女子を襲うデジタルライフの問題点
あなたが大人なら、1日に平均3~4時間をスマホに費やしているはずだ。ティーンエイジャーならば5~6時間。
つまり起きている時間から学校を除いたほぼ半分だ。デジタル化は人間の歴史において最速の行動変容だった。
現在の私たちが20~30年前に比べて精神状態が悪くなっているとは断言できない。しかし1つだけ例外があって、それはティーンエイジャー、中でも女子だ。
その層において精神的不調は明らかに増えている。多数の実例から1つだけ挙げるならば、
15歳女子の62%が心配、腹痛、睡眠障害など、慢性的なストレス症状を訴えている。
1980年代に比べると倍以上の数だ。男子だと35%、それも1980年代から倍に増えている。同様のネガティブな傾向が多数の国で確認されている。