「7.5億円で公式スポンサーになれる」と打診 五輪組織委元理事への資金提供事件 約2億円は元理事の会社に渡ったか
8/1(月) 11:06

「7億5000万円を支払えばオリンピックの公式スポンサーになれる」

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事が、AOKI側から資金の提供を受けたとされる事件で、元理事が「7億5000万円を支払えば公式スポンサーになれる」と打診していたことがわかりました。
五輪組織委員会の元理事が大会スポンサー側から金銭を受け取っていたとされる問題

組織委員会の高橋治之(たかはし・はるゆき)元理事(78)は、大会スポンサーの「AOKIホールディングス」側から金銭を受け取っていたとされ、関係先が受託収賄の疑いで捜索を受けています。

その後の関係者への取材で、高橋元理事は2017年6月、青木拡憲(あおき・ひろのり)前会長(83)に対し、「7億5000万円を支払えばオリンピックの公式スポンサーになれる」と打診していたことがわかりました。
5億円は「スポンサー費用」として電通へ

翌年に、5億円は「スポンサー費用」として電通に支払い、2億5000万円は「オリンピック強化費」として、電通の子会社に支払うように指示したということです。

2億5000万円のうちおよそ2億円は高橋元理事の会社に渡ったとみられています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d97b5e0c4b38746c3f95ed168a04f1dfa359a52