米メディア「FOXスポーツ」のアナリストで、エンゼルスの大谷翔平投手を“溺愛”することで知られるベン・バーランダー氏が19日から来日している。同日は横浜スタジアムを訪れDeNA-広島戦を観戦したが、DeNAの今永昇太投手と会話したことを明かし「日本で最高の選手の1人、最高の投手の1人」と絶賛した。

 自身のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」で来日初日を振り返ったバーランダー氏。今永、京山との3ショット写真の撮影にも成功するなど選手やファンと交流した。

 今永について「試合前に彼とお会いしました。彼は喜んで私のところにあいさつに来てくれました」と話すと、その会話の内容を明かした。

「私は米国で5年間プロ野球選手をしていました。昨日驚いたことの1つが球場が小さいということでした。小さな球場で投げるのがどういうものか、彼(今永)に聞いてみました。彼は即座に『ああ、ここは狭い』と答えました。アメリカだったらみんなホームランを打っているだろう、と。

 同時にこれについても聞かなくてはいけなかった。『メジャーに来てプレーしたいか?』って。彼はヨコハマで7年プレーしています。ゴールはメジャーでプレーすること? と聞いたら『イエス、もちろん。(アメリカに)行きたい。できれば近いうちに』と答えました。