広島で選手、監督を務めた野球評論家の達川光男さん(67)が14日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに生出演。7連敗で2位DeNAとの差を6ゲームに縮められたヤクルトについて「これ、ヤバイですよ」とセ・リーグ連覇に警告を発した。

 主砲村上宗隆が11日に史上最年少40号本塁打を達成したものの、投打がかみ合わずに連敗を重ねるヤクルト。達川さんは順位表を見て「これ6ゲームになっているでしょ。これは勝率の戦いなので、3ゲームと見てください。負け数(の差が)3つなので」と解説。

 さらに「ヤクルトは43敗、DeNAは46敗。勝ち数より負け数を見てほしい。(広島の選手時代の)1986年にジャイアンツが2勝多く、負け数も2つ多かったので、3厘差で王ジャイアンツに逆転して勝った。ゲーム差はゼロでした。勝率の戦いなので3ゲーム差として見てください。きょう(14日)ヤクルトがDeNAと神宮で直接対決しますが、きょう負けたら大変なことになります」と分析した。