侍ジャパンに、日系メジャー選手も！？　栗山英樹監督（61）が14日、約10日間のメジャー視察を終え、成田空港着の航空機で帰国した。今後、来春WBCに向けた代表選考を進めていくが「日本の絡みがある選手、思い切り探してます。冗談じゃなくて。アメリカじゃなかったら日本で出るという空気を感じた」と明かした。

WBCは血縁などの条件を満たせば、国籍が異なる国からも出場できる。実際、アメリカ滞在中、母親が日本人の選手と会話をする機会があったという。「日本で出なよ」「俺はいいよ」。そんなやりとりをした。「冗談でだけどね。でも、意外と日本絡みの選手はいる。後で、こういう可能性があったよね、というのはないようにしないといけない」と強調。選択肢として始めから排除する気はない。


日系メジャー選手の侍ジャパン入りは、現時点では不透明だ。ただ、栗山監督は「そういうことでも、野球ファンの人たちが盛り上がってくれたら」と、大会の特性を踏まえて話した。早々と代表入りを表明する大物メジャーリーガーも多く、アメリカに行って、これまでにない盛り上がりを感じたという。世界最高峰の戦いで頂点に立つべく、最強の布陣を作ることは変わらない。

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