風俗で「出稼ぎ海外渡航」日本人女性の急増でアメリカは厳重警戒、入国拒否も
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a1ec15b6525dcd0d9758e38d9fbc5af8ef2a52a

「あんな怖い思いをしたのは初めてです。もう2度と米国には行きたくありません。もっとも、行きたくても行けませんが……」

 と、こわばった表情で “恐怖体験” を語るのは都内に住むエステティシャンのA子さん。褐色の肌に堀の深い美しい顔立ちは、スペイン系フィリピン人の母と日本人の父から受け継いだものだ。

 冒頭の “恐怖体験” は、昨年6月に米ニューヨークの空港で起きた出来事だった。A子さんが続ける。

「コロナ禍で、私がもともと働いていたエステ店が休業してしまいました。そこで私はエステふうの風俗店で働いていたんです。

 そんななか、その風俗店を紹介してくれたスカウトから『いい稼ぎ場所があるよ』と誘われたんです。それが、米国への “出稼ぎ風俗” でした。

 これまでも、世界中に国境をまたいで “出稼ぎ” する女性は多数いた。だが、最近になって日本人女性が急増しているという。

「米国内での風俗の場合、まず多いのはメキシコや中南米からの移民です。彼女たちは不法移民なので、正規の職に就くことが難しく、 “裏” の仕事に従事するしかありません。それから、金融危機以降、海外に活路を見出した韓国人女性も多かったです。これまでは、この2つがメインストリームだったのですが、日本人女性が急増しています」(前出・関係者)

 急増の背景には2つの理由があるという。

「純粋に、日本が貧しくなった点はあるでしょう。パパ活などでカジュアル化したせいで、個人でおこなう売春の価格が暴落していますし、風俗でも客の奪い合いが激しいですからね。割のいい海外に行って稼ぐ、という選択肢が出てくるのも当然です。

 さらに、小柄であまり自己主張がない日本人女性は、外国人にはかわいらしく映るようです。しかも、料金に比べて過剰なほどサービスがいいですからね。

 こうした “売春渡航” の急増を受けて、米国の入国管理局はこれまでほぼフリーパスだった日本人女性にも厳しい目を向けるようになりました。風俗業はマフィアの資金源となっていることが多く、FBIにとっては目の敵ですから」(同前)

 凋落の国、日本。ここに極まれり。