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トリコ「グルメホモセックス?」
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0001それでも動く名無し
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2022/08/16(火) 07:54:20.84ID:nd6X7rIg0
「いいんですよ」

「小松ー腹減ったー………ってあれ?」

扉を開ければ優しい顔でトリコを呼ぶのだが、今回はいつも通りではなく、呼ぶ声が聞こえず、そして小松の姿さえない。ボリボリと頭をかきながら、合鍵をテーブルに置き、小松を探すことにしたトリコ。
トリコとまでにいかなくても小松も有名な料理人なわけで、それなりに金があり、部屋数もそれなりにある広いマンションにすんでいる。
「小松ー」
呼んでみるが、やはり声は帰ってこない。
外出かと考えるが、休日は部屋に引きこもると聞いたことがあったトリコはすぐさま外出説を取り消す。
ぎゅるるるるるるぅぅぅぅううう……と腹の音が無音の部屋に響く。
三時間なにも食べていないため、おなかがすいたトリコ。お腹をさすりながらリビングにいると、隣の部屋から微かに声が聞こえる。
「……ん?あの声は……」
扉を開けると小松の腕に抱きつかれているウォールペンギンの姿があった。声の正体はウォールペンギンの様だ。
スースー……と寝息をたてながら、俺のために買ったキングサイズのベッドにこじんまりと体を丸めて寝ている小松。
トリコは座り込み、顔を覗きこむ。

「ユン!」

ウォールペンギンはトリコに気づいたのか、「久しぶり!」的な声をあげた。トリコはあわてて、シー……と静かにというポーズをして鳴き止みさせる。そっと小松を見ると、深い眠りなのかウォールペンギンに気づくことなく眠っている。トリコは肩を撫で下ろし、再び小松を覗きこむことにした。

俺と身長が65㎝、体重が179㎏も違う小柄な小松。なのに小松は俺を可愛いと言った。
『トリコさんは、可愛いですよ』
今思い出そうとしても、鮮明に思い出せる。どこが可愛いんだよとつっこめば、小松は「内緒です」と言って笑った。

「…さ……、トリコさー…ん……」

夢ん中まで俺かよ。あきれながらも自分が笑っているのがわかった。

「お前のが可愛いと思うけどな、俺は」
「…………」
「ユーン……」
「お前もそう思うか」
0002それでも動く名無し
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2022/08/16(火) 07:54:50.68ID:nd6X7rIg0
「!?」

今まで寝ていた小松。だが、ベッドにいるのは、トリコを撫でながら起きている小松であった。

「トリコさん口に出てましたよ。心の声」

そう言って、いつもの笑いをしてトリコに抱き付く。まるで母が子をあやすようにそっと。

「僕、前にトリコさんに可愛い……って言いましたよね?……えてますか?」
「……覚えてる」
「トリコはね、子供みたいで可愛いんです。大男なのに、子供みたいに甘えたり、食べたり、はしゃいだりして……可愛いんです。トリコさんは可愛いんですよ。だから、いいんです」
「…………小松」
「はい?」
「好きだ」
「はい。僕も好きです」

トリコは小松の腕をほどき

「おはよう」
「おはようございます。トリコさん」

二人は笑った。



End
0003それでも動く名無し
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2022/08/16(火) 07:55:13.10ID:nd6X7rIg0
しばらく仕事が忙しくハントに出る事が出来なかった。
そのせいで小松はトリコと会えていなかった。

久しぶりにお互いの都合が合いハントに出かけられる事になった。
小松は楽しみで仕方なかったのだが、トリコの方は違うようだった。

(なんだかトリコさん変だ・・・)

違和感を感じながらも、言いだせずにいた。

「・・・」

何か言いたげにチラチラと見るトリコの視線を感じる。

「あ、あのトリコさん?」
「何だ・・・」

以前にもこんなトリコに見覚えが小松にはあった。

(確かコンビを組こうと言われる前、そわそわしてた時と似てる!)
(まさかコンビ解消・・・)

