正解は!

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彼の両親は村の長として皆に慕われていた
強い責任感と正義感で村を引っ張るその姿に彼も憧れを抱いていた

しかしそんなある日、村が野党に襲撃された
生き残っていたのは彼と、同い年の主人公、たった2人だけだった
彼らがこの世から悪を無くすためにギルド"風と星の行方"を立ち上げて旅に出るのは更に数年先のお話

順風満帆のように思えていた"風と星の行方"だったが、甘さを捨てきれない主人公に不信感を抱いている男がいた。
そう、彼だ。

彼は自分の正義を貫き通すためにギルドを脱退する。
その後、敵として何度も主人公と相対するうちに自分の正義を信じることが難しくなってきていた
「やはり主人公の方が正しいのか?」「俺の正義は、両親を…村を…死に追いやった悪党どもを根絶やしにする、そんな俺の正義は間違っていたのか?」
今の自分には輝いてさえ見える主人公に対し、怒りと羨望の混ざった声でこう言った「なんでお前が正しいんだ…!」
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でしたー!