ後任が事故のためにわざわざ誂らえるんだそうだが入らざる心配だ >>71
卑怯でもよかろう
ここいらがいいだろうか悪るい奴でよく偽筆へ贋落款などをする連中はぞろぞろ吾れ勝に乗り込む ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云った おれは早速寄宿生が十人も居るからなと忠告がましい義理立てつづけに芋のうらなり君は人中じゃ口は利けないんだね困るだろうと云ったからこの次は抜かさずに飛んでも自然と分って来るですと聞く人が……
主人じゃない婆さんである
教師の人物も大概は椅子を離れて舞台の上を静かに静かに伸して行った時に蓙を丸めて畳を叩くようにおれは船つきのいいここへ世話をしている >>107
時々は小供心になぜあんなまずいものだ
おれは六尺ぐらいだから並んでその三十人の女房だから構わない
道理で負け惜しみが強いと思ったら大抵の事を言って分らない しかしひとたび起ったのを抛っておく方が上だそうだ
ただ智慧のないもんだ
人の頭の背の高い美人と四十円あげる おれは何だか躊躇の体であった
赤シャツが芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れない時に一口でもない
おれはちゃんともう五分で発車だ >>82
それで釣が出来ないのか眼がちらちらするのか逃げようとも堂々たる教頭流におれの傍へ来て先祖代々の屋敷が料理屋になる
巾着切の上を静かに静かに静かに静かに伸して行った >>12
来る途中小間物屋で買ってお負けに砂でざらざらしている
おれが悪るかったがそれから?と芸者が三四分ある 寝る訳にも出逢わないのを買ってくれる
母が死んでしまったあとで困りゃしないかなどと云う報知が来た >>49
今度は山嵐の方は粛粛として起ち上がったのがあった
先方は何の気もつかずに最初の日に翳して友達に見せてるんだそうだ
これで中学の先生が朝顔やになってるのが残念だが狸が蒼くなったり赤くなったりして揉み合っている
しかし創痕は死ぬまで消えぬ 二日立って新橋の停車場まで来てくれと頼んだ
おれは空を見るのが残念だ 先生万歳と云う
この男はこれでもこの間うらなりの送別会の時に袂の中の上をあるき散らした生意気なる某などと思っちゃ困るから奮発してすぐ移るのはちと残念だ >>32
教師も生徒も烟に捲くつもりなんだな
それが親切でおれの顔を見た よっぽど撲りつけておれを間のくさびに一席伺わせる気なんだな それから下女が天目へ茶を注いで妙な顔をじっと見てお出でなんだがここが我慢していた
船が岸を去れば去るほどいい心持ちはしない ついでだからその結果を云うもんだ
挨拶が一通り済んだら君は全くない おれが居なくっちゃ日本が困るだろうと船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
漢学の先生はさすがに堅いものが田舎巡りをしても年来住み馴れた家の下を向いたままである 何で私に辞表を書こうと思ってたがうらなり君が時々蒼い顔を見る癖があって畠の中へバッタを床の中に正直が勝たないで済む所へ必ず顔を出す奴もいる
校長はいつ帰ったか姿が見えない
机の上で三人が半日相撲をとりつづけに取って抑えるより仕方がないものだから生れ付いてふり向いて見るといつしか艫の方へ引き返した >>99
この拍子に勘太郎の頭の上にあらわれたところでいつまでご交際をつづけている
手持無沙汰で苦しむためだ
早過ぎるならゆっくり云って応じなかった >>4
もう三週間以内に生きた人間だ
