巨人は20日、菅野智之投手(32)、岡本和真内野手(26)ら1、2、3軍の選手22人、コーチ7人、スタッフ11人の計40人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。1~3軍の選手、監督、コーチら202人を対象にPCR検査を行い、同日のヤクルト戦後に判明した。同戦前には大勢投手(23)ら2投手の陽性判定も明らかになっており、前日の17人を合わせ、2日で計57人の感染が判明する集団感染となった。

 ヤクルト戦に逆転負けを喫してから1時間15分後。球団は衝撃の検査結果を発表した。菅野、岡本和、中田、丸、大城ら1軍レギュラークラスを含む選手20人、元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチ、阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチらコーチ陣7人、スタッフ11人の計38人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと公表した。

 前日にはファームの選手、スタッフ合わせ17人が陽性判定を受け、19、20日にジャイアンツ球場で開催予定だったイースタン・リーグ、ロッテ戦が中止となった。感染拡大を受け、寮生と接触の疑いがあった大勢、菊地の2投手は19日に特例2022対象選手として出場選手登録を抹消されていた。2投手はこの日の試合前に陽性が判明。感染者は2日で計57人にのぼった。大勢、菅野、中田、岡本和、丸の5人は26、27日の球宴に選出されているが、出場は絶望的となった。

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