県によると、職員は21日、高校野球を観戦するために唐津市の自宅から佐賀市の球場へ向かう際、車を運転しながら発泡酒2本(350ミリリットル缶)を飲んだ。観戦後も発泡酒3本を飲みながら運転し、午後4時ごろに唐津市内を走行中、右折レーンに車線変更した際に並走していた車に接触した。通報を受けた警察官がアルコール検査をして飲酒運転が発覚した。けが人はおらず、物損事故として処理された。職員は「悪いことをしたと反省している」と話しているという。
県は今後、事実関係を確認し厳正に処分する方針。甲斐直美・総務部長は「県職員の信用を著しく失墜させる重大な事態で誠に遺憾。全職員に改めて綱紀粛正を図り、信頼回復に努める」とコメントした。