巨人は31日も延期 内野手不足と筋力低下のため 8月2日から阪神戦予定もコロナ禍続く

理由として球団は内野手の不足に加え、選手の筋力低下と文書で説明。23日までの5日間で支配下選手69人中、菅野、岡本和、丸ら主力を含む38人が陽性判定を受け、原監督ら首脳陣も感染した。

 29日までに内野手11人が隔離を終えたが、最も早い27日に復帰した3人のトレーニング結果を確認したところ、体全体の筋力値が低下していた。

全力疾走や全力投球ができず、自室でのトレーニング内容も限られていたこともあり「大きな故障につながりかねないことから、3人とも31日にベンチ入りさせることは不可能と判断しました」。さらに「残る8人についても、コンディションの回復状態はこの3人以下」と明かし、故障防止の観点などから延期せざるをえなかったという。


これで球宴前の中日3連戦も含め6戦連続の延期。現在、隔離を終えた30選手がトレーニングを再開しており、8月2日からは東京ドームで阪神3連戦が予定されているが「大半は試合に出場できる水準までコンディションを回復するには数日かかる見込みですが、可能な限り速やかに公式戦の再開ができるように努めてまいります」とした。