日本映画はなぜ「漫画原作ばかり」なのか 井筒監督が語る、製作委員会制の弊害

――日本映画の現状について。

「日本映画は日本経済と一緒でまったくダメ。手堅く稼ごう、とにかく採算取れたらいいとしか考えてないから。

映画なんてのはもともと大バクチなのに、リスクを分散させてばかりで、バクチ的な思考が消えてしまったね。
最初から製作費を回収できるものにしか手をつけない。
大手の出版社から100万部出てる、漫画も売れてます、適当なアイドル系かトレンド役者を使ってあんまり予算もかかりません。
3億円規模の小っちゃな映画ばっかりだよ。誰と恋して、誰が死んで、犯人が捕まったとか、ごまんとあるウソまみれの話。
しみったれてるよ。

 韓国にもいつの間にか完全に出し抜かれた。
韓国は製作費がかかろうが今までにない面白い話なら作ってみろよとリスクを取って冒険させる。
日本にも昔はそういう人がいたけど、今のプロデューサーはみんなサラリーマン。
ただの月給取り、自分がいかに社内でポジションを守れるか、首切られないかとそればっかりだよ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/458f4219e3633ea0aec89a8c7a1f08ebb983951a