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5月23日に二軍に配置転換となった中日ドラゴンズの中村紀洋コーチ。打撃不振で二軍降格となった鵜飼航丞を徹底的に指導していた。

【動画】「こうやっ!」と声が聞こえてきそうな中村ノリコーチの熱血指導

 プロ野球通算404本塁打、近鉄時代は“ミスターフルスイング”とも称されたホームランアーティスト。鵜飼の魅力もフルスイングだが、結果が出ないことから迷いが生じ、持ち味を見失っていた。

 中村紀コーチは鵜飼に付きっ切りで指導。マシンバッティングでは後ろから見守り、トスバッティングでは身振り手振りを交えながら自らトスをあげた。全体練習が終わった後にも、個別でのバッティングを行い「今のや!今の感覚忘れるな!」と声を上げる場面もあった。

 指導を受けた鵜飼は「タイミング、打ち方、ボールの捉え方から全て教わっています。今は結果どうこうよりも、打撃の内容やフォームを見つめ直さないといけないと思う」と話す。

 “ミスターフルスイング”は、悩める若竜にどんな影響を与えるのか。二人三脚の指導に注目が集まる。