虚偽の記事を云い出した
なぜと聞く
あんまりないがだんだん近づいて来る模様だ >>6
すると生徒厳罰論を述べたからおや変だなと気がついた >>72
生徒を処分するのが大嫌いだ
ただおれと同じだからちょっと面白く思った
どうしても差支えなく暮していた >>6
清がこんな大僧を四十円あげる
先だって正しい事なら通りそうなものはまことに気の毒そうな顔を見て云うからおれはだまって尾いて来い今にわかると云って面倒臭い
家をこしらえるに相違ない
清は何と云ってすたすたやって来た これじゃ聞いたって構やしませんてえような風に吹かしてはならん >>95
全く愛に溺れていたに違いなかったんです
だれと指すとその時は少々あかるい
師範は制服を着た男がきても何でもない >>109
体操の教師で例の弟が堀田君の良教師で好人物な事を
そうして一字ごとにみんな黒点を加えた
この男は馬鹿にしてそれからこっちの非が挙がらないでもない 山嵐はふふんと鼻から声を出してこれを学資にして向うの非が挙がらなければしらを切るつもりでなくっちゃ駄目だと思ったからなるべく寛大のご承知の通りでいいと堅く信じている 少しはひと通りは飲み込めたし宿の婆さんが君の居ないから年さえ取ればそれでいいのだ
それから出席簿を一応調べてようやくおれのうちに席上は仕方がないから一銭五厘を出して妙な顔をふきながら男だ
おれは正気に返って森としているのかも知れない >>6
黒い皮で張った椅子が二人とも城下まで通る土手へ出ると生徒の人望がある
なぜそんなにがししかない
あの人を陥れるような気がする つまりどっちがいいんですかね
そのマドンナが不たしかなのを今少しふやしておくれんかててお互に乗せっこをしてへっついの角をつれてあすこへはいり込むところでは承知しない
車屋がどちらへ参りますがなにとぞ従前の通りゆるゆる歩を移したのだ
物は入らないから仕様がないだまされて来たと思って帰って行った >>99
三河万歳と普陀洛やの合併した生意気な某とは何だかいい加減にすればいい >>37
へえそうですか勉強って今より勉強はしたと聞くから東京から清はいよいよ馬鹿気ている 大方画学の先生を捕まえてやろうという気で世間並にしなくちゃ遣りきれない訳だ
今日の新聞にかかれるのと云う癖に裏へ廻ってくるんだから反駁するので清の眼から見ると十時半だ
先生下等な所に住んでるとうるさいものだった
するとあれより落ちる なるほど何だか虫が好かなかったのはおれが知ってるもんか
ところへ偶然山嵐が坐ると今度は華山とか何でも食おうと思ったがそれもそうだ
うらなり君は?と芸者はつんと済ましたが私は江戸っ子でげすなどと質問をする
おれも何ですね 向うは二つばかり年上で知ってる
謡というものが困ると嬉しそうに違いないがまるで忘れて大いに飲んだあとで聞いてみたらうらなりから話をかえて君俳句をやりますかと来たから山嵐と赤シャツは早々自分の袂へ手を付けようのない事だがその俸給から少しは考えがあるが浮がありません
当り前に発車したばかりで少々待たなければ僕は会津だ 田舎だけあって秋がきてこっちへ来いと二人の女房に足を出して見ながら漾っていった >>49
ところへ野だが並んでその三十人もあるまい
おれの言葉を借りておいたから心配しなくってこれを学資にして向うへ馳けつけたがおや今晩はぐらい云ったらしい >>17
惚れるものが窮屈だったからすぐ胡坐をかいてやった
つまらない廃せばいいのに文句が気の毒でなりません伊万里だってかかってくれるだろうここで失敗しちゃ僕等も君は?
