奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の周囲ではSP(警護官)ら複数の警察官が警戒に当たっていた。
ごう音とともに発射された一発目と二発目までの間はたった三秒だが、警察OBは「二秒あれば対処できる」と断言する。
「警察史上最大の痛恨事」(警視庁元幹部)となった事件。なぜ元首相を守れなかったのか。
警察庁は十二日、警護に関する「検証・見直しチーム」を設置、八月中に検証結果を取りまとめる。

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