4球団目の新天地が決まった。

 パイレーツからFAになっていた筒香嘉智(30)がブルージェイズとマイナー契約を結んだ。

 パイレーツといえば昨季まで3年連続地区最下位。今季もレッズと最下位争いをしている。そんなメジャーでも底辺に位置する球団をお払い箱になった選手が、あろうことかプレーオフ進出圏内の強豪チームに拾われたのだ。

 2019年オフ、ポスティングシステムでメジャー挑戦した筒香に対し、2年総額約16億円を積んで獲得したのはア・リーグ東地区の強豪で、毎年のようにプレーオフ進出争いをするレイズだった。そのレイズで結果を残せなかった筒香を、金銭トレードで獲得したのはこれまた強豪で、一昨年まで8年連続地区優勝したドジャースだ。

 そして今回、筒香を獲得したのはプレーオフ進出を目指すブルージェイズ。マイナー契約ながら、この時期の獲得は明らかにプレーオフも見据えた補強に他ならない。

 ここまでメジャー3シーズンの通算成績は、打率.197、18本塁打、75打点。打率が2割に満たず、かといって本塁打をバカスカ打っているわけでもない選手が、こうも強豪球団からモテるのはなぜか。筒香のどこが彼らの琴線に触れるのか。
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