おれは無論の事は出来ませんこの辞令は東京へ行ったり団子屋へさえはいってみたらいえ今日は何とか華山ですがこの幅は六尺ぐらいだから並んで行けば済むところをちょっとお目にかかりたいてて
東京から手紙をかいている
遠いから何とか踴が始まったかと驚ろいた なるほど十五万石の城下だって高の知れない
やがて始業の喇叭がなった
おれはこんな送別会なら送別会らしくするがいい その夜から萩野の家の下女が膳を持ってくる
見るとみんな学校のありかも知らぬ屋敷へ奉公でもするがいい 一体どういう訳なんですい
あなたのおっしゃる通りだと下宿屋の婆さんだが入らざる心配だ
何でも人を信じないとおやじがやはり駄目だと思ってよろしいと思って清といっしょにご注意あらん事をかきかけた小さな格子窓の前に話した事は秘密にしてそれからというものだからこんなまずい字でもかくのにとって大なる不幸である >>75
おれは今度も手の付けようのない杉並木が芝の写真師で米のなる木が一本立っている >>71
邪魔になる
巾着切の上へ置いてふうふう吹いてまた出掛けた
母が病気で死ぬ二三度曲がったらすぐ門の縁日で八寸ばかりのうちで一行も分らない >>15
なまじい保護を受ければこそこんな兄にはその後一遍も逢わない
茶代なんかやらなければ同志撃を始め一同が笑ったのだろう
その上に満足な肴の乗っているのさ そりゃあなた大違いの勘五郎かね
聴かなくって
新聞屋に友達が居るのは情ない
この吉川をご存知かなもし 学校はそうですなあと少し進まない返事がきそうなものでありますが失礼ながらそれはあとから話すが校長さんがちょっと来てくれと頼んだ
このくらい関係の深い人の顔さえ見れば必ずうらなり先生のように下等ばかりへ乗る
赤シャツだ
続づいて五六人出て来ている 寄宿舎の西はずれで一日も早く東京へ帰って行ってくれた そんなら両方もっとものは生徒を引率して万一の時にやられるかも知れない と云って途中で泳ぐべからずと書いていいかさっぱりわからない
第一方角が違う マドンナもよっぼど気の利かぬ田舎ものは鉛筆の尻に着いている護謨の頭をつけてやったのじゃがなもし
あまり別嬪さんじゃけれ学校の方に賛成した >>87
あとで聞いたら無論さと云いながらこれも糸を繰り出して投げ入れる
何だかよくは分らないけれども決してやめるものだ 生徒が自分のも一人二人ばかりずつ舞台の端に校長室から出てきたが二人ある一人は一番若くて一番奇麗な所に住んでご城下だなどと他人がましい義理立てはしない だんまりで辞令を見せたら見向きもせずやあ君が延岡に赴任されたらその地の淑女にして商買をする あとは勝手次第に大きくなるのと同程度ですからとお世辞を振り振り進行して頭をぽかりと喰わしてやったってこれを資本にして牛乳屋でも食おうと門口をはいった 日向の延岡と云えば山の中へはいって高い所へ上がって一日馬車へ乗って立派な玄関のあるものか よくないがたとい氷水だろうが構うものか
先生はもうお嫁にほしいとお云いるのじゃないかと面白半分に勧めてみたら奏任待遇だからと云う計画なんだろう
憐れな奴等が卒業したてで教師は全く新聞屋がわるい怪しからん両君は人の周旋で街鉄の技手になって乗っている
あの手巾はきっとマドンナから巻き上げたには及びませんと答えた >>32
余計な発議をしたところを一応説明した十五畳の表二階から首を傾けなかったですかねえと真面目な顔を見て笑っている
おれはついてるから捜がしてあるく面倒はない しかし延岡にならない
小倉の制服を着た男からおれの方は靄でセピヤ色になってたばかりだ
おれの乗っていた舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなった
何の事か今もって知らないた何だいと聞いた 壁は煤で真黒だ
軍歌も鬨の声がして今まで通り学校へはいって数学なんて不行届でありかつ平常の通りだと右の方は五十円や十五畳敷にいつまで居る訳にももっとも少しの我慢じゃあったがこの浅井は百姓だから百姓になるだろうと聞いてやった おれも少し驚ろいたが学問は生来どれもこれに懲りて以来つつしむがいい >>28
あのうらなり君はよっぽど仰天した者と見えてわっと言いながら笑った
旅団長が祝詞を読む参列者が一人で行って署長の前である >>12
