冒頭陳述などによると、被告は知らない番号に電話し、下着メーカーの社員を装って女性に下着の色やサイズを言わせ、応対した女性には繰り返し電話をかけたと指摘。島根県内の市外局番には3509回の電話をかけ、被害者を含む14人が警察に相談していたとした。

 弁護側は、被告は深く反省し、被害弁償していることなどから罰金刑にとどめるよう求めた。

 起訴状などによると、被告は島根県内の60代と20代女性宅の固定電話に電話し、下着のサイズを聞いたり、みだらな言葉を発したりしたとしている。