一気に血の気が引くのが分かった。
ドキドキと心臓が高鳴っていく。
嫌な考えが脳裏によぎり、小松は耐えきえなくなり口を開く。

「嫌です!!」
「はぁ!?」

トリコは声を上げ、振
0004それでも動く名無し
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2022/08/16(火) 07:56:20.61ID:nd6X7rIg0
(まさかコンビ解消・・・)
一気に血の気が引くのが分かった。
ドキドキと心臓が高鳴っていく。
嫌な考えが脳裏によぎり、小松は耐えきえなくなり口を開く。
「嫌です!!」
「はぁ!?」
トリコは声を上げ、振り返って小松を驚いた表情で見つめる。
「鶏餅食いたくないのかよ小松」
小松の言葉を勘違いしたのか、困ったように立ち止り頭をかく。
「いえ、食材ではなく、その・・・」
「トリコさんの様子がおかしいのは僕のせいですか?」

小松は手に汗をかき服をグッと握り声を絞り出す。
いままで憧れだったトリコとコンビを組めた事自体が小

松にとっては夢のようなだった。
それを解消されるとはショックは大きかった。
そして、自分が気付かない内に何かしていたのなら、改めたいと思っていた。
小松は気持ちがあふれるように涙があふれれくる。

「小松・・・」
トリコは困ったように視線を泳がして小松をまともに見れなくなる。
一呼吸あけ決心したように口を開く。
「あのな、小松」
それでも言いにくいらしく、ボリボリと頭をかきながらため息をつく。

「確かにお前のせいではあるんだ」
「やっぱり!!」

声を上げ泣き出しそうになる小松の肩をつかむ。

「お前が好きなんだ」
0005それでも動く名無し
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2022/08/16(火) 07:57:41.34ID:nd6X7rIg0
「コンビとしてだけじゃなくて、他の奴に取られたくない」
思い立ったが吉日のトリコには珍しく言ってしまった公開をしているようだった。
「え・・・」
小松は言われた言葉が理解が出来なかった。
頭の中で何度も繰り返しやっと何を言われたか気がつく。
「トリコさん本当ですか」
「・・・あぁ」
コンビ関係を解消ではなかった事に小松は素直に安心する。
「よかった、てっきりコンビ解消かと思いましたよ」
「嫌じゃないのかよ小松」
恋愛感情をもってコンビを組んでいてはハントに支障をきたすのでないかとトリコは考えていた。
まして男同士で小松に嫌われたくなかった。
「いや、ピンとこなくて」
あははと笑い飛ばす小松にトリコは脱力してしまう。
「トリコさんみたいな凄い人に好かれるなんて光栄ですよ」
やはり伝わっていないなとトリコは感じた。
「あぁ、好き好き」
鈍い所も含めて好きになってしまったのだから仕方がない。
惚れてもの負けだ。
「なんで、そんな言い方するんですか!」
ぎゃあぎゃあうるさい小松にしゃがみ込んで頬に口づける。
「にゃーーー!」
小松はトリコが触れたほほを押さえ顔を赤くする。
「さて、じゃあハント続けるか」
「と、トリコさん!!」

どんどん歩きだすトリコを小松は慌てて走って追いかける。
関係が進むかは分からないが、壊れなかっただけでトリコは安心した。
つまりは、惚れられるように色々試せばいいんだと前向きに思っていた。

おわり
0006それでも動く名無し
垢版 |
2022/08/16(火) 08:01:55.28ID:iYdL/gZ3a
なんかすげえ読みづらい
0007それでも動く名無し
垢版 |
2022/08/16(火) 08:03:38.23ID:D0TLn5vEa
国語の点数低そう
0008それでも動く名無し
垢版 |
2022/08/16(火) 08:04:09.93ID:iPlRr4lQ0
ホモセックスは?
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