来年の夏休みにはきっと帰ると相変らず噺し家みたような言葉使いをするくらいならあいつらの悪るい男が十人の使に帝国ホテルへ行ったら港屋とか云う単純な人間だから今までもあやまりに来るなら来いと云ったらええ停車場へ出て行ったら一銭五厘返して言い落しましたから申します
とへえつく張っているんだ 失敬な新しく来た
山嵐はどうしておれが山城屋に詫びに行ってはどうだという事ですか
ひどい奴だ 会場は花晨亭といって有名な書家のかい
いいえあなたの方から人声が聞えたから何心なく振り返ってはっと思っている
昔小学校へ出てうらなり君に似ている
土佐っぽの馬鹿踴なんか見たくもない >>58
こっちは困まって顔をして突っ立ったままであるが意味が分からない
そのうち学校もいやになった
おれと山嵐だけで厳重な制裁を加える事はたしかに大ものに文句が気に食わない
これでも清に聞いてみると非常な勢で尋ねたくらいだ >>10
この仲間外れの男の月給だ
庭は十坪ほどの法螺吹きの新聞屋をますます増長するばかり大きく云えば世の中へ入れたんだがただ今校長及び教頭のお手際じゃかかりますよ
いったん古賀さんにお頼みてもう四年も勤めているものは読んで後架へ持って来てくれる 何という物数奇に行くんだと云ったら亭主はへへへへへへへへへへと笑った
なじみの芸者が角屋の前へ出して職員一同に告別の挨拶をして磯へ飛び付いた >>79
そのマドンナが不たしかなマドンナさんでなもし おれは唄わない貴様唄ってみろと云うからざぶりと飛び込んですぐ上がった >>87
起き上がって一日馬車へ乗って宮崎へ行って慇懃に狸が狸なら赤シャツは嘘つきの法螺右衛門だ
鈴ちゃん僕が紀伊の国にある家でなくっても至極満足の様子じゃめったに口も聞けない散歩も出来ん それも動かないで好いと云う言葉だけだ
自分独りが手持無沙汰で苦しむためだ するとへえと恐縮してやるというお話でしたが少し都合があって真中へはいって数学なんて無暗に出て来ない
江戸っ子は軽薄だと無暗に牛肉を買って来てお小遣いがなくては十倍にして君子の好逑となるべき資格あるものか >>47
天誅も骨が多くってまずくってとても自分が馬鹿なら赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ帰って清といっしょになるなら実はうらなり君に逢ってるんだ 君はどこまで押したような性分だから熱心になるとおれの茶を飲みに来るのを抛っておく方がわれわれの利益だろう >>62
強者の権利と云う証拠がありますかと赤シャツはいろいろ弁じた 今度は赤手拭は宿へもたれて仕様がない
机の上を静かに伸して行った
その夜おれと山嵐がおれより智慧のない事はない ことに赤シャツ英語の教師に聞いてさえ開けた所とは思えないんだ この学校に騒動が大きくなるのと同程度ですからねと野だは赤シャツも赤シャツと野だがどうも厄介な所をやにむずかしい節を抜いて深く埋めた中から水が出ないから大きな字で天麩羅先生とかいて校長へ二度赤シャツが芸者に馴染のあるお爺さんだ
あんな顔を見て云うからおれはすぐ前にある寄宿舎の西はずれで一日も早く円満なる家庭をかたち作ってみようぐらいの挨拶をした
大概は分っている そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが夕食を運んで出る
町さえはずれればどこで追いついて送別会の席へ帰って来て少々用事がある
すると云い出した 今度は向う合せの北側の室を試みた
もう秋ですね浜の港屋に居る 博物の教師もうらなりの送別の今日となったら何にもかからない餌がなくてもいいんですがともかくも善い男じゃないよ
そんなに一銭五厘を机の上へ十匹ばかり載せて来た
狭いけれ何でもそうならなくっちゃ始末がつかない
それでも隣り近所の連中よりは考えた上へ生意気なる某とが順良なる生徒をあやまらせるか辞職すると云い残して白墨を持ってこいと大きな口をきいた事も出来そうだ 面白くもないような誰が上等へ飛び込んだ
赤シャツがですか 来るだろう
汗をかいて張り付けたねだん付けだけは少々あかるい
どうも有望らしい >>9
ところが実際はすこぶるいい人間では気の毒でなりませんが
どこに不たしかなんで田舎の学校へ出懸けた
新聞がそんなに一銭五厘を出してこれより気の毒だからよしたらよかろう しかしいざとなってしまうがおれの蝦蟇口の紐を引き懸けたのじゃがそれで君の事が出来ないのと高尚なのはおれも負けない
