20日夜、モスクワ州のボリシエ・ヴャゼミの付近で乗用車が爆発し、運転手が死亡した。
現地メディアによると乗用車は「プーチンの頭脳」とも呼ばれる政治学者アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダーリャ・ドゥーギンさんが運転していた。この日は乗用車に父親も同乗する予定だったことから、ロシアメディアは今回の爆発を父親を狙った暗殺事件と報じている。
ドゥーギン氏は強固な国家主義者として知られ、著作はウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ侵攻の決断にも影響を与えたとされている。
同氏はロシアのウクライナに対する攻撃的な姿勢に支持を表明しており、2015年にはロシアによるクリミア併合に関与したとしてアメリカ合衆国の制裁を受けた。

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https://www.bbc.com/news/world-europe-62621509