山口市は27日、猿が住民を襲う被害が相次いでいる小郡地域で、野生のニホンザル1匹を捕獲し、殺処分したと発表した。ただ、捕獲後も別の場所で被害が発生したほか、目撃情報も寄せられており、市はほかに住民を襲う猿がいるとみて、引き続き捜索している。

 市の発表によると、殺処分された猿は体長48・9センチ、体重6・9キロの雄で、推定4歳。市の委託を受けた鳥獣対策の専門業者が26日夕、県立山口農業高(山口市小郡上郷)のため池付近にいた猿を発見し、麻酔銃を使って捕獲。その後殺処分した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/71733fb77682cf78d2f49a785bfd399637304348