0001それでも動く名無し
2022/08/04(木) 23:41:14.56ID:kjwdPKgL0カナダ東部オンタリオ州にある小さな町、ブラントフォードに、モホーク寄宿学校があった建物が残る。
一見、瀟洒(しょうしゃ)に見えるが、ここが、先住民の子どもたちへの「虐待」の場だった。
モホーク寄宿学校は、1828年から1970年までカトリック教会によって運営されていた、カナダで最も古く、長期間にわたり開校していた学校のひとつ。
20近い先住民族出身の約1万5000人の子どもが暮らしたという。
モホーク寄宿学校にいた、多くの子どもたちが自宅から拉致されたと指摘されている。
カナダでは、1870年代から1990年代までに、約15万人もの先住民の子どもたちがインディアン法に基づき親元から強制的に引き離され、カトリック教会が主に運営する139校の寄宿学校に送られた。
先住民を教育して、白人と「同化」させようという狙いだった。
世代が少し若いダイアンさんも、こう証言した。
「女の子だけでなく、男の子も多くがレイプされていました」
二人によれば、当時、校内で性的暴行を受けた少女が、校舎の壁のレンガに「Help me」と文字を掘っていたという。
だが、そのSOSは外部に届かなかった。モホーク寄宿学校で性的暴行が継続的に横行していたと見られる。
調査委員会の報告書によれば、他の寄宿学校でも多数の報告があるとされている。
去年5月、カナダ西部カムループスでは、学校の跡地から子どもと見られる約200体の遺体がレーダーの地中調査で発見された。
これまでに複数の寄宿学校の跡地周辺で、合わせて1000人以上の遺体が見つかっている。だが、これも一部と見られる。
カナダ当局の発表によると、これまでに4000人から6000人の先住民の子どもが行方不明とされているのだ。