齋藤響介投手が自己最速150キロ 盛岡中央高校が2回戦へ

夏の高校野球岩手大会5日目の12日、花巻球場では好投手の齋藤響介投手を擁する盛岡中央高校が第一試合に登場しました。
齋藤投手は自己最速となる150キロの速球などで相手打線から8つの三振を奪いチームは2回戦に進出しました。

夏の高校野球岩手大会は12日も1回戦が行われ、花巻球場の第一試合は盛岡中央高校が江南義塾盛岡高校と対戦しました。

最速149キロの速球で注目を集める齋藤響介投手が、プロ野球の複数の球団のスカウトが見守る中、先発登板しました。

齋藤投手は初回から140キロ台後半の速球で三振を積み重ね、3回には自己最速を更新する150キロのストレートで、この試合8つ目の三振を奪いました。

齋藤投手はそのウラの攻撃で代打を送られ交代となりましたが、3回を投げて被安打・四死球ともにゼロ、9つのアウトのうち8つを三振で奪う完璧なピッチングを見せました。

盛岡中央は初回から打線がつながり、3回には4番の小笠原彩選手のスリーランホームランなどで9点を奪い、試合は15対0の5回コールドで勝ちました。

齋藤投手は「150キロはずっと目標にしていたので夏の舞台で出せてうれしいです。日々磨いてきたまっすぐには自信があるので、次の試合でもストレートで三振をとっていきたいです」と意気込んでいました