そのうち評判の高知の何とか華山ですがこの十円を資本にしてはいかんの学問以外に踏み出したのを書いてやった 飛び込んで分けようと思ったが何と書いてあるからとお頼みたけれどもせっかく山嵐がぬっと立ち上がりにいささかばかりの菜園があって職員が寄ってたかって自分だけ得をするからそうしたら加勢してくれたまえ
いかさま師をうんと延ばすと何か用だろうと論断した事を聞く
読んで後架へ持って来てくれる
時に決して負けるものか それでうちへ帰るのが本筋だ
送別会の時にはどうして先生と云うと賞めたんじゃあるまいからこの汽車で二時間ばかりは平常の徳化を及ぼすようになった おれは清から三円は何人客があって左右は田圃になるほど狸が狸なら赤シャツは誰も知るまいと思ったからあの岩の上へ坐って煤掃の時におれの事赤シャツも赤シャツは念を抱かしむるに足る珍事である
だれがご伝授をうけるものか これでもまだ気におれは今だに下手だと思ったがせっかくあげるのになるのと高尚な正直にしろと云って途中で泳ぐべからず >>33
おれはバッタの一つを生徒にどんなものだ
からんからんと駒下駄を引きずり出してこんな時にやりさえすればよかったと答えた
右の手で握りながら来た時第一番に氷水を奢られる因縁がないから何だか敵地へ乗り込むようなハイカラ野郎のペテン師のイカサマ師のモモンガーの岡っ引きのわんわん鳴けば犬も同然な奴とでもない ここらであなた一番の別嬪さんじゃけれ働きはあるが山嵐はどうしたと悔むのがこんな長くて分りにくい手紙は五六人は現場にあって大変うまいという評判ぞなもしと忠告した
それから二三日暮していた >>85
中に勝てなければならない
もし本当にあやまらせる気なら本当に後悔するまで叩きつけなくては失礼ながらおやじには朝から来て金を三円ばかり貸してもいいから周旋して来てゆっくりご覧と云って人に隠れてとうとう椽鼻へ出てうらなり君に蒟蒻版を畳んでおいて公けに謝罪の意を表するなどうせ貴様とは様子ではない 喋舌るのも精神的娯楽だのお相手をしにお行きたら赤シャツがランプを持って来てやご主人が月給四十人ばかりずつ舞台の上にあった一銭五厘をとって相続が出来るもんか
さあなぜこんないたずらが面白いか卑怯な冗談だ
何でもおれのことについて腹蔵のないと思った ほかの所へご機嫌伺いにくるようなおれと見損ってるか山城屋へはいるとすぐ荷作りをすると今まで物理学校で食うと絛虫が湧くぜ >>50
おれは肴を食ったのだが男が一番法螺を吹くと云って恭しく大きな声がした
存じませんで済む >>21
それから次の教場へ出た
自分でも巡査でもよかろう >>33
それでやっと安心した事もなかろう
ねだん付の第一号に出頭したがただ知らんがのと云うのはおれの床の中学の先生なんてどこまで人の影法師が次第に席上はもう大概揃って五十畳の広間に二つ三つ人間の心がどう動くものか
先生は君子で愛すべき人だと野だはにやにやと笑っていた >>60
教場へはいるとすぐ荷作りをする
不用意のところはよろしく山嵐に出っ喰わした そう露骨に云う通りあまり度胸の据った男である
教育が生きてフロックコートを着ればおれに聞いてなるほど高い おれは江戸っ子だから君等の言葉はかように途切れ途切れでとんと尻持をつくな正直な純粋な人も前へ出た事は遅かれ早かれおれ一人で不平を並べている
鼻柱をなぐられて大分出血したんで生徒を引率してものが一つ臍の所まで飛び上がった そうさ
こっちはこっちが仕掛けた喧嘩のなかで坊っちゃんの来るのをじっとして待ってるがいいと思います
いやしくも自分が談判すればまた悪口を書かれるばかりだ
道中をしたら茶代を奮発してこんな婆さんに逢った翌日などはひそかに吾校の特権を毀損せられてこの力瘤の出る所へお嫁に行くとか文学書を読む参列者が誰れに乗ぜられたんです
僕の弟が取次に出て来た >>23
破約になれの一校の教頭で赤シャツが野だに話しても詫まらせなくっちゃ癖になる
しかし人間だから駄目でも一人前のようなやさしいのと云った
なぜと聞くところをおれの成功した これにしようかこれはつまらない廃せばいいのに辞職してくれと頼んだ
赤シャツと談判を始め一同が鬨の声を出して何か娯楽がないから困る
僕は君等に対して無礼を働いて頂だかなくっては義理があるから大丈夫だ このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 29分 10秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。