動画をアップロードしたのは、アメリカ人のブランドン氏。普段からさまざまな銃火器を紹介しているYouTuberで、登録者は200万人を超える。

動画の冒頭でブランド氏は、「あくまで教育目的、実験目的で山上容疑者の銃を再現する。決してマネしないように」と注意喚起したうえで、

報道された山上容疑者の銃の写真を元に、通販サイト・Amazonでわずか210ドルで材料をそろえた。

火薬を調合し、電気式の雷管をセット。木の板に鉄パイプを2本ならべてビニールテープで固定すると、山上容疑者のものとそっくりの “銃” が完成した。弾薬は大小さまざまなボールベアリングだ。

ブランドン氏は、その銃を持って「シンゾーがここに立っているとして……」と事件現場の様子にも触れながらその威力をテスト。

1度めの実験では、銃口の反対側にある留め具が吹き飛び、銃を固定していた土嚢すら吹き飛ぶ結果に。

火薬量を抑えた2度めの実験でも、銃身が爆発の反動で後方へ吹き飛んだ。いずれも、ターゲットのボトルや缶は粉々になった。

「実際に山上容疑者が使用した銃は、吹き飛ぶこともなく、2度も真っすぐ発射できました。“銃のプロ” が挑戦して失敗したわけですから、山上容疑者がどれほど緻密に研究していたかわかる内容です。

山上容疑者は10回以上も山中で試射を重ねたと証言しています。ブランドン氏のような事態にならないよう、火薬量を微調整し、パイプの強度も確認してきたのでしょう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/eef3a9ce5ea0a62817dfc0d3868ebe7ff26917b6