別にプレッシャーかけているわけでもないのにいったいどうして…

〝あと1本〟が出ない打線について立浪監督は「何でそれを振りにいかないんだと思うことが多い。別にプレッシャーかけているわけでも(ないし)『思い切って行け』と言っているのに。1ストライク取られたら狙ってないボールまで振ってしまう。追い込まれたら逆方向を意識して、インサイドの厳しいところをファウルできる技術があれば、もうちょっと確率上がるんでしょうけど。配球の読みもそういったことも全部言ってはいるが」と頭を抱えている。
 その上で「打席に入ったら誰も助けてくれない。どうせ打てないのなら、自分でもう少し踏ん切りをつけて思い切っていってほしい」と注文をつける。
 そんな打線の中で特にやり玉に挙げたのが高橋周平内野手(28)だ。ビシエド、石川昂ら故障者続出でいまや日替わり状態となっている3番に29日の巨人戦(郡山)で6試合ぶりに起用したが2併殺、2三振を含むまさかの5タコ。指揮官は「残念なことに、普通やったら下手したら二軍ですよ。ゲッツー、ゲッツー、見逃し三振…。(2回の守備で)ポランコの三ゴロ(記録は内野安打)もあんなのアウトにできるでしょ、あいつやったら。打撃のことばかりを考えているのかもしれないが、弱すぎる」とピシャリ。
 その指揮官の叱咤激励も高橋周への期待度が高いからこそだ。「誰もサードの代わりはいない。だからチャンスは与えますけど、もっとしっかり何でもやってみないとあかんね。気持ちの部分なのか、あれか分からないが野球人生かけて頑張るくらいやらないと」とハッパを飛ばす。高橋周を含め竜打線は奮起するしかない。
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