役人用の「九九早見表」か 京都で木簡見つかる

京都府埋蔵文化財調査研究センターは25日、同府京丹後市にある奈良時代の靏尾遺跡で、かけ算の九九が表裏に書かれた木簡1点が出土したと発表した。遺跡には当時の役所があったとみられている。

九九の木簡はこれまでに新潟や長野などで、約80点が見つかっているが、記載の個数が最多で、計算間違いや誤字も見当たらないため、役人が徴税の際の早見表に使っていた可能性がある。

https://www.sankei.com/article/20220725-D6G4GGLCMFJ7TPYJR63LOVPOVQ/