巨人はノーガードの打ち合いとなった18日のヤクルト戦(神宮)に10―8で逆転勝ち。連敗を5で止め、4位に浮上した。

 逆転勝利に「少し弾みとか勢いになるといいなと思いますね」と攻撃陣をほめた指揮官は初回、満塁弾を被弾するなど、7回途中4被弾7失点のエース・菅野に「まあ、本人が一番反省してくれているでしょう」とリベンジを期待した。

 エースの投球内容はチームに大きな影響を与える。「やっぱりウチのリーダーですからね。特に若いピッチャーが多いんでね。そのへんは背中を見せて教育をするというかね、教えるというかね。やってほしいですね」と背番号18に注文を出した。

 9連戦の7試合を終え51失点と1試合平均7・3失点。2勝5敗と負け越しの原因ははっきりしている。指揮官は「(以前)打のチームって言ったからダメなのかな。投(とう)チームにするよ、これから。投のチームに」と苦笑いだった。