阪神の矢野監督は大山、中野に続き近本もコロナ下で離脱する窮地に「そら苦しいよ。1番、3番、5番がいないんだから。やりくりも大変だし。まぁまぁ、試合をやる以上は粘るしかないんで」と苦闘をにじませた。

 この日も左腕・浜口の前に8回まで無得点で9回も2死一、二塁で佐藤輝が空振り三振に倒れた。「(佐藤輝への期待は)一人にかかるもんじゃないよ。輝は輝のやることをやればいいし、そんな重荷を背負うような、まだ立ち位置じゃないでしょう」。

 チームは敵地で連敗を喫して3位に転落した。指揮官は「ここまで連敗せんできた選手たちもしっかりやってくれたなというのもあるし、ピッチャーがよく頑張ってきてくれた。まぁ試合は待ってくれないんで」と表情を引き締